088【近況ダイジェスト】
平成十九年皐月二日
昨日の12:13、旧暦で数えて5回目の新月を迎えました。
早いものです。
旧暦の初春は睦月。 そして仲春の如月、晩春の弥生、初夏の卯月をすぎて、 仲夏の月が皐月です。
いよいよあと6日で、陽の極みである夏至を迎えます。
(夏至=太陽黄経90°=グレゴリオ暦6月22日03:06)
この日に一年でもっとも高いところに昇った太陽は、 次の冬至に向かってその高度をどんどん下げていきます。
地表に映る太陽の影はどんどん長くなっていきます。
夏至〜冬至は、太陽のまわりをぐるりと180°旋回する、 陽極から陰極への”隠遁”の旅です。
夏至までに極まった陽のエネルギーは、 その対極にある冬至で極まる陰のエネルギーに変換されていきます。
そして、冬至までの間に熟成されていく陰の気は、 次の冬至から夏至までの様々な動きの原動力になるでしょう。
そんなことを思いながら、今からすべきこと、準備すべきことを色々考えたりしています。
そのような陰陽の循環と螺旋の運動が、社会や政治に、集合意識や僕自身やひとりひとりの仲間たちにどのような形で影響を与えていくか。そのことを知る為には、同時に、理屈でなく実践に裏打ちされた経験知によって知るしかありません。
自分の中にある感覚や意識の変化を、実際の言葉や行動に変換させながら自分自身を育てていくという行為も同時に必要でしょう。
地球の変化を計り、知る上での僕にとっての究極のサンプルは自分自身です。
自分自身の変化や成長、様々なバイオリズム、自我と真我、男性性と女性性、心のバランス、思考や感情や直感や意識、体、取り入れるもの、放出するもの、差し出すもの、そのひとつひとつを、どこまで微細に観ていけるか、ということを理解と行解によって実践していきたいですね。
以下、簡単に今後のスケジュールをメモしていきます。
ひとつひとつ丁寧に触れたいところですが、まずはダイジェストします。必要なところだけ読んでください。
6月17日:エコライフフェアで「暦と時間のはなし」
※11:30〜@名古屋栄オアシス21
環境省中部地方事務所主催のイベントの中で、当日の司会でもある「環音」「ブログミーツカンパニー」の広田奈津子ちゃんと。
同日:「六ヶ所茶会」@縄文うさぎ(名古屋市大高※JR大高駅から徒歩5分)
mixi告知ページ 縄文うさぎ
16:00〜/19:00〜
会費:1部のみ1000円/通し参加1500円
※2回目の「六ヶ所茶会」です。
お茶を飲みながら、ロッカショにまつわる色々を語り合い理解を深めていく会です。
今後も定期的に継続していきます。
3回目は7月10日@トライバルアーツ(鶴舞線「原」駅徒歩8分)を予定しています。
6月18日:「ホピの予言2004年版」@春日井
※ギャラリーゆんたくで、試写会のような小さな会をします。
「ギャラリーと中国茶ゆんたく」春日井市西山町41013 電話 0568-84-5116
6月20日:暦のワークショップ@山梨県清里
※10:00〜16:00(昼食はもちより)
カトリック教会にて。
この日記をこのタイミングで観て、よし清里に行こうという人はあまりいないと思いますが、そういう方は連絡ください。清里にあるパン屋さんやお茶屋さんにチラシがあるはずです。仙骨調整などのボディーワークをされている久保田rajaさんが主催です。
久保田raja:090-6344-3415
6月22日:夏至のキャンドルナイト@イニュニック(名古屋)
※地下鉄「黒川」駅徒歩5分のアースライブラリィカフェにて
「イニュニック」サイト
18時半にキャンドルに明かりを付け始めます。
19時〜暦のワークショップ夏至編(参加費:食事付き2000円)です。
夏至にまつわる話や太陽と月や火や電気の話などをゆるゆると。
イニュニックのご飯はとてもおいしいです。
6月24日:「六ヶ所村ラプソディー」上映会@和歌山県新宮
※トークします。
「六ヶ所村ラプソディー」上映スケジュール
6月28日:暦のワークショップ@cafe peace(京都/百万遍の交差点からスグ)
「cafe peace」サイト
※19:00〜/参加費:2000円(ドリンク付)
問:エビナ090-1914-0055
旧暦と13の月の暦が中心です。継続して続けているワークなので、参加される方のニーズにあわせて柔軟に対応します。初心者の方、大歓迎です。
6月29日:暦のワークショップ@nap cafe(高蔵寺)
※mixiイベント紹介ページ
「ひと本来のリズムを思い出そう」という会の中でワークショップを行ないます。
暦のワークの前は、シンギングリンを体験しながらお昼寝をするというワークです。その後ご飯を食べてから暦ワークです。そりゃもう、ゆるゆるな会になるでしょうね。nap=昼寝です。
【イベント案内】
『ひと本来のリズムを思い出そう』
一部:タオさんの『シンギング・リン』の楽しい体験会
15:00-17:00
参加費:1000円
持ち物:バスタオル
ココロとカラダの喜ぶ癒しの楽器、
シンギング・リンの響きに身をゆだね、
お昼寝しませんか?
