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2008年9月20日 (土)

上関町議の決断

昨日行われた山口県上関町議会で、上関原発の建設予定地の埋め立てを承認する議案が可決されました。

9:4の多数決で。

この日、ビデオカメラを持って取材に来ていた鎌仲ひとみさんが、退出を命じられた。
議会が始まる5分前にだ。
情報公開を拒否するという意志表示とも受け取れる。

理由を告げずに議長命令で締め出されたそうだが、「記者クラブに入っていない」ということも理由の一つであるようなことを言っていた。

詳しくはまた聞いておきます。

「傍聴はできなくても議場の廊下で聞くならいいでしょう」
とお願いをした祝島島民達も、だれひとり入れてもらうことはできなかったそうだ。

密室の中で、事が進んでいく。

今までもずっと全国の原発建設は、このような方法論で進んできたのでしょうか。

この日の様子を、2人のブログから紹介させていただきます。

また、各マスメディアがどう取り上げたかも、以下に挙げておきます。

特に山口放送は、映像もネットにあげています。

ぜひご覧ください。


街森研究所「上関町の小部屋で多数決される」

氏本農園・祝島だより「暴挙」

■山口放送(KRY) http://kry.co.jp/index.html ■

上関原発計画に関する海の埋め立てを承認する議案が19日、上関町議会で賛成多数で可決された。役場周辺では朝から原発計画に反対する祝島の島民らが抗議の声をあげ、議場も一時混乱した。上関町役場に傍聴席を求めて並んだのは251人。上関町役場の周りには
職員や警察が異例の警備体制が敷き、警戒にあたった。原発計画に反対する祝島の島民たちは役場外で座り込みを行った。上関原発計画を進める中国電力はことし6月、原発施設の敷地造成のため予定地沖の海14万平方メートルの埋め立てを県に申請した。県は今月2日、地元上関町に意見を求め、柏原上関町長はこれに「異議はない」として埋め立てを承認する議案を提案した。本会議は役場2階の議場で午後1時半から始まった。役場一階では傍聴できない島民たちが「審議を聞かせてほしい」と訴え、職員との間で激しい押し問答があった。本会議が始まって、およそ3時間半後の午後4時53分、山谷議長が質疑を打ち切り、埋め立て承認議案の採決が行われた。結局、賛成多数で埋め立て承認議案は可決された。採決の後、原発計画に反対する祝島の島民らが町役場を取り囲んで「原発で事故が起きたら誰が責任をとるのか」などと声を上げ、抗議した。議会の議決を得たことで柏原町長は、近く県に、埋め立てを承認する意見を提出することにしている。 [ 2008年9月19日 山口放送]
【映像】山口放送(KRY)ニュース
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■テレビ山口(TYS) http://www.tys.co.jp/ ■
上関原子力発電所の用地造成のための埋立てについて同意する議案が上関町議会で可決されました。上関町長の意見として県に回答することになり埋立て免許に一歩前進しました。上関町議会では埋め立てに関する議案が採決される本会議の1時間前から傍聴希望者を受け付けました。傍聴券を求めて並んだ251人は20の傍聴席を引き当てようと抽選に臨みました。中国電力は原発の用地造成のためおよそ14万平方メートルの埋立てを県に申請しました。県から地元としての意見を求められた上関町では異議なしとする議案を今回の議会に提案していました。町議会の本会議では反対派の議員が町長意見を留保するよう求める動議を出しました。しかし、議長が動議の採決に入ろうとしたため、傍聴席の反対派から怒号がとび騒然とした状態になりました。また役場の外では傍聴できない反対派が中にいれるようもとめて役場の職員ともみあいになりました。反対派住民の怒号で騒然とするなかで採決に入ります。採決の結果、賛成9反対4で可決されました。上関町は、近く県に対し埋立てに異議なしという意見を回答するとしています。この意見を参考に県では埋立てを許可するかどうかを判断しますが、最終的には許可するものと見られます。[ 2008年9月19日 テレビ山口]
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上関原発計画の公有水面の埋立免許で県から意見を求められていた上関町は町議会で原発建設予定地の海の埋め立てに同意する議案を可決しました。上関原発計画では中国電力が6月、建設予定地周辺の海など14万平方メートルを埋め立てる「公有水面埋立免許願書」を県に提出しました。審査を進める県は法律に沿って上関町長に意見を照会しています。建設に反対する町議は建設予定地近くの祝島の島民の同意を得るまで町長の意見を県に提出しないよう求めていて、議会でも動議を提出し採決を見送るよう求めました。賛成8、反対4の賛成多数で埋め立てに同意する議案は可決されました。地元の上関議会が埋め立てに同意する議案を可決したことで、次は県が埋め立てを許可するかどうかが焦点となります。 [ 2008年9月19日 山口朝日放送]

