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2008年9月12日 (金)

映像ばかりですが・・

今日から山水人に入ります。
山水人

今日はアイリーン・美緒子・スミスさんとのトークと、「六ヶ所村ラプソディー」上映、「六ヶ所村通信no.4」上映。

16時~24時まで、の濃いスケジュール。
まつりならでは。

僕は、脱原発への道は、広く、みんなで話し合わないと見えてこないと思っている。

ひとりの智恵人のおかげで解決する、ってことではないよね。

議論が必要だ。

議論と、実践。
実践のレポート交換と、さらなる議論。

市民ロビイストの関義友さんが言っていた。

議論とは、「自分には変わる準備があります。あなたと語らうことで、私は変わるかもしれない。」
という開かれたスタンスで語らうことだ。

と。
相手を変えようとするだけでなく、共に変わっていこうという姿勢。

僕は自分の周りに殻を作ってしまいがちなところがある。
それを変えていくことをしたいと、今心から思っている。
開かれた心で、開かれた議論をしたい。

だから、今回のように、泊まり込んでじっくり顔を見合せて、一緒に飯食ったり遊んだりもしながら、語らうということは、本当に尊い機会だ。

さて。

明日は、「核のはなし」というテーマで話す時間をいただいている。

核開発と原子力開発は一緒だ、ということを、丁寧に話したい。

そのあと、地球温暖化と原子力というテーマで対談もある。

明後日は、13時ごろから暦の話をします。

太陽見ながら。

月も満月間近で観測しやすいし、醜聞間近なので、太陽の昇る位置沈む位置から方角も割り出しやすい。

具体的な日月みながらやります。


でもって、昨日は徹夜してしまった。

準備が間に合わず。

出発すると、携帯も圏外になるのです。
連絡やりとりや、先延ばしにしてはまずい作業をやってたら、こうなってしまった。

で、このブログ書きもその一環。

どうしても今シェアしたいことを、乱文ご免で書いてます。

ここからが本題。


9月10日、山口県庁に行ってきました。

祝島島民が、50名ほどで山口県庁を訪れました。

祝島沖3.5キロの対岸である田ノ浦に上関原発予定地があり、
中国電力はその土地の埋め立て申請を県に提出しています。

埋め立てをやめてほしい、という署名を知事に直接渡すために訪れました。

しかし、知事は面会拒否。

さらに、知事室に行かせまいという県職員達は、
「なぜ会ってくれないんだ」という問いかけに終始無言。

西田さんという職員さんが唯一、返事をしようとしてくれていましたが、
どの言葉も言わされているだけの、生きていない言葉だと思った。

「知事は、上関町で決められたことを尊重します」
の一点張り。

僕はずっとカメラを回していたので、メモも取っていないし、一部始終をもう一度見直さないと、正確な言葉は思い出せない。感情的にもなっていたし。

とにかく、彼らはロボットのようだった。

30人以上の職員が、5時間以上、立ちふさがっていた。

「知事はいるのか。」

という質問にも
「分からない」と、ひとこと。

「誰がわかるの?」

「・・・・」

「秘書はいないの?」

「・・・」

終始こんな調子だ。

なぜ隠す?

誰が隠している?

誰が指示している?

「原発に賛成するものの声は聞くが、反対する者の声は聞かない。それが県のスタンスか。」と島民がつぶやく。

その通りだ。このやりかたは絶対におかしい。

おかしい、ということを認識している職員が、いったいどれだけいただろう。

仕事だから立っていた、という職員がほとんどではないか。

彼らは昼食も抜きで、立ちっぱなしだったよ。

ひどいぜ。

島民の人たちが「無理に知事室に押し掛けるようなことはしないから、交替でご飯食べてきな。」
と言っても、無言で立っていた。
トイレくらいは行ったのだろうか。

でも、立ちっぱなしだったね。
下向いて。

なんだろう、そこに、意志のようなものは感じられなかった。

僕たちは彼らを責めているわけではない。

この仕組みをおかしいと言っている。

だっておかしいぜ。

誰だよ、彼らに、体を張って知事室を守れと指示したのは。

知事本人か?

そんな仕事のさせ方でいいの?

「お前らそこでずっと黙って立ってろ」とでも言うのか。

挙句知事は、11時過ぎに外出したらしい。

僕らに一言も告げずに。

伝言くらい出来ただろう。

それもしなかった。

祝島島民と、前日まで続いたピースウォークのメンバーは、15時頃に県庁を後にした。

悔しかった。

が、希望もある。

島民の会代表の山戸さんも言っていた。

今までの祝島の運動に、新しい人達の運動が、新しい連帯を生み出している、と。

ピースウォークのらんぼうは、県庁から札幌のメーリングリストやミクシィに
「今県庁でこんなことが起こっている。なんで知事は会ってくれないのか。会ってほしい。」
と秘書室に電話してほしい、と呼びかけた。

秘書室には電話が殺到したと聞いた。

そして10日以降、いろいろなところで、みなが、現地の様子をレポートしている。

もう、隠して進めることはできないよ。

祝島の人たちは言った。「私たちは生活をかけている。」と。

その「生活」の意味を、県職員たちは分かっているのか、と、改めて思った。

もちろん、僕たちも含めて、だ。

僕たちは、電車に乗って帰ってきたら、上関原発のことを忘れることもできる。

でも島の人たちは、いつも生活の場の中で、少なくとも視野の中で、上関原発がはっきりとした存在感で立たずんでいる。

彼らの生活。海と、風と、空と、家族と、静けさと、豊かさと。

その中に、騙されたり、苦しめられたり、孤立させられたりしてきた記憶が入り込んでいる。

しかも現在進行形で。27年間もの間それが続いている。

そんなやり方で、日本は全国に原発を作ってきた。

いい加減、終りにしようぜ。

そんなやりかた、誰のことも幸せにはしない。


島民を乗せたバスを見送るのが切なかった。

どんな思いで彼らは島へ帰ったのか。

どんな思いで、彼らはこれからも原発予定地を見つめながら暮らすのか。

それが、どれだけの間続いたのか。

そして、そのことを分かってくれる人が、今までどれだけいたのか。


以下、いくつかの映像を紹介します。


1、9月10日のニュース映像。

よかったら、見て、感想を局に送ってください。

KRYニュース


2、昨年から祝島を訪ねて撮影した映像

祝島通信と名付けて、編集・公開していきます。

通信01は前回紹介しました。

昨日、02、03、04を作りました。

祝島通信02

祝島通信03

祝島通信04

元原発労働者の磯辺一男さん、
氏本農園の氏本長一さん、
上関原発を建てさせない祝島島民の会・代表の山戸貞夫さん息子の山戸孝君の声を中心にまとめました。

今後も、編集を続けます。


3、北海道の映像

この間、北海道のHBCで、原発に関する報道がありました。

今年の五月に北海道泊村の原発PRセンター「とまりん館」を訪ねました。

そこでで「本物のウランペレットです」といって、ペレット状の物質を手渡されました。

この件について、HBCがニュースで報道を行いました。

ちなみに番組の中で流れる「見学者が撮影したビデオ」は僕が撮ったものです。

8月20日 HBCニュース

9月3日 HBCニュース

どんな圧力がかかる中での報道かは分かりませんが、勇気ある行動だと思います。

感謝と敬意を送りつつ、さらに率直な意見・感想を届けたいです。

このような報道を続けてもらうためにも、また、報道の内容をより具体的で踏み込んだものにしてもらうためにも、
感想を届けることは力になるでしょう。

以上、立て続けでしたが、報告でした。

では行ってきます。


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