リンの奏でる倍音は身体の深くまで響き共鳴し、
すばらしい音楽が生まれます。
その響(おと)は右脳と左脳、
ココロやカラダのバランスを整えてくれ、
目が覚めると生まれ変わったかのよう。。。
二部:タカの『暦のワークショップ』
18:30-20:30
参加費:1500円
ほんの130年前まで、日本人は月のリズム(旧暦)で暮らしていました。
最近、月を見上げていますか?
私たちのココロとカラダは月の影響を大きく受けています。
旧暦にそった暮らしを心地よさを思い出し、
今の暮らしに取り入れていきましょう。
ちょうどこの日は満月前夜。
日が沈む1時間ぐらい前に東の地平線から月が昇ってきます。
太陽のエネルギーと月のエネルギーを感じ、暮らしていく知恵と方法を学びましょう。
場所 愛知県春日井市高蔵寺町北1−190(駐車場完備)
電話 090−3956−9769(みほみがでます)
営業 土日のみ
11〜20時
Email�napcafe_keito@yahoo.co.jp
Email�mihomi@c.vodafone.co.jp
6月30日:「六ヶ所村ラプソディー」@菊川市、掛川市
「六ヶ所村ラプソディー」上映スケジュール
※2会場でトークをします。
この日をきっかけにして「六ヶ所村ラプソディー」上映会を通じて静岡県内の横のつながりをつないでいこうという話をしています。長期的な展開をイメージしています。
7月1日:暦のワークショップ@浜松
※10:30〜クリエート浜松にて
※19:00〜ベジタリアンカフェ「bejita」にて
です。
午前中の主催は、アルケミラさんなど「13moon play club」さんです。
【イベント案内】
「時間と暦の付き合い方」
この講座では普段あまり意識することのない“時間との付き合い方”を見つめ直すことで自然と調和した生活を送ることを目的としたワークショップ冨田貴史さんを講師に迎え、「カレンダーと時間感覚」「太陽と地球と月の関係」などをテーマに話し合います。希望者は申し込みを。
とき 2007年7月1日(日) 10:30AM〜12:30
ところ クリエート浜松 5F 51会議室
講師 冨田貴史
定員 40名 (要予約)
参加費 1300円
主催 13moon play club 共催 国際楽友クラブ
お申し込み・お問い合わせ
岩崎 053−471−5448 申し込み〆切 6月26日
講師:冨田 貴史(たかふみ)
bejitaの詳細は決まっていませんが、お店はこんな感じです。
bejita
7月2日:暦のワークショップ@大垣市江東地区センター
※19:00〜/会費1000円+会場費を割り勘(いつも500円以内です)
10回以上続けているワークショップです。
「13の月の暦」最後の月のワークです。
この日のテーマは、今年1年を振り返りつつ、来年以降のイメージを「究極で最上な形で」イメージして、ひとりひとりがそれを持ち帰ることです。
7月3日:暦のワークショップ:カネミツ邸(愛知県大野町)
※19時頃〜(主催:micaさん)
今回を1回目として、今後も定期的に開催していく予定です。
七十二候や二十四節気を中心にしたものを計画しています。
7月4日:暦のワークショップ:カネミツ邸(愛知県大野町)
※13時頃〜(主催:micaさん)
前日と同様に。今回を1回目として、今後も定期的に開催していく予定です。13の月の暦が中心になるかもしれませんね。集まった人たちのニーズにあわせて。
7月6日:暦のワークショップ@パルファンアクアルーム(代々木)
※旧暦ダイアリー「旧暦日々是好日」の高月美樹さんとのコラボレートです。
「旧暦日々是好日」
この手帳は、芸術作品と思ってます。使っていると、自分の中に眠っていた自然への感覚がどんどん取り戻されていく感じです。 記憶が再現されていくような感覚です。
当日は、暦の仕組みや「暦とは」といった基本的な話をしたり、各種のカレンダーの具体的な使い方、活かし方についての話を高月さんと対談するような内容を考えています。
【イベント案内】
「時間のワークショップ 〜暦の使い方と活かし方〜」
2007年7月6日(金)午後6時半〜9時半
こよみとは何でしょう。時間とはなんでしょう。
時間の観念を変え、未来を創造するためのワークショップです。
