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2009年9月の112件の記事

2009年9月30日 (水)

【祝島ステッカー&祝島レター】~自然と共に自立していきる~

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  自然と共に 自立して いきる
                        
  「瀬戸内のすごくいい場所に原発が建つらしい。

  そしてそのすぐ近くに人口わずか500人あまりの島があり、島民の方が30年近く反対している」

  と聞いて” どんな所なんだろう?” と思って行ってみた。

  山口県熊毛郡上関町祝島。

  祝島の集落からわずか4キロ対岸の上関町田ノ浦に原発予定地はある。

  漁業が島の生活を支えている。農薬に頼らないびわの生産が大きな収入源になっている。

  そして、スナメリやカンムリウミスズメなど多くの貴重な生き物が周辺で暮らす。

  何よりも素朴な日常がそこにあった。

  島民の方はお金で島は売らない!自然と共に心豊かに暮らす道を選択した。

  祝島を取り巻く今を知ってください。

  ACTION

  ONE ROOTS

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

以上、長野県伊那市在住のシンガーソングライターえびはらよしえさんが作ったステッカーの裏面に書かれたメッセージです。
ステッカー売上の収益は、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」へのカンパになります。
ご購入を希望される方は、「Yoshie.Ebihara ホームページ」の「お問い合わせコーナー」からお願いします。
                    

                         【ステッカー表面】
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                         【ステッカー裏面】
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また、以下は、よしえさんが作った「祝島レター」です。

やわらかな表現がすてきです。

以下のリンクからダウンロードしてご活用ください。


 「祝島レター」をダウンロード


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【上関デジブック】広がるワッカ~続々と集まる布メッセージ1、2~

続いて、9月26日までに田名埠頭に集まったすべての布メッセージの写真紹介です。

以下、ブログ『上関デジブック』から。

【広がるワッカ~『続々集まる布メッセージ』編~その1】
一枚一枚丁寧にかかげられた布メッセージの写真171枚のうちの、85枚の写真をデジブックにしました。
撮影:藤本直洋
撮影日:2009年9月26日
ソースはhttp://picasaweb.google.co.jp/nuclear.trick/NkdKPB# にあります。

【広がるワッカ~『続々集まる布メッセージ』編~その2】
その1に続く、布メッセージの写真85枚の写真をデジブックにしました。
撮影:藤本直洋
撮影日:2009年9月26日
ソースは http://picasaweb.google.co.jp/nuclear.trick/NkdKPB# にあります。

※すべての写真は転載・転用自由です(撮影者・投稿者に確認済み)。
 ご活用ください。

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【田名埠頭レポート】9月30日・8時41分更新

【7:23 原康司・虹のカヤック隊】
漁船20隻、カヤック10隻が海に浮かんでいます。
日中は雨の予報。
ですがみんな元気です。
カヤック隊にも今日から四国、沖縄から仲間が加わりました。
地元の輪も広がっています。
祝島の漁師さんは舟の手入れをしています。
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【7:35 原康司・虹のカヤック隊】
県庁申し入れの祝島からのバスも立ち寄ってくれました。
ほら貝で迎えます。
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【YOUTUBE】玄海プルサーマル計画について(アイリーン・美緒子・スミス)

9月27日、上関原発の阻止行動の合間を縫って、
グリーン・アクションのアイリーン・美緒子・スミスさんをインタビューしました。

テーマは「玄海原発プルサーマル計画について」です。

現在定期点検中の玄海原発では、早ければ10月上旬にもMOX燃料が装荷されようとしています。

プルトニウム爆弾が落とされた長崎のすぐそばで、
世界でも例を見ないほどの高濃度のプルトニウムを使って、
世界中の国々がプルトニウム利用をやめようとしている今、始められようとしています。

しかも、このプルサーマル計画で使われるMOX燃料は、使い終わった後の処理方法の検討すらされていません。

おいおい、それはちょっと待ってくれよ、という声が高まっていますが、なかなかその声が届きません。

今回のインタビューでは、
日本のエネルギー政策の問題点、
世界で行われてきたプルトニウム利用のこれまでとこれから、
プルサーマル計画の危険性、
プルサーマルをやめる事の意義、
などについて、ざっくばらんに語って頂きました。

続編も、後日掲載します。

もちろん転送・転載、歓迎です。

【YOUTUBE】玄海原発プルサーマル計画について(アイリーン・美緒子・スミス)
http://www.youtube.com/watch?v=QSk-6Vf-Hsg

佐賀県玄海原発プルサーマル計画については、以下のサイトをご覧ください。
・imagine NO MOX(「NO!プルサーマル佐賀ん会」ブログ)http://love.ap.teacup.com/nomox/

尚、福岡では、10月18日に「プルサーマルよりカーニバル」というイベントが行われます。
僕はこの中で、親子向けプルサーマル講座、ワークショップ、映像上映で参加します。
・プルサーマルよりカーニバルhttp://carnivals.blog93.fc2.com/
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2009年9月29日 (火)

【田名埠頭レポート】9月29日・12:36更新

まず、昨日のレポートに漏れがありました。
すみませんでした。

【9月28日 10:17  吉村健次・虹のカヤック隊】
島のお父さんに一本釣りの仕掛けを見せて頂きました。
ギジエの赤は鯛、緑はヤズやアジなどの光物が釣れるそうです。
プロだけあってきれいに作っとられます。
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【9月29日 7:46  吉村健次・虹のカヤック隊】
今日は漁船7隻、シーカヤック3隻、出艇。
天気は雨。
昨夜は暴走車が急発進と回転を繰り返し、「何みとるんや!かかって来い!」などと叫び、
島のお父さんが行ったらどこかに逃げていた。
最後に「原発賛成!」と言って去って行った。
この様な幼稚な行為は、あまりに情けなく、悲しい。
推進している皆さんの仲間でしょうか?
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2009年9月28日 (月)

【田名埠頭レポート】9月28日・18:18更新

【15:23 山本裕美・虹のカヤック隊】
ヘリコプターが来ました
かなり低空を旋回しています
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【16:06 山本裕美・虹のカヤック隊】
祝島の漁船が帰っていきます
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【田名埠頭レポート】9月28日・9:24更新

【7:20 山本裕美・シーカヤック】
おはようございます
朝 カヤック6艇6名
漁船10隻
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【7:32 山本裕美・シーカヤック】
6:52
祝島のおばちゃんたち到着
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2009年9月27日 (日)

【YOUTUBE・フォトギャラリー】全国各地から寄せられる布メッセージ

今日も平生町の田名埠頭には中電の作業船は来ませんでした。

一方で、現場には全国各地から続々とメッセージが寄せられています。

以前僕のブログに掲載した「布メッセージ呼びかけ文」に【緊急】という言葉を付けた影響でしょう、
最近は「まだ集めていますか」「期限はありますか」という問い合わせを多く頂くようになっています。

