218【冬へと】
今日は二十四節気の「霜降」。
そして冬への土用(十八日間)の四日目です。
秋から冬へ、五行で言うと金から水へ。季節の変わり目です。
皆さんお体などご自愛くださいませ。
生姜や芋など、根の物を採って体を温めたり、
ゴボウなどは体内の毒出し効果もありますから、どんどん食べて、しっかりお風呂入って、代謝していきましょう。
さて。
僕はただいま九州にいます。
10月21日には、
佐賀県唐津市の市議会議員である三浦正之君と博多での六ヶ所村ラプソディー上映会で対談させていただきました。
玄海原発を受け入れた玄海町と、唐津市をはじめとする原発周辺に暮らす人々の生活と歴史の一端を直接聴くことが出来た有意義な機会でした。
六ヶ所村で作り出されるプルトニウムをウランと混ぜて作るMOX燃料を使ったプルサーマルを受け入れようとしている玄海原発。
今唐津市では、
三浦君らを中心に「プルサーマル計画の是非について住民投票を実施することを求める請願署名」を集めています。
署名用紙は、以下に問い合わせて入手してください。
ご協力お願いします。
「プルサーマルは住民投票で決めよう!唐津市民の会」
問い合わせ:0955-75-4024(進藤)/0955-73-0919(成富)
六ヶ所村の再処理工場と、玄海原発のつながり。
それら核施設と私達の生活のつながり。
私たちが日常の生活の中で何をどう変えていくことができるのか。
その辺りの理解を深めていくためのつどいを、
三浦君にも協力してもらってすすめていきますのでよろしくお願いします。
三浦正之:http://www.geocities.jp/mmmpost/top.html
原子力資料情報室:http://cnic.jp/modules/news/index.php?storytopic=19
具体的には、九州ではこのような勉強会を計画しています。
12月3日(月)19時~
ろっかしょ茶話会@アルカス佐世保B会議室
参加費:800円
問い合わせ:船越090-2518-8650
12月5日(水)19時~
エネルギーとお金をかんがえる集い@佐賀
参加費:1000円以内
問い合わせ:冨田080-6947-2491
※おそらく佐賀市の光福寺にて。(変更あり)
2月16日(土)
六ヶ所を語る会@博多
※会場など調整中です。
2月24日(日)
プルサーマル勉強会@佐世保
※会場など調整中です。
ゲストに唐津市議会の三浦君を招きます。
今年中に、玄海町と唐津市を訪ねてゆっくり交流してきます。
また、今日は諫早のトルガカフェで六ヶ所村ラプソディー上映会です。
12月1日(土)には、長崎原爆資料館ホールで同映画を上映します。
第1回
開場:14時
開演:14時半
第2回
開場:18時
開演:18時半
※上映後に冨田貴史トーク30分
料金:
大人 前売り1000円 当日1200円
大学生 前売り500円 当日600円
高校生以下 無料
問い合わせ:
電話:090-8751-5162(鈴田)
E-MAIL:shige-kawahara@msd.biglobe.ne.jp(川原)
原発と原爆が別物でなく密接に結びついたもの。
それぞれのヒバクをつなぎ、ヒロシマナガサキの被災者と原発現地の人々の思いを理解することが、平和構築をリアルなものとしていくステップになるでしょう。
長崎のヒバク、
長崎県の上五島や対馬で検討されている高レベル放射性廃棄物最終処分場の誘致への動き、
佐世保の米軍基地への原子力空母の寄港、
佐賀のプルサーマル、
などを包括的に理解していくステップを作っていきたいですね。
九州では今後も六ヶ所村ラプソディーの上映会を希望する声が相次いでいます。
僕も出来る範囲で上映会や勉強会を企画していきます。
(体はひとつなので限度はありますが、、)
最新情報はオフィシャルサイトのスケジュールでご確認ください。
六ヶ所村ラプソディーオフィシャルサイト:http://www.rokkasho-rhapsody.com/
11月2日からは関西で、六ヶ所村ラプソディー連続上映会が行われます。
今のところ9箇所決定。
僕自身はその直前に、盛岡、八戸、十和田、六ヶ所を訪ねてきます。