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■NHK山口放送局 http://www.nhk.or.jp/yamaguchi/ ■

山口県上関町の原子力発電所の建設計画をめぐり中国電力が予定地周辺海域の埋め立て許可を山口県に求めていることについて、上関町の町議会は、「埋め立てに異議はない」として同意する議案を可決しました。上関町の原子力発電所の建設計画をめぐって、中国電力がことし6月、山口県知事に対して、予定地周辺の海、およそ14万平方メートルを埋め立てる許可を求め、知事は地元、上関町の意見を求めていました。これについて、上関町の柏原町長は今月16日に開かれた町議会で、中国電力による埋め立ての許可申請について「異議がない」と述べて、同意する考えを示し、議会の議決を求める議案を提案ました。19日開かれた町議会の本会議でこの議案の賛成と反対の立場からの討論と採決が行われました。原発反対派の議員からは「貴重な生物のいる予定地周辺の埋め立ては認められない」とか、「漁業補償に関する最高裁判所の判決が出る前に同意すべきではない。埋め立てによって問題が発生したら誰が責任を取るのか」などといった意見が出されましたが、採決の結果、賛成8人、反対4人の賛成多数で可決されました。[ 2008年9月20日 NHK山口放送局]

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■朝日新聞 http://mytown.asahi.com/yamaguchi/ ■

計画から27年目を迎える中国電力の上関原発計画が着工に向け、動き出した。同社の県に対する公有水面埋め立て許可申請を巡り、上関町議会が19日可決した許可に異議のない町長意見に賛成する判断。推進派の住民が安堵(あんど)の表情を見せる一方、反対派は「最後まで抵抗する」と語気を強めた。 議会では柏原重海町長が「過疎高齢化が進む町を再生するには原発立地による交付金でまちづくりを」と埋め立てに異議がない立場を説明した。だが、岩木基展議員らが「祝島の漁民らの操業の権利を求めた訴訟が最高裁で係争中。認めれば財産権侵害に加担することになる」と議決留保を求めた。さらに清水敏保議員らも「祝島住民の意見を町長意見に反映させるべきだ」と動議を出したが、いずれも否決された。採決前には推進の立場から3人が賛成討論、反対派から4人が反対を訴えた。祝島の山戸貞夫議員は「原発ができる前に埋め立てが始まれば島の暮らしはだめになるという危機感がある。一部地域を犠牲にしたまちづくりに将来はない」と反対意見を表明。一方の推進派は「一日も早く、原発の財源でまちづくりをしなければいけない」(加納簾香議員)、「財政を強固にしないと町の将来が危ぶまれる」(西哲夫議員)、「埋め立てに賛成した上関や四代などの漁協の熱い思いを大事にしたい」(右田勝議員)などと賛成の理由を述べた。2時間余りの審議は結局、8対4で結論が出た。柏原町長は議会終了後、「祝島の方々の思いは理解しているつもりだが亀裂の大きさを感じた。法的な手続きに従い県に意見を伝えるが、(祝島の)気持ちはなんらかの形で伝えたい」と話した。閉会後、山戸町議は祝島の漁協関係者ら74人が近く二井知事を相手取り、公有水面埋め立て免許の差し止めを求める仮処分申請を山口地裁にすることを明らかにした。庁舎外で採決の行方を案じていた祝島の漁師、金田実雄さん(86)は「最後まで抵抗する。あんな怖いものができても島には逃げるところはない」と肩を落とした。 一方、推進派は喜びをかみしめた。上関町まちづくり連絡協議会の井上勝美事務局長は「原発誘致運動から27年間、長かった。まちづくりには財源が必要。やっと入り口に立たせてもらった」と笑顔を見せた。また、中電上関調査事務所の桜井正治広報部長は「町民の多くが原発建設に期待していることが確認された。一日も早く着工できるよう努力し、地域との共存共栄に取り組みたい」と話した。 [ 2008年9月20日 朝日新聞]

<朝日新聞へのご意見・お問い合わせ>
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■読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/ ■