参考記事:【緊急!】現地に届ける布メッセージ大募集
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-61a8.html

メッセージは引き続き募集中です。
また、当面は締め切りを設ける予定はありませんが、
今後の対応については、送付先にさせて頂いている「祝島島民の会」の方々との相談のうえで判断させていただきます。

以下、今日までに寄せられた布メッセージを紹介します。

すべての映像・写真は、転載・転送・転用自由ですので、ご活用ください。

・YOUTUBE「全国から寄せられた布メッセージ(2009年9月27日・田名埠頭)」撮影:山戸孝/編集:冨田貴史
http://www.youtube.com/watch?v=QEbF-TP6_7U

・Picasaウェブアルバム「布メッセ-ジ」撮影:藤本直洋
http://picasaweb.google.co.jp/nuclear.trick/NkdKPB#

・上関デジブック「各地からのメッセージ―上関に寄せられた布メッセージの写真です―」撮影:全国のみなさん
http://www.digibook.net/open_blogparts.php?cd=u[3wPoNMQ55KIuWSNG]r[94e674b28f0f7251feeb6da587c4aea8]


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【田名埠頭レポート】9月27日21:01更新

【9:23 山戸孝・陸上】
昨晩は祝島からも泊まり込みで監視行動に参加しました
シーカヤック隊や陸上で座り込みをしてくれている皆さんのおかげで、祝島もだいぶ回復してきました
今朝は島のお母さんたちも座り込みに
みんな元気です

(動画は9月23日のものです)
中国電力がこないので、盆踊りの文句をくどいて(歌って)います
「9231013.3gp」をダウンロード


【9:39 山戸孝・陸上】
全国から送っていただいている旗が並んでいます
現地に直接持ってきてくれる方たちもいて、だんだん増えてきてます
ありがとうございます
(動画を別記事で紹介します)


【13:53 山本裕美・シーカヤック】
外国船が積み込み中です
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【15:28 山本裕美・陸上】
「超高圧送電線の電磁波の影響」学習会開催中です
午前・平生、午後・田布施の2回講演
中国電力は原子炉設置許可もまだなのに
上関原発からの送電線用地を調査し始めています
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【19:01 原康司・シーカヤック】
今日は中電の動きは全くなく穏やかに過ごしました。
陸上でも海上でも訪れる人との談笑の一時。
今日も応援に来てくださったみなさま有難うございました。
ひきつづき頑張ります。
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ブログ「上関原発最新情報」のご紹介

上関原発に関するブログを紹介します。

ブログ「上関原発 最新情報」
山口県熊毛郡上関町(かみのせきちょう)に中国電力が計画中の上関原子力発電所に関する最新情報を紹介。ニュース、新聞記事、イベント、裁判、募集案内、現地の動きなどをまとめて、全国の皆さんにお届けします。


◆最新記事では、9月22日から始まったシーカヤッカーを中心とした埋め立て阻止行動の模様がレポートされています。

2009年09月26日16:23
【シーカヤックが台船を阻止 新展開迎えた抗議10日目】

――――――――――――――――以下、記事の一部を抜粋―――――――――――――――――

9月22日、上関原発予定地の海域埋立工事に着手するためのブイ設置作業は、反対派住民らの抗議活動で延期されて10日目を迎えました。
ブイが置かれている平生町(ひらおちょう)田名埠頭(たなふとう)ではこの日、長引く抗議活動の疲れや生活への影響からか、祝島の漁船や住民らの姿はなく、クレーン台船によるブイの積み込みが決行されるとの見方が広がっていました。
しかし、海を守ろうと集まった有志のシーカヤック約10隻が、朝から埠頭前に1列に並び、中国電力側のクレーン台船の接岸を阻止し続けました。
正午前には祝島の漁船約5隻も駆けつけ、中国電力は15時に作業中止を決定しました。
上関原発計画27年間の中で、祝島以外の船のみによる海上阻止行動が行われたのは、恐らく初めてと思われます。
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――――――――――――――――――抜粋、以上―――――――――――――――――――――

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【田名埠頭レポート】虹のカヤック隊より(9月27日8:04更新)

【6:52 山本裕美】
おはようございます
朝 4艇5名
風が強いです
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【7:40 山本裕美】
全国からフラッグが届いています
パワーをいただいて
また、がんばれます
ありがとうございます
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2009年9月26日 (土)

【田名埠頭レポート】虹のカヤック隊より(20:30更新)

今日も中国電力の作業船は来なかったようです。


【11:15 吉村志穂・虹のカヤック隊】
暑い中、陸上では今30人ほどが海を見守っています。
先ほど、太陽光エネルギーを使って源の助さん+enのライブがあり、田名埠頭が平和のムードに包まれました。
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【14:00 山本裕美・虹のカヤック隊】
東京から届きました
美しいです
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【14:00 山本裕美・虹のカヤック隊】
集会中
和歌山から大阪から広島から大分から、そして地元・山口から…
ありがとうございます
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【14:37 山本裕美・虹のカヤック隊】
ライブ中
源の助さんの登場です!
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【15:43 山本裕美・虹のカヤック隊】
推進の漁業者の船が来ました
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【田名埠頭レポート】虹のカヤック隊より(12:34更新)

【7:01 原康司・虹のカヤック隊】
11艇14人のカヤック隊。
今日は多くの人が集まってくれてカヤック待ちの人も!
海上保安庁や警備員の姿もないです。
平和で美しい朝です。
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【7:03 山本裕美・虹のカヤック隊】
朝 12艇15名
5時半ごろスナメリの群れが
ブイの前で泳いでいたそうです
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【7:29 原康司・虹のカヤック隊】
夜の台船接岸に備えて祝島から一隻ブイの前に錨を下ろしています。
心強い見張り番。
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【8:08 吉村健次・虹のカヤック隊】
今朝も7時前から海上にいます。
8時にとなりの工場からラジオ体操が流れ、カヤック隊員も参加。
今日も元気にアピールします!
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【8:35 山本裕美・虹のカヤック隊】
初参加
サーファー角さん登場
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【8:40 原康司・虹のカヤック隊】
サーファーも応援に来てくれました。
ありがと~
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【8:55 山本裕美・虹のカヤック隊】
今からカヤックシンクロでご挨拶します
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【11:26 山本裕美・虹のカヤック隊】
祝島の船と入れ替わりに上がってきました
ライブもお休み中です
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日記「多様な命と多様な想いを守る勇気を」