☆第一部は暦の仕組み、旧暦、13の月の暦、ピラミッドカレンダーなど暦との付き合い方の実例、エピソードなどを提案・紹介します。
☆第2部はモンスーンアジア、日本の風土と暮しについて。
参加費/3000円(夕食付) 場所/パルファン・アクアルーム
代々木駅東口駅前、NTTドコモ向い、 渋谷区千駄ヶ谷5-23-6 グランスイート代々木311号室 03-5363-4080(当日のみ)
☆申し込みはwalk-in-beauty@ezweb.ne.jp(冨田貴史)又はinfo@lunaworks.jp迄。
■高月美樹(たかつきみき)■
和文化エディター。LUNAWORKS主宰。女性誌編集を経て、身体感覚を取り戻すためのモノサシを探して旧暦に辿り着く。日本の知恵とこころを伝える和文化ダイアリー「旧暦日々是好日」 を制作・発行。http://ww.lunaworks.jp
7月7日:暦のワークショップ@パンゲア(仙台)
※19時〜(主催:シシャーン&ホタテ)
仙台での初めてのワークショップです。
パンゲアのオーナーがお店を立ち上げようとしている時に、「パンゲア」という言葉についての話をしたことを思い出します。 2003年の3月に、名古屋で仲間たちと「イマジンピースウォーク」という集いを開きました。その時に皆でつけたグループ名がパンゲアです。パンゲアとは、地球上のすべての大地が一つにつながっていた頃の大陸の名前です。 島と島に分かれた今も僕たちはひとつにつながっているという思いがこめられています。 そんな話を仙台でしたのが昨年の冬至の頃。 あれからおよそ180日(約180°)たって、改めてこういった形で訪ねられるのは、とても嬉しいことです。
7月8日:六ヶ所を語る会@パンゲア(仙台)
※13:30〜15:00 / 16:30〜18:00 / 19:30〜21:00
会費:1部のみ1000円/通し参加2000円
進行役をします。主催は同上です。
どの時間からでも参加しやすいような雰囲気の会をイメージしていきましょう。
7月10日:六ヶ所茶会@名古屋(トライバルアーツの予定です)
トライバルアーツ
※名古屋市内で定期的に六茶会続けていきます。
本会は3回目です。ていねいに、着実に、無理なく理解を深めていけるような、落ち着いた会を目指してます。
7月11日:お金の勉強会@モモの家(大阪府吹田)
モモの家
※「続けていくこと」をテーマに始めた勉強会は、今回で9回目になります。最初は3人や5人で続けていた会も、有り難いことにここ3回は20名以上の方に参加頂いています。正解のない勉強会です。情報を共有して、それぞれの意見や考え方、感じ方を共有しあう。そのような時間を皆で創り続けていくことで、何が出来ていくのだろうかと、僕自身その先の顛末をとても楽しみにしています。この日は、前回のディスカッションの中で挙った疑問や問題提起の中から、二つのテーマをピックアップしました。
ひとつは「地域通貨が日本であまり成功していない理由」。
これについてグループディスカッションをします。
そして、「自分の思う豊かさとは」というテーマでひとりひとりの考えや意見を交換する予定です。
どちらも、正解を求めるというよりは、皆の思いを共有することが目的です。正解は創り出そうとせずとも、お互いの意見を認め合い、シェアリングしていく先に自然と浮かび上がってくるものと信じています。自分たち自身の気付きと変化の積み重ねが、ひとつひとつの答になっていくでしょうし、僕たち自身で創り上げていく集い(つながり)そのものが、理想的なコミュニティのあり方や、理想的なお金の回し方という正解を創り出していくでしょう。ゆっくりと、着実に、答を作っていきたいものです。
夕食は、奈良で自然農をしている田淵クン(ぶっちー)が作ってくれます。野菜の直売もあると思います。
7月12日:わたしにつながるいのちのために@姫路
※15:00〜17:00 / 18:30〜20:30
姫路カトリック教会にて。
姫路での「六ヶ所村ラプソディー」上映会を主催された千姫さんの主催による勉強会の2回目です。
「六ヶ所村ラプソディー」を観られた方や観ようと思っている方、原子力、核、そこからつながる諸テーマについて理解を深めていくための勉強会です。