上関原発の建設予定地の公有水面埋め立てについて、同意する柏原重海町長の意見書を可決した19日の上関町議会。議場の傍聴席や町役場には、多数の町民らが押し掛け、計画推進、反対両派の議員による討論が展開された。(小園雅寛、大脇知子)討論では、反対派議員が「(建設予定地に近い)祝島などの少数派が、多数派の利益の犠牲になるのは間違っている」と主張。推進派議員は「町は高齢化が進み、これ以上衰退しないために、原電による財源確保が必要」と強調した。この後、採決が行われ、賛成8、反対4で可決された。閉会後、柏原町長は「祝島の人たちの気持ちは分かるが、法的手続きと心情とは別。これからも誠意を持って臨みたい」と述べた。賛成した議員は「ノーコメント」などと多くを語らず、町役場を後にした。一方、反対した山戸貞夫議員は「町長は推進理由を明確にせず、説明責任を果たしていない。反対の取り組みを強めたい」と語り、知事を相手取って、埋め立て許可差し止めを求める仮処分の申請を行う方針を明らかにした。開会前から住民らが次々と町役場を訪れ、20席の議会傍聴席を求めて約250人が列を作った。本会議が終わると、反対派住民らが議員控室前に一時座り込み、「埋め立て絶対反対」とシュプレヒコールを上げた。「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の山根善夫さん(58)は「埋め立てをされたら、漁業は成り立たない。町も、県も、国もそれが分かっているのか」と訴えた。[ 2008年9月20日 読売新聞]

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■中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/News/index.html ■

山口県上関町議会は19日の本会議で、中国電力が上関原発建設のため県に申請した公有水面埋め立てに同意する柏原重海町長の意見案を、賛成多数で可決した。柏原町長は近く県に同意を回答する。県が埋め立ての適否を判断する重要事項の一つが整った。中電によると、埋め立て予定地は同町長島沖の約14万平方メートル。申請を受けて県が2日、柏原町長に意見を照会。回答には町議会の議決が必要だった。本会議では「埋め立てが始まれば祝島の漁業は終わり」「多くの町民が原発財源による町の活性化を望んでいる」など賛否が交錯した。起立採決の結果は賛成8、反対4だった。[ 2008年9月20日 中国新聞]

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  メールアドレス   dokusha@chugoku-np.co.jp (読者広報センター)
■山口新聞 http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/ ■

上関町議会は十九日、最終本会議を開き、県から意見照会のあった上関原発用地造成のための海面埋め立て申請に関して、柏原重海町長が「異議なし」と提案した海面埋め立て同意議案を賛成多数で可決した。原発反対の祝島住民ら約百五十人が町役場周辺に詰めかけ、「祝島島民を見捨てるのか」などと気勢を上げた。柏原町長はこの埋め立て同意を近く、県に答申する予定。中国電力は六月、原発用地造成のため県に同町田ノ浦沖の海面約十四万平方の埋め立て申請を提出。二井県知事から意見を求められていた柏原町長は「過疎高齢化の進む町の将来を考えた場合、一日も早い原発による町づくりが求められる」として、埋め立て同意議案を提案していた。議会では埋め立て同意議案の質疑で、反対派議員が「埋め立てで被害が起きた場合はだれか責任をとるのか」「最高裁判決が下りる前に埋め立てすれば、どんな判決内容であれ後戻りはできないのではないか」と質問。柏原町長は「責任をとるのは町、県、中電の三者だ」「判決が出た段階で対応したい」と答えた。採決の結果、賛成八、反対四で可決された。[ 2008年9月20日 山口新聞]

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■西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/ ■

「埋め立ては認められない」「漁場での生活をどうするんだ」‐。上関町議会は19日、最終本会議を開き、中国電力が上関原発建設のため県に申請していた公有水面埋め立てに同意する議案を賛成多数で可決した。反対派議員の怒号が飛び交い、反対派市民約250人が町役場を取り囲む中、同意案は、賛成8反対4で可決された。議会で柏原重海町長は「海面埋め立ての直近の権利者は旧四代、上関両漁協で、両漁協が同意を表明し、祝島島民の意思を無視しているわけではない。苦渋の同意選択だ」と強調。原発賛成の議員は「まちおこしに原発建設は不可欠。埋め立て同意の意見を早急に提出すべき」とエールを送った。これに対し、原発反対派の議員は「埋め立て予定海域は祝島の重要な漁場。島民の同意が絶対条件」。また、予定海域が最高裁で漁業補償契約の無効確認訴訟中であることに触れ、「判決次第では祝島漁民の財産権侵害となる」と、県への埋め立て同意の意見書提出の延期を求めた。議案が可決されたことについて、反対派の山戸貞夫議員は「埋め立てが始まると、漁場に大きな影響が出る。埋め立て取り消しを求める仮処分申請に踏み切りたい」と怒りをあらわにしていた。上関原発計画をめぐっては、中電が建設用地造成のため6月、県に海面約14万平方メートルを埋め立てる公有水面埋め立て免許を申請。県は、上関町や利害関係者の意見を踏まえて審査し、許可、不許可の判断を下す。[ 2008年9月20日 西日本新聞]

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コメント

うーんすごい決断、、

投稿: 内定取り消しTOT | 2009年1月24日 (土) 17時38分

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