久しぶりに日記を書きます。


連休が明けてはっきりわかりましたが、このブログのアクセス数・閲覧者数は、確実に平日の昼間が多いです。

中国電力、関連業者、山口県庁職員、上関町役場職員、各地の電力関係者による、就業時間中のアクセスによるものでしょう。

田名埠頭にどんな人間が何人くらい集まっているのかなど、現場に行かずして分かるわけですから、便利なのでしょう。

今まで通りの、現地を孤立させ、強引に工事を押し進めてきたやり方が通用しなくなってきた今、
もちろん、阻止行動をしている側の動きや考え方・価値観についても、開いていきたいと思います。

僕は、明確に、これ以上原発を増やす事に異を唱える者としての立場から、あらゆる情報を発信しています。

と同時に、電力会社が経営的に追い込まれていく事や、現場の社員・下請け業者の立場が悪くなっていくこと、
上関町をはじめとする原子力産業に取り込まれてしまった地域の財政が厳しくなっていくこと、
日本のエネルギー政策が行き詰っていくこと、それらの事象に関わる個人個人の不幸せを望んでいるわけではありません。

むしろ、それら原子力に関わるすべての当事者の幸せを望みますし、
その幸せを、抽象論ではない、具体的で手ごたえのあるものとして実現していくためにも、
原子力発電所を建て続けていくことが、あらゆる問題解決を先延ばしにする行為であると認識したうえで、
新たな新規立地に対して待ったをかけたいと思っています。


お金で生活は守れないという人達と、生活を守るためにお金(仕事)を守るという人達がいます。

立場が違う人達が、それぞれの世界観の中から出てくる言葉を語り、それぞれの行動をしています。

それは自由でいいと思います。

しかし、どちらかの行為がどちらかの自由を侵害していたり、
どちらかの暮らしや営みへの理解がないままにそれを破壊していたりするならば、
それに対して異を唱えることは、双方が生き残る上でも必要なことです。

多数決で決めてはいけないことがあります。

少数の生命の危機が、多数派の同意によって推し進められるならば、それは暴力以外の何物でもありません。

政府であれ、県であれ、事業者であれ、経団連であれ、電事連であれ、マスコミであれ、
多数の者、大きな力を持つ者はむしろ、
少数の者、力なき者を、守り、助けるべき立場にあるのではないでしょうか。

中国電力の社員は、祝島の方々に向かって
「あなたたちの中には、(阻止行動の現場から)帰りたい人もいるでしょう」
「これからも一次産業、二次産業でやっていけると思いますか」
と、相手への無理解・無敬意丸出しの言葉を投げかけた人もいます。

このような無理解がはっきりしている状況の中で、
そのまま進めていい事と、今のまま進めてはいけない事があると思います。

壊したら元に戻らないもの、殺してしまったら生き返らないものがあるのですから。

中電は、夜に作業をするかもしれないそうです。
そうなると、カヤッカーや祝島の漁船は、埠頭で泊まり込んで見張りをする事になるでしょう。

阻止が続けば続くほど、彼らは疲れていくでしょう。
そして、中電は、下請け業者は、焦っていくでしょう。

戦いは、お互いを疲労させ、勝ったものは束の間の喜びを、負けたものは恨みを、抱くでしょう。

戦いは、誰も幸せにはしないでしょう。

誰もが本当は、戦いたくないはずです。

命の危機を感じる海の人達は、体を張って止めるでしょうし、
会社の上層部からプレッシャーをかけられ続けている社員は、
なにがなんでも着工するしかないと思うこむほどに、精神的に追い込まれているかもしれません。

戦わざるを得ない者たちを生み出している、この構造を変える道はあるのでしょうか。


昨年の夏、中国電力の社員と話をしました。
「多くの人達が原発による電力の安定供給を求めています。
その皆さんの声にこたえるためにも、この場所に原発を建てることを使命と感じています。」
と言う言葉を聞きました。

僕はどう考えても「多くの人が原発を望んでいる」とは思えません。

多くの人、という人の中には、これくらいはグラデーションがあるでしょう・・・。

電気がどうやって作られているか、何も知らない人
考えた事もない人
えらい人達がやっていることだから、良くわからないけど大丈夫、と思っている人
ちょっとは知っている人
ちょっと知ったけど、自分には関係ないと思っている人
知ったところでどうしようもないと思っている人
原発ってイヤだな、と少し思ったけど、それ以上考えることをやめている人
原発の危険性について聞いたけど、それ以上踏み込むと変わり者と思われそうだからやめている人
漠然と不安だけど、そのままにしている人
周りに話せる人がいないし、そのままにしている人
危ないと思っている人
危ないけど、電気もいるしな~と迷っている人
自分一人が異を唱えたってどうしようもないと思っている人
すごく勉強をしたけど、途方もない気がしてきたのでやめた人
原発に反対だけど、会社の人間関係があるし言えない人
家族関係が悪くなりそうだから考えないように、言わないようにしている人
原発に反対だけど、そう言ったら喧嘩になったことがあって、言わなくなった人

もっともっと、いろんな人がいるでしょう。

迷っている人、
戸惑っている人、
このままでいいとは思えないけどどうしたらいいか分からない人、
どうやって自分の思いを届けたらいいか分からない人、
分からない事を誰に聞けばいいか分からない人、
話し合いの場がほしい人、

原発がほしいのではなく、暮らしていくためのお金がほしいのだ、という人
電力会社の社員という立場だから表向き賛成している人
本当は自然エネルギーの仕事をしたい人
原発の現場から離れたい人
役場の人間として、自分の役職をまっとうするためには埋め立て許可を出すしかないという人
書類が回ってきたらサインをするしかないという人
バリバリ推進の人
バリバリ反対の人

色々です。

本当に、色々あるのです。

反対派と括られる人達、賛成派といわれる人達の、それぞれの中に、
それぞれの立場の人たち、それぞれの価値観の人たちがいます。

色々思っているけど黙っている人達をざっくりと括って、
「黙っている人=現状を容認している=賛成派」
としてカウントしているのだとしたら、やっぱり、ちょっと待とうよと言いたいです。


多様な意見をくみ取れない社会は、多様な生態系をつぶしていくでしょう。

個人の意見は踏みにじられ、感性は閉ざされ、決まりきったことだけが自動的に進んでいく、
ロボットとオートメーションによる、「便利で快適」という幻想に浸る思考停止の世界が待っているでしょう。