現地の人たちが、全国の僕達に何を望んでいるのか、どんな思いで今を過ごしているのか、みなで共有したいと思います。
上映ツアーの詳細は、以前書いた記事を参照ください。
さて。
今現在、新しく原発を作ろうという動きがいくつかの地域で起っています。
その中でも、20年以上に渡って反対運動が続いている山口県上関町の祝島。
この祝島と、上関と隣接する光市で六ヶ所村ラプソディーの上映が決まりました。
11月22日 祝島(時間など調整中)
11月23日 光市(詳細は映画オフィシャルサイト参照)
僕と鎌仲ひとみ監督も来場し、トークを行います。
そして鎌仲監督が山口を離れた後の11月24日には、
光市内の「マナマナ」というお店で、シンガーのヒカリと共催でトーク&ライブイベントを行います。
祝島については以下のサイトを参照ください。
祝島市場ホームページ:http://www5d.biglobe.ne.jp/~jf-iwai/
12月には沖縄を訪ねてきます。
12月14日
琉球大学で公開授業をしてきます。
12時50分~14時20分
政策科学・国際関係論専攻課程助教授の阿部小涼さんからのご縁です。
内容としては、
上映会やワークショップ、勉強会などを通じた平和活動の効果と意義について。
思考停止を促すマスメディアへの依存から脱却する方法について。
などを具体的な報告を中心に話していきます。
この日の夕方からは、より踏み込んだ話をしたい方々を対象にした集いを計画しています。
12月15日(土)
六ヶ所村ラプソディー上映会@柏屋
那覇市内のゲストハウス柏屋の1階で上映会を実施します。
おそらく19時半頃から。
12月16日(日)
六ヶ所村ラプソディー上映会@名護
会場、時間など調整中。
yoshiko&masahaさんによるライブもあります。
両日の上映会で、沖縄本島の東村高江で行われようとしている米軍ヘリパッド建設の現状報告もします。
六ヶ所と高江、それぞれで行われていることの根底はつながっています。
地元の孤立、意図的に作り出された対立、情報の分断、政府と政治と経済と軍需という巨大な圧力に飲み込まれていく小さな小さなコミュ二ティの姿がそこにあります。
来沖中の空いている時間は、辺野古か高江にいます。
高江の現状については、以下のサイトをご覧ください。
やんばる東村高江の現状:http://takae.ti-da.net/
昨日の長崎県大村での暦のワークショップでも、高江の現状を話しましたが、今後も各地で情報共有をしていきたいと思います。各地のヤーマンな仲間達、受け入れよろしくお願いします。旧正月は高江で過ごそうかな。
1月27日(日)は、日本でもっとも原発が密集する福井県若狭湾に位置する小浜市にて、六ヶ所村ラプソディーを上映してきます。前後数日かけて色々な人たちの話を聞いてきます。その声を各地に届けます。
沖縄、六ヶ所、若狭、上関、広島、長崎、、、、
すべてはひとつにつながっています。
そのことをリアルに実感しあえる日が来るまで、僕はこの旅を続けるでしょう。そのことをようやく受け入れつつある今日この頃。
なぜ5年前、奥田民生やパフィーのツアーマネージャーをしていたのか。
今こうやって旅を続けていく、そのための下積みだったんだなと実感しています。
私たちが、土地とつながり自然とつながり、喜びと感謝と共に暮らしていける未来をみなで作っていきましょう。
そのために出来る一人分を、僕も続けて生きます。
それぞれの現地に暮らす人たちの心に触れるたびに、胸が痛み、心が動揺し、悲しみや怒りがこみ上げてくることもあります。現地を思い出すたびに、心が騒ぎます。
知らなきゃよかったと思うこともありますが、その思いを覆いつくしてあまりあるぐらい、知ってよかったという想いがまさっています。
私が生きているこの世界を知り、わたしにつながる仲間の思いを知ることが、リアルに生きることにつながるし、私の歩む一歩が、彼らと寄り添うものであればと願います。
すべての存在が平和でありますように。
all my relations.
拝
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