姫路、高砂と続いた「六ヶ所村ラプソディー」上映会の輪はまだまだこの地域で広がっていきそうです。ここで広がった輪を、実のあるものにしていくために、集まり続け学び続けながら輪を太いものにしていけたらと思っています。
7月13日:暦のワークショップ@モモの家(大阪府吹田)
※14:00〜16:00 / 19:00〜21:00
参加費(調整中)1部のみ:1500円(7月11日「お金の勉強会参加者」1300円)
通し参加:2500円(同上2200円)
※参加費の30%まで「モモマネー」使用可
第1部は、旧暦や13の月の暦をベースに基本的な話を。
第2部は、お金とカレンダーのつながりや人間中心の時間感覚と自然中心の時間感覚など、「お金の勉強会」に寄せた内容を考えています。
7月14日:今のロッカショを知ろう@博多(調整中)
※5月28日にノースフェイスで行なった会の続編です。
主催のsilver ringさんと、今後も継続していきたいと話しています。
福岡県の二丈町、長崎県の対馬での核廃棄物最終処分場の話、佐賀県玄海原発のプルサーマル、山口県上関の原発建設計画などなど。ロッカショへの理解を深めることを通じて、地域のまわりにある諸問題に有機的につなげていけるような会を目指しています。
7月15日:暦と時間のワークショップ@博多(調整中)
※今回で4回目です。創始、洗練、変容と来て、熟成の機会です。今までのおさらいを中心にしながら、暦や時間への理解を深め、情報を整理し、腑に落としていくような内容をイメージしています。
7月16日:暦と時間の話@熊本(調整中)
※主催は、チェイシンドラゴンのマユちゃん。
第1回目から54日ぶりの2回目のつどいです。
今回も色々な出展出店を募った楽しい会になるでしょう。
マユちゃんによる手書きのナイスなポスターも楽しみです。
7月17日:六ヶ所村、暦をテーマにしたイベント@Bar音on(ネオン)/長崎県島原
※調整中です。
Bar音on
7月18日:佐賀で何かします。
※打ち合わせ中です。
暦、核、お金、食、色々なテーマでの学び会を定期的にやっていきたいという話をしています。18日、19日、それぞれ何かをやることは決定しましたが、何をするかは未定です。
7月19日:佐賀で何かします。
※同上です。
7月20日:暦のワークショップ:長崎県大村市
※キャンプ場でのワークです。火を囲んで。
水無月七日です。
月は日没の頃に南中し、西に沈んでいきます。
意識をダイレクトに月に向け、今まさに太陽系の中を巡る旅、銀河を巡る旅をしているのだというリアリティを深められるような夜になったらすてきですな。楽器がほしいですな。笛太鼓など。
7月21日:暦のワークショップ:佐世保
※会場、時間未定です。オランダの花やさんのマイちゃん、いくみちゃんなどが主催です。3回目です。今までのおさらいをします。
7月22日:六ヶ所を語る会:佐世保
同日:お金の勉強会:佐世保
※佐世保でも暦のワークを定期的に開いていく予定ですが、その前後の日程で、これからは核やお金、エネルギーなどにまつわる勉強会や上映会を開いていきます。
9月初旬には、遺伝子組み換え食品に関する映画「食の未来」の上映を計画しています。
「食の未来」
7月24日:ひもろぎの里ユースキャンプ(伊勢市)
※子供キャンプで、子供たちが寝る前に「暦のはなし」をします。
halkoさん(桑名晴子さん)からのお誘いです。
7月25日:ベジタリアンレストラン VILLAGE7周年
※おめでとう〜。この日は13の月の暦の時間をはずした日ですね。この一年間で培ったものをギフトとして明け渡す日でもあります。そんなつもりで暦の話をします。
7月26日:暦と時間のワークショップ@神戸
※Modernark pharm cafeにて。
Modernark pharm cafe
※13の月の暦、新年の最初の日です。抜き打ちで書き初めをやります。袴、着物で参加の方(麻ふんどし、浴衣も)は割引とか、そんな感じにしたいです(今のところはひとり言です)
以上、
とりあえず「13の月の暦」の年の節目まで、
二十四節気の「大暑(太陽黄経120°」」まで、
シリウスのヘリアカルライジングぐらいまで、
の日程を挙げました。