賛成派に迎合するでもなく、反対派に迎合するでもなく、
個性豊かな、多種多様な声が表に出た時に、世界は変わるかもしれません。


私はこう思う、
私はここがわからない、
私はこんな風に戸惑っている、
私はこんな風に迷っている、、、、、

「こんなに多種多様な意見、疑問、戸惑いがあるなら、今すぐに工事を進めることは得策ではない」

となるかもしれません。


また、反対派と言われている人の中には、ただ単に反対しているだけでなく、
生命の危機を感じて「殺さないでくれ!」と言っている人もいます。

祝島の方々がそうですし、
「長島の自然を守る会」の方々に代弁をしてもらっている、希少生物たちの声がそれに当たるでしょう。
突き詰めていけば、みなが生命の危機を感じているのかもしれません。

彼らは、大型トラックに轢き殺されようとしているようなものです。
そこで「轢かないでくれ!」と叫んでいるのです。
自分の子どもが車に轢かれそうになったら、あなたは「あぶない!」と叫ぶでしょう。

その声を「過激だ」という人もいるかもしれませんが、状況によっては、叫ぶしかない時もあるのです。


電力会社は原発がほしいのでしょうか?
お金がほしいのでしょうか?
経営的に追い詰められているのでしょうか?
原発を作る以外に方法はないのでしょうか?

日本という国は、三菱や日立や東芝は、原発を作り続けるしかないのでしょうか?
伊藤忠商事や住友商事は、ウラン採掘で儲けるしかないのでしょうか?

もっと違う方法はないのでしょうか?

それぞれの立場の中に、それぞれの、多種多様な意見があるでしょう。

本当は、今すぐに話し合わなければいけない、重要な、緊急な事が、たくさんあるはずです。

黙っているままでは、
現実をただただ傍観しているままでは、
「多様な意見がある」という事がわからないままでは、
為政者たちも、事業者たちも、僕たちひとりひとりも、議論のテーブルを作ることすら、できないでしょう。

「多種多様な声」の存在が発見された時、それらの声を大切にしようという動きが生まれるかもしれません。
多種多様な命を見つけた時に、「踏みつぶしたい」とは思わないでしょう。
「大切にしたい」と思うでしょう。

僕たちひとりひとりの声も、同じようなものです。
ひとつひとつが、ひとしく大事で、ひとしく愛おしいものであると、僕たちは本能的には、分かっています。

それらの声が表に出た時に、僕たちの本能は、何かを感じ、何かに気づき、何らかの反応をするでしょう。

多種多様な声の存在が認識された時、
そのような新しい認識の中で、新しい方向性が見えてくるかもしれません。


小さい声、繊細な命の営み、人知れず消えていこうとしているそれらを、
まだ見ぬまま、まだ知らぬままに消してしまっていいのでしょうか。

私の声とあなたの声が出会わないままに、このまま事が進んでしまっていいのでしょうか。

祝島の声、スナメリの声、カンムリウミスズメの声、海を守りたい者たちの声が、
工事の音にかき消されてしまっていいのでしょうか。

壊したものは、元には戻りません。

今僕の耳元には、壊されるかもしれない命、ギリギリの危機に直面している命の声が聞こえます。
その現実が、目に映ります。

これは、インターネット上のヴァーチャルな出来事ではありません。
テレビの前で起こっているストーリーではありません。
僕たちが当事者として関わっている世界で起こっている出来事です。

僕たちの世界から、僕たちの命から、僕たちのつながりの中から、
何かを消しさるべきか、壊すべきか、守るべきか、進めるべきか、止まるべきか、戻るべきか、、、、
新たな声が出てこなければ、現実はこのまま進むのです。

今すぐに戻ることはできなくても、止まることは出来るでしょう。

田名埠頭に集まる人びとは、実際に止めてくれています。
生活を削り、何かを犠牲にしながら、ブレーキのように体を張って、何とか止めてくれています。

その車輪を再び動かそうという意志が存在し続ける限りは、
彼らによるブレーキは、摩擦を生み、疲労を生むかもしれません。

阻止行動は、差し迫る危機を、破壊を、先延ばしにするための方法であり、
先延ばしにしてもらったおかげで用意された時間を、有効に使えるか、無駄にしてしまうのかの選択は、
現場にいる人たちではなく、その現場を見たり、聞いたり、知ったり、感じた人たちに委ねられています。

今ならまだ間に合うと感じます。

今なら僕も、希望を感じることができます。

それぞれの持つ、多種多様な「自分に出来ること」が積み重ねられていった先に、
今と違う状況、雰囲気が生まれることを願います。

そして、
新しい雰囲気の中から、今はまだ見ぬ新しいアイデアが生まれ、
新しい方向に命が連帯していけることを願います。

あらゆる場所で、あらゆる想いが、その存在を認められることを願います。

私たちの想いを守れるのも、命を守れるのも、私たちしかいません。

シーカヤッカー原康司君による「不安を勇気に変えてほしい」という言葉が、想いが、一人でも多くの人のスピリットに届けられるように願います。

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2009年9月25日 (金)

『阻止行動の報告とお礼 2009/9/24』 山戸孝(祝島島民の会)

阻止行動の報告とお礼 2009/9/24 山戸孝(祝島島民の会)


(※現地の詳しい状況については
・RadioActive http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
・UrauraNews http://iwaijima.jugem.jp/
・上関原発:祝島の人々の闘い(動画集) http://www.youtube.com/view_play_list?p=2F848AE098E9ABED
・埋め立て阻止行動 動画集 2009/9/10~9/22 http://shimabito.net/siryou%20200909100922.htm
をご覧ください)


9/10から始まった中国電力による上関原発計画にかかる海の埋め立て工事、
その嚆矢となる灯浮標の海上搬出の阻止行動も、9/24で12日目となりました
この間、祝島からは延べで漁船250隻以上、陸上の座り込みには500名以上が阻止行動に参加しました
島外からの参加者を含めると1000人以上になります

中国電力は、船上で阻止行動をしていた人たちによると、
現場の社員が9/10からの最初の三日間は下記のようなことを祝島の人たちに言ってきたそうです
(要約している部分もあります)

・「海を埋め立てても原発ができても海はいっさい汚れない、温排水からも放射能は一切出ない」
 (後に「放射能は少しは出るようです。小さな嘘でした」とも発言)
・「一次産業や二次産業だけでやっていけないでしょう」
・「原発ができたらあなたたちの子供や孫も原発で働ける」
・「祝島の反対運動のリーダーは大嘘つきの独裁者だ」
 (翌日に「大嘘つきは言い過ぎました。大は取ります」と言ったそうです。信じ難いですが事実のようです)
・(漁師にむかって)「あなたたちの中にも帰りたい人はいるでしょう」
 (即座に漁師から「ふざけたこと言うな!わしらを馬鹿にしてるのか!」と声が飛びました)

