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2007年12月14日 (金)

269【来沖早々】

「映画上映会という平和運動」というテーマで、琉球大学の法文学部で公開授業をさせて頂いた。
専門学校の講師だった時を思い出した。
どんな話をしたかは、また機会があれば書きますね。
ちょっとだけメモを羅列すると、、、。

電通や共同通信によって牛耳られ一方的な情報しか行き渡らないマスメディアの限界。
既存のメディアに頼らない、オルタナティブな情報交換ツールとしての自主上映会。
答を与えられる事に慣れ切って思考停止している多くの国民の姿。
自主上映会を開くことで、市民が伝え手になり、表現力、コミュニケーション力を育てていく。
僕たちは、受け身ではない成熟した市民になる必要がある。

上映会を開くという共同作業が、人間関係の活性化、セクト的だった活動同士が交流を取り戻す。
世代間のつながりも新しく生まれつつある。
誰かえらい人の言っていることを一方的に受け入れるのではなく、
日常を過ごしている地域の中の上映会や勉強会やワークショップでの対話や恊働を通じて、
「自分」で答を見つけ出したり、作り出したりしてくことの大切さ。
大切なのは、個人の自立、コミュニティの自立、コミュニケーションの自立。

3時間弱の睡眠時間の後の2時間半のフライトの直後だったので時差ぼけのような状態のまま話をしたが、
話す事で頭の中が整理され、目が覚めてきた。

授業が終わるやいなや、明後日のイベントの打ち合わせ。
高江の現状、辺野古の現状についての情報交換。
前回来沖したときが、ちょうど辺野古への基地移設に関する環境アセスの一般閲覧の期間で、
僕も那覇防衛施設局を訪ねて閲覧させてもらった。
今日は、そのアセスについての県の審議会が行なわれる日だった。
http://okinawaforum.org/disagreeblog/2007/12/post_40.html#more
今まさに審議が行なわれている。

やっと沖縄時間にチューニングがあってきた。
沖縄で何が起こっているのか、その情報は全くと言っていいほど内地に伝わって来ない。
こわいことだ。麻痺していく。
辺野古や高江に関心を持っている人でも、リアルタイムの空気感を掴んでいる人は少ないだろう。

こうやって現実について会話を交わさないと、リアリティは湧いて来ない。
話す事は、本当に大切なことだ。
そうだ、沖縄に来たのだ。
やっと実感が湧いてきた。

さて。
打ち合わせの中で明後日の集いに、北島幸三さんという中学校の先生をお招きすることが決まった。
北島さんは、「ヘリパッドと原発のまやかし」というタイトルで07年7月8日の琉球新報に寄稿されている。

発電中に二酸化炭素を出さないということだけを取り上げて「環境のためには原発」と訴える政府の方針に、真っ向からnoと言っている。
北島さんは37歳。
明後日の第二部の冒頭で観てもらう「やんばるからのメッセージ」という映像を作っている比嘉マーティも30台。

骨のある同世代との交流は非常に刺激的でありがたい。
こういった交流が、旅を続ける集中力を保たせてくれている。

いよいよ沖縄での4日間が始まった。
今日はこれから琉球大学で「六ヶ所村ラプソディー」上映会だ。
どのようなやりとりが生まれるか、今から楽しみです。

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