8月上旬は本州で活動していますが、その後沖縄に渡ります。
8月18日:土の宿のゆうべ@伊江島(土の宿)
土の宿
※土の宿のスタッフ、きらりんちゃんと話し合ってまつりを開くことになりました。
「六ヶ所村ラプソディー」の上映、 沖縄戦の語り部である北島角子さんによる一人芝居、 ライブ、出店出展のあるおまつりです。
詳しくは追って紹介します。
この来沖の機会を活かして、本島でも「六ラプ」上映したいと思っています(8月26日に宮古島で上映会調整中です)。 暦ワークの出張も可です。
その後、九州をこまかく回って本州に戻ります。
そして秋分を過ぎると、陰陽も逆転です。
小さくて濃い集いを淡々と続けていくような流れをイメージしています。実際にそうなるかは分かりませんが。
それにしても、様々な告知や情報共有が遅れてしまっていて、申し訳なく思っています。それぞれの会の煉り込みや打ち合わせ、予習復習、会の準備などの作業を優先して、告知関係の作業が追いついていないのは正直なところです。
動けば動くほど、学べば学ぶほど、自分自身の仕事やコミュニケーションの質や効率について、どんどん課題が浮かび上がってきます。知れば知るほど、自分の無知を知ります。自分の小ささを知ります。
各方面の先輩方から授かっている学び、知識や知恵や経験、各地で出会い交流している皆さんからもらっている気付き、そのひとつひとつのおかげで何とか活動を続けさせて頂いているということを改めて実感します。
そして、それらを十分に活かせていないということも改めて実感します。
皆さんひとりひとりからのギフトへのお返しは、それらを活かし切る、使い切る、発揮しまくることによって出来ていくのかなとか、そのような形でお返ししたいと思っています。
少し話がそれていきますが、使っているものについては、すべてそうですね。
使っている電気、頂いている食べ物、受け取っている光、エネルギー、愛。すべての恩恵に対して、それを有り難く受け取り活かし切るということ。
例えばエネルギー消費量を減らすという目的を達成することは、我慢するとか節電するという行為だけでは難しいでしょう。
それと同じかそれ以上に大切なことは、電気そのものを感じ切ることだと思います。電気を作ってくれている人たちのことを思い浮かべ感謝することや、自分たちが受け取った電気をどのような事につかっていて、どのようなことに活かしていて、どのようなことに活かしていきたいかという思いに意識的になることが大切だと思います。
そのことが、感謝して節度をもって使うという本質的な意味での「節約」につながっていくのだと思います。
それは、分断や対立や我慢や苦労ではなく、感謝と奉仕などによる本当の意味でのエネルギーとのつながりを生み出すことになるでしょう。そしてその先には、環境破壊や温暖化を防ぐといった様々な課題の次元を、さらにひとつ越えた未来が待っていると思います。「生きる」ということに向かう意識そのものが変容した関係、つながり、共生が待っている気がします。そこを目指したいと思っています。
もちろん、そのようなイメージを描くと、今の自分に出来ていないと思うことばかりですが、だからこそ着実に淡々といきたいと思います。
呼吸のようなイメージで、吐き出して、吸い込んで。
失敗しても、その失敗を受け止めて、また新しいものを吐き出していく。受け取った光を自らの行ないに変換していく。
出来なかったことも、次のひと呼吸では出来るかもしれないし、繰り返してしまったことも、次のひと呼吸でやりなおすことができるかもしれないし。
ひと呼吸ずつすこしずつ、吸い込んだものを光に変換して放出していく、光の呼吸のように人生を歩めたら幸いです。
今日で、僕が地球に生まれてから11350日目になります。
どんなに暦を使いこなしても、あと何万日、何千日、何日間、生きられるかは分かりません。今日が最後かもしれませんよね。常にそのような意識で毎日を生きられたら、その呼吸のひとつひとつはより一層深いものになっていくのでしょう。そうありたいものです。
今日から始まる月の巡りが光と喜びと共にありますように。
平成十九年皐月二日
春分から088日目
拝
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