これら一連の発言が上関町議会や山口県への申し入れ等で明らかにされ、
町や県に挑発的な発言は慎むよう指導されると、
今度は一転して決まった言葉以外は全くしゃべらなくなってしまいました

「工事への理解と協力をお願いします」と言葉だけは丁寧に、1時間に1度程度ただ繰り返すだけで、
「あなた方がこれまで言ってきたこと(最初の三日間の中国電力社員の発言)についてちゃんと説明をしてください」
「海のおかげで生きている私たちが、どうして海を壊すような工事に協力しないといけないんですか」
「何日も同じことを繰り返して言ってるだけじゃ理解も協力もできません。ちゃんと自分の言葉で話してください」
「原発ができて事故が起きたら離島の私たちはどうやって逃げたらいいんですか。教えてください」
そういった祝島の人からの問いかけや質問には一切答えることはありませんでした

しかし、この間の中国電力側の発言や祝島側の発言、また阻止行動の現地の様子は、
現地に張り付いて撮影されていた鎌仲ひとみ監督がDVDにまとめて早い時期に世に出すとのことです

一方、この間の祝島の漁師や農家、島のお母さんたちも仕事がいっさいできず、厳しい状況になってきました
そのため、祝島島民の会としては島の人たちの生活を壊さないよう、
中国電力への阻止行動や抗議行動自体は形を変えながら続けていきますが、
今のような形での阻止行動は9/21でいったん区切りをつけることを全員集会で決定しました

現在は、海上では上関町の近隣の自治体や、山口県内外に住む若者たちが編成したシーカヤック隊を中心に阻止行動が続けられ、
陸上では同様に祝島以外の上関町の人たちや近隣の町の人たち、山口県内外の方たちが応援をしており、
祝島はサポートにまわっています
彼らが、上関原発計画に反対しているのは決して祝島だけではない、一部の人間だけではないことを、
体を張って証明してくれています

初めてシーカヤック隊が中心となった阻止行動を行った9/22には、
中国電力は前日と一転して初期の高圧的で恫喝的な態度を復活させて危険な行為を繰り返し、
推進派の漁師がシーカヤックを転覆させかねない行為を繰り返しましたが、
シーカヤック隊は動じず、途中から祝島の漁船も駆け付け、作業は中止になりました

そして翌日9/23には現場に姿すら見せずに作業を中止し、
本日9/24も同様の状況で、午前9時半には作業の中止を宣言したようです

島民の会では今後の方針として、中国電力への抗議はもちろんですが、
地元住民の反対意見を無視して海の埋め立ての免許を出し、
今回の件でも責任を他者に押し付けて傍観している山口県と、
無責任な二井山口県知事の法的、道義的な責任を追及し、
同時に私たちの強い思いを伝えていくことを決定しました
(すでに祝島島民の会では山口県相手に埋め立て免許の取り消しを求める訴訟を提訴しています)

まずは9/30(水)の山口県議会で今回の件が取り上げられるとのことですので、
祝島からも傍聴に行くことを決定しています
お時間のある方は当日はぜひ山口県庁までお越しください

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埋め立ての免許を出した際の山口県知事記者会見(平成20年10月22日)
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/interview/081022.html

その際に出された山口県から中国電力への要請文(PDFファイル)
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/interview/081022/apd1_4_2008021023214613.pdf

今回の阻止行動を受けての山口県知事知事記者会見(平成21年9月15日)
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/interview/new.html

山口県知事への意見表明、抗議先は下記になりますので、ぜひ多くの皆様方のご協力をお願いします
メール
https://cgi01.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/chiji-teigen/3teigen.htm
TEL 083-933-2570
FAX 083-933-2599

------------------------------------------------------------------------------

今回の件について様々な形で協力、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました
時間はかかると思いますが、後日、きちんとお礼と報告をさせていただきます

またお問い合わせの多かった全国署名の件ですが、最終締め切りを来年3月末として、今後も継続していきます
どうか期限の9/15、また経産省への提出・申し入れの10/2以降もご協力をお願いしたいと思います

上関原発問題について、今回の出来事について、ぜひ多くの皆様にお伝えください
そして皆様の地元の、またこの件に関心を持っていただけそうな国会議員等へのロビイングや働きかけもぜひお願いいたします

取り急ぎ、簡単ですが現地からの報告と感謝の気持ち、そしてお願いをお伝えしたいと思います


上関原発を建てさせない祝島島民の会
iwaishima@gmail.com
FAX 0820-66-2110
〒742-1401 山口県熊毛郡上関町祝島218
祝島島民の会ホームページ
http://shimabito.net/
祝島島民の会blog
http://blog.shimabito.net/

※9/10来、たいへん多くのカンパをいただきありがとうございます
いずれきちんとお礼をと思いますが、状況が状況ですので当面はご容赦くださいますようお願い申し上げます
なお、振込先のお問い合わせも多くいただいていますが、メールの返信は遅くなると思いますので
http://shimabito.net/yobikake.htm
の一番下をご覧ください
よろしくお願いいたします

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【田名埠頭レポート】9月25日(16:53更新)

【7:23 山本裕美・虹のカヤック隊】
「おはようございます」
朝 7艇9名

朝日新聞によると25日以降、中止宣言をせず
夜間に台船を動かす可能性もあるとのことです
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【8:50 山本裕美・虹のカヤック隊】
「和歌山から」
木製カヌーでの参加です
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【9:40 山本裕美・虹のカヤック隊】
「新メンバー」
カメラマンの那須さんです
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【12:03 山本裕美・虹のカヤック隊】
「ヘリコプターが来ました」
2周ほど旋回して去っていきました

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【田名埠頭レポート】7:07 原康司・虹のカヤック隊

【田名埠頭レポート】7:07  原康司・虹のカヤック隊
今朝も海は平和です。
海上保安庁も中電の台船も出る気配ないようです。
カヤック隊9艇11名です。

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祝島の夜明け

祝島の夜明け

今回の阻止行動が始まって以来初めて祝島から朝日を拝みました。
写真中央に見える島が上関原発予定地です。
お母さん達が毎日船の無事を祈って手を合わせてきた朝がいつまでも平穏であることを祈ります。

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2009年9月24日 (木)

【現場レポート】9月24日の田名埠頭 原康司・虹のカヤック隊

【現場レポート】9月24日の田名埠頭 原康司・虹のカヤック隊
・24日カヤック隊の報告

午前6時半簡単なミーティング後、海に出艇。
風穏やかで心地よい秋晴れの日でした。
海上保安庁の巡視艇くろかみの姿も岸壁にはなく中電の作業船も港から出る気配もないようです。
海上ではカヤックの練習がてらにみんなでフォーメーションの真似事。
穏やかに時間が過ぎました。
午前9時半にはマスコミへ今日の作業を中止したとの連絡が入りました。
今日もまた様々な人から応援や差し入れを頂きました。
有難うございます!
今日もまた1日、埋め立てを引き伸ばす事ができました。
1日1日を大切に行動していきます。

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【現場レポート】11:07 山本裕美・虹のカヤック隊

【現場レポート】
11:07
山本裕美・虹のカヤック隊
「陸にあがりました」
みんなで休憩中
今日は9時半に中止の連絡があったそうです
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【現場レポート】8:04 原康司・虹のカヤック隊

【現場レポート】8:04 原康司・虹のカヤック隊
虹のいかだ。
9艇11名のカヤック隊。
まだ台船の動きはありません。

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【田名埠頭レポート】虹のカヤック隊より(7:30更新)

おはようございます。

さっそく今朝の田名埠頭の様子が送られてきました。

電話で話したところ、中電社員の乗った船が来る様子はなく、
ブイ積み込み用の台船(トロール船)が停泊中の港を出た様子もないようです。

2人のカヤッカーから届いた朝のレポートを紹介します。

【6:53 原康司・虹のカヤック隊】
現在、田名埠頭に外国船が入港中。
台船の動きはいまのところないようです。
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【6:54 山本裕美・虹のカヤック隊】
タンカーが入ってきました
カヤックは岸に近づいて待機中です
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【7:21 山本裕美・虹のカヤック隊】
タンカーが接岸、積み込みを始めました
カヤックは 大回り
船体の対比がすごいです(右の点がカヤック)
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【田名埠頭レポート】9月23日 吉村健次・シーカヤック

「虹のカヤック隊」呼びかけ人であり、
10月6日から行われる「森~川~海、水のウォーク」主催者でもある、
シーカヤッカー吉村健次君からの現地レポートです。

【17:53 吉村健次・シーカヤック】
今日は結局中電が来なかったので、現場の雰囲気から「カヤック教室」を開催しました。
中学生の男の子から興味津々のお母様まで、約20名の方が参加。
安全な湾内を漕いでもらい、シーカヤックから海の面白さや、美しさを体感して頂けたと思います。
またシーカヤックへの理解も深まったのではないでしょうか。
シーカヤックの平和利用は大歓迎です。

※参考記事:
【緊急!】シーカヤッカーからの呼びかけ
今日の阻止行動~布メッセージ募集~水のウォークのご案内

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2009年9月23日 (水)

カヤッカーからのメッセージ

シーカヤッカー山口晴康さんからのメッセージです。

今日は結果として中国電力は出てくることなく無事終わりました。
昨日の出来事はニュースやブログなどで多くの人の心を動かし、新たな希望が生まれました。
祝島の人たちを始め地元の人たちの27年間に感謝と敬意を表して、
より大きな動きに広がるようにしていきたいと思います。
結果昨日からのここでの動きはカヤック隊を中心として祝島が支援していく、と祝島からのありがたい力強い言葉もいただきました。
今日も7艘くらいの船で海上陸上への支援があったのは報告した通りです。
本当に有難うございました。昨日に引き続き元県議の小中さんや長島の自然を守る会の高島さん始め沢山の人が集まりました。
皆さん連日ご苦労様です!
ありがとうございます。
僕は今日で一度引き上げますが、また明日より海の上より沢山の希望が生まれることを願います。
現地に向かえる人は是非よろしくお願いします。
天候次第で2人乗りカヤックに乗れたりできるかもしれません。
立場を超えていろいろな沢山の人がこの美しい命の海を守りたい!
その思いを是非海の上から伝えましょう!
遠くから応援してくれている人は是非その声を山口県庁や中国電力、議員に伝えてください。
どうぞよろしくお願いいたします!
大いなる希望に向けて。
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【田名埠頭レポート】12:11更新

【10:21 山口晴康・シーカヤック】
広島の三原から来た岡田くん。
ハチの干潟を開発から守った若き男。
スナメリと一緒に泳げないかなあ?と。
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【11:46 山口晴康・シーカヤック】
穏やかな時、平和な海。
岸から飛び込んで泳いできた若者たちをスナメリじゃ!と祝島の人が笑う。
そして船の中の生けすで今まで生きていた鯛や海老のさしみを振る舞ってくれる。
こんな時間が午後も続きますように。
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【11:56 山口晴康・シーカヤック】
11時半ごろ中止を発表したようです。
祝島からカヤック隊の支援に来てくれていた船ももやいをほどいて帰っていきました。
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【田名埠頭レポート】10:13更新

今日のここまでの田名埠頭の様子です。

【6:59 吉村健次・シーカヤック】
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【7:03 吉村健次・シーカヤック】
祝島の漁船二隻、応援に来て下さいました
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【7:07 山口晴康・シーカヤック】
6時半過ぎから祝島の船も出てくれてます。
今のところ中国電力の台船は動いていないようでブイの近くにいつも控えている警備員の姿もまだ見えません。
平和な一日でありますように!
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【9:03 吉村健次・シーカヤック】
今日はこのまま来ないのか
マスコミ船や陸上の警備員もいません
平和な空気が流れる
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【9:08 山口晴康・陸上】
いまのところ中国電力に動きはありません。
陸上からカヤック隊に声がかかりました。
「今から長島の自然を守る会の高島さんのカンムリウミスズメについての会議に出席してきたことの報告があるので是非一緒に出てください。」と。
それで海に一艇カヤックと祝島の船三艘残ってもらい陸に上がりました。
急遽カヤック隊にも報告をとふられお礼を含めてあいさつをさせていただきました。
今日は祝島のお母さんたちも座り込んでいます。
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【9:15 山口晴康・陸上】
船から、今スナメリが来てるよ!と連絡が入り皆喜んで海を見つめています。
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【10:11 山口晴康・シーカヤック】
きのうとは打って変わった穏やかななぎの海です。
スナメリも姿を見せてくれ皆笑顔です。
でも少しばかり変わったこととして上関の船が現れて、
「ブイを設置する仕事を請け負っているが仕事にならんから何とかしてくれ」
と祝島の船に苦情を言って帰っていきました。
住民同士を対立させるやり方が悲しいです。
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2009年9月22日 (火)

和歌浦からメッセージ

和歌浦からメッセージ
和歌浦からメッセージ
僕は今日、和歌山の和歌浦で祝島の現地報告とお金とエネルギーについて語らう茶話会を開いていました。
写真は参加者の方々からのメッセージの一部です。

「わたしたちはひとつの海でつながっている」
瀬戸内の西端にいるシーカヤッカー達に、同じ海の東端から思いを馳せながら、今まで以上に強くその事を実感しました。虹のカヤッカー達の勇気に最上の感謝と敬意を送ります。

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【現地報告】山口晴康・シーカヤッカー

遅くなりましたが、今日の現地報告です。

【報告:山口晴康】
あれから一旦引き上げたように見せた中国電力が祝島が帰島したのを見極めてまた台船を動かそうとした情報が飛び込んできた。
そのためカヤック隊は再度海にでたが、それを見たのか結局出てこなかった。
夕方のニュースで見たが、その行動について苦しい説明がなされていた。同じニュースに近隣の漁師の元組合長で推進派の人が暴言を吐きながら漁船をカヤックの隊列の間を暴走したことが映っていた。
怒りとか腹立ちより悲しい現実だなあと海の上思った。

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【現地報告】13:46更新

【13:27 山口晴康・シーカヤックより】
続々とお母さんたちを乗せた祝島の漁船が登場!心強い!!
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【13:38 山戸孝・祝島漁船より】
「9221338.3gp」をダウンロード




【13:41 山戸孝・祝島漁船より】
クレーン台船が引き返し始めました
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【13:42 山口晴康・シーカヤックより】
何も言わずに帰っていく様子
「あいさつがないじゃないか!」とはお母さんたち!
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【田名埠頭レポート】9月22日・12時57分

本日、田名埠頭には県内外から、それぞれの判断で集まったシーカヤッカーによるバリケードが張られています。

以下、現場からのレポートです。

 【12時57分 山口晴康・シーカヤック】
あなたの名前はなんですか?
ここで何をしているのですか?
業務妨害、警告、すべて録画しています!
昨日とは打って変わってこういう言葉を繰り返し、あからさまに脅しをかけてきます。
そして中国電力の2隻の警戒船が強行しかけて、
保安庁からカヤック隊に「進路妨害だから開けてください!」と言われました。
その後祝島から3艘船が来てくれてます。
カヤックは10艘13人です。
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【11:11 吉村健次・陸上】
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 【祝島島民の会より 9/21の報告とお礼】と今日の田名埠頭

先ほど、祝島島民の会山戸孝君から、同会としての発表がありましたので、ご報告します。

尚、最新ニュースとしては、
現在田名埠頭海上では、県内外から集まったシーカヤッカー(10艇)による海上封鎖が行われています。
11時半の時点で(9月10日以降初めて)海上保安庁が動き出しており、
バリケードを破っての作業強行もあるかもしれない状況です。

以下、転送・転載可の内容です。

よろしくお願いします。

 【祝島島民の会より 9/21の報告とお礼】

‐---------------------------------ーーーー-------------------------

敬老の日である9/21も中国電力は工事をしようとしてきました
そのため祝島島民の会も阻止行動を行い、午前11時過ぎに中国電力は作業の中止を宣言しました

この日も「工事への理解と協力をお願いします」と1時間に1度程度ただ繰り返すだけで、
「あなた方がこれまで言ってきたこと(最初の三日間の中国電力社員の発言)についてちゃんと説明をしてください」
「海のおかげで生きている私たちが、どうして海を壊すような工事に協力しないといけないんですか」
「何日も同じことを繰り返して言ってるだけじゃ理解も協力もできません。ちゃんと自分の言葉で話してください」
「原発ができて事故が起きたら離島の私たちはどうやって逃げたらいいんですか。教えてください」
そういった祝島の人からの問いかけや質問には一切答えることはありませんでした


9/10から始まった上関原発計画にかかる海の埋め立て工事、その嚆矢となる灯浮標の海上搬出の阻止行動も、9/21で9日目となりました
この間、祝島からは延べで漁船240隻以上、陸上の座り込みには450名以上が阻止行動に参加しました
島外からの参加者を含めると1000人以上になるようです

この間の中国電力は、船上で阻止行動をしていた人たちによると、
現場の社員が9/10からの最初の三日間は下記のようなことを祝島の人たちに言ってきたそうです

・「海を埋め立てても原発ができても海はいっさい汚れない、温排水からも放射能は一切出ない」
 (後に「放射能は少しは出るようです。小さな嘘でした」とも発言)
・「一次産業や二次産業だけでやっていけないでしょう」
・「原発ができたらあなたたちの子供や孫も原発で働ける」
・「祝島の反対運動のリーダーは大嘘つきの独裁者だ」
 (翌日に「大嘘つきは言い過ぎました。大は取ります」と言ったそうです。信じ難いですが事実のようです)
・(漁師にむかって)「あなたたちの中にも帰りたい人はいるでしょう」
 (即座に漁師から「ふざけたこと言うな!わしらを馬鹿にしてるのか!」と声が飛びました)

これら一連の発言が上関町議会や山口県への申し入れ等で明らかにされ、町や県に挑発的な発言は慎むよう指導されると、
今度は一転して決まった言葉以外は全くしゃべらなくなってしまいました

これらの中国電力側の発言や祝島側の発言、また阻止行動の現地の様子は、
現地に張り付いて撮影されていた鎌仲ひとみ監督がDVDにまとめて早い時期に世に出すとのことです

一方、この間の祝島の漁師や農家、島のお母さんたちも仕事がいっさいできず、厳しい状況になってきました
そのため、祝島島民の会としては島の人たちの生活を壊さないよう、中国電力への阻止行動や抗議行動自体は形を変えながら続けていきますが、
今のような形での阻止行動は9/21でいったん区切りをつけることを全員集会で決定しました
そして同時に、地元住民の反対意見を無視して海の埋め立ての免許を出し、
今回の件でも責任を他者に押し付けて傍観している山口県と二井山口県知事に対しても私たちの思いを伝えていくことも決定しました
まずは9/30(水)の山口県議会で今回の件が取り上げられるとのことですので、傍聴に行くことになりそうです

今回の件について様々な形で協力、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました
時間はかかると思いますが、後日、きちんとお礼と報告をさせていただきます

またお問い合わせの多かった全国署名の件ですが、最終締め切りを来年3月末として、今後も継続していきます
どうか期限の9/15、また経産省への提出・申し入れの10/2以降もご協力をお願いしたいと思います

取り急ぎ、簡単ですが現地からの報告と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
上関原発を建てさせない祝島島民の会
iwaishima@gmail.com
FAX 0820-66-2110
〒742-1401 山口県熊毛郡上関町祝島218
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


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2009年9月21日 (月)

【現地報告】山戸孝より(11:43)

中国電力は11時半ごろに今日の作業の中止を宣言しました

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【現地報告】山戸孝より(9:50更新)

9時50分更新、山戸孝君(祝島島民)からの現地報告です。

【6:52】
祝日ですが、中国電力は今日も作業をするようです
阻止行動も9日目になり、体力的にはもちろんですが、漁師も農家もまったく仕事ができないので、そういった面でも厳しいです
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【8:30】
これまで通りです
中国電力の社員はただ協力とお願いの文面を2~3回読み上げて、あとは何もいいません
こちらからの呼びかけにも応えません
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【8:43】
送っていただいた旗を飾らせていただいています
座り込みも華やかな感じになってきました
ありがとうございます
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【YOUTUBE】9月18日・山戸孝インタビュー・その2

【YOUTUBE】9月18日田山戸孝インタビュー・その2

9月18日山戸孝インタビューの続編です。
(※【YOUTUBE】9月18日・山戸孝インタビュー動画
埋め立て作業阻止行動の現場で、祝島島民である山戸孝君に話を伺いました。
山口県による中電への埋め立て免許、埋め立て着工の解釈、祝島島民の海への想いなどについて伺いました。
http://www.youtube.com/watch?v=ZJUYx2sSeP4

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【レポート】9月19日・緊急報告!! 「祝島住民はなぜ、原発建設に反対し、20年以上も闘い続けるのか」

9月19日に明治大学で行われた「緊急報告!!『祝島住民はなぜ、原発建設に反対し、20年以上も闘い続けるのか』」のレポート記事を紹介します。

ブログ「神楽坂事務局だより チェルノブイリ子ども基金スタッフが綴る事務局の日々。」
記事【上関原発反対・緊急報告会>報告】http://blog.goo.ne.jp/cherno1986jimukyoku/

現在発売中の「DAYS JAPAN」10月号のトップ記事で祝島・上関原発の近況が紹介されています。
11月号は祝島特集です。
http://www.daysjapan.net/

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2009年9月19日 (土)

【現地報告】9月19日

【吉村健次・シーカヤック 8:58】

中国電力側は今朝から紙を読むのを改めたので、「もやいを解いて開ける様よろしくお願いします」しか言わなくなった
全く話し合う誠意がない
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【山戸孝・陸上 10:54】
中国電力はいつも通りです
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【山戸孝・陸上 11:07】
抗議集会は300人以上集まったようです
県外から個人で来た人もけっこういました
9月10日からずっと参加しているシーカヤッカーの原くんも熱い挨拶をしました
中国電力や山口県にも集まった人たちの思いが伝わったらいいんですが
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【山戸孝・陸上 11:28】
中国電力は今日の作業の中止を宣言しました
明日の作業も中止するようです
明後日以降は未定です

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【YOUTUBE】9月18日・山戸孝インタビュー動画

9月18日、上関原発予定地埋め立てのための作業を阻止し続けている現場である田名埠頭で行った、
祝島島民である山戸孝君のインタビュー動画を紹介します。
転送転載、大歓迎です。
たくさんの方に、現地の声に触れて頂けたらありがたいです。

【9月18日田名埠頭・山戸孝(祝島)インタビュー】
9月18日田名埠頭・山戸孝(祝島)インタビュー。
9月18日現在の阻止行動の状況、中電とのやりとりの内容、現在行われようとしている工事作業の内容の説明、などを伺いました。
http://www.youtube.com/watch?v=Juh-ZNIZM6Y

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【現地報告】6時34分・山戸孝(祝島)

【山戸孝 6:34】
今日も田ノ浦(上関原発建設予定地)から登る朝日を見ながら、祝島から出発です
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【YOUTUBE】高島美登里(「長島の自然を守る会」代表)インタビュー

9月18日

上関原発予定地の埋め立て準備のための作業を阻止する行動が続けられている田名埠頭で、
予定地の長島の自然を守る活動を続けている「長島の自然を守る会」の高島美登里さんにインタビューしました。

カンムリウミスズメ、スナメリ、オオミズナギドリなどの希少生物の宝庫と言われる長島および田ノ浦の自然について、伺いました。

参考:
長島の自然を守る会ブログ:「長島の自然を守る会 スナメリ通信」
YOUTUBE【長島の自然を守る会 高島美登里さんのスピーチ 2009/09/12】

【YOUTUBE】
9月18日田名埠頭・高島美登里(長島の自然を守る会)インタビュー
コメント:
9月18日田名埠頭。
阻止行動の現場で、「長島の自然を守る会」 の高島美登里さんをインタビューしました。
最近、鳴き声の録音に成功したオオミズナギドリやカンムリウミスズメなどの希少生物について、
それらの生き物や予定地周辺の生態系を中国電力がどう解 釈しているのか、
今後の活動について、などお伺いしました。
http://www.youtube.com/watch?v=d1ilgRoYAks

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【YOUTUBE】「虹のカヤック隊」インタビュー(原康司・吉村健次)

上関原発予定地を埋め立てる準備として、
田名埠頭まで陸路で運ばれたブイを船で予定地(田ノ浦)まで運ぶ作業が行われようとしています。

この作業を阻止するための海上行動に参加している2人のシーカヤッカーにインタビューしました。

◆原康司◆
周南市と佐合島に在住
DAIDUK OCEAN KAYAKS & ADVENTURE/ダイドック冒険学校

昨年秋には、後述の吉村健次君と「瀬戸内の海と川と平和を守るウォーク」を主催。
現在、埋め立て工事を阻止するための「虹のカヤック隊」を募集中。

DAIDUK OCEAN KAYAKS & ADVENTURE:http://www13.ocn.ne.jp/~daiduk/
瀬戸内の海と川と平和を守るウォーク:http://blogs.yahoo.co.jp/walk_yamaguchi
音声インタビュー:【Radio04 原康司(山口/ダイドック冒険学校)】
「虹のカヤック隊募集」について:【緊急!】シーカヤッカーからの呼びかけ


◆吉村健次◆
岩国市在住
川下りガイド
ラフティングNEO
昨年秋に、原康司君と「瀬戸内の海と川と平和を守るウォーク」を主催。
現在、埋め立て工事を阻止するための「虹のカヤック隊」を募集中。

ラフティングNEO:http://www.nishiki-neo.com/
瀬戸内の海と川と平和を守るウォーク:http://blogs.yahoo.co.jp/walk_yamaguchi
音声インタビュー:【Radio03 吉村健次(山口/ラフティングNEO)】
「虹のカヤック隊募集」について:【緊急!】シーカヤッカーからの呼びかけ


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

            ☆森~川~海、いのちと平和つなげよう! 水のウォーク☆

10月6日~10日、ダム建設問題のある山口県東部の錦川上流から米軍基地のある錦川河口まで下り、
上関原発予定地田ノ浦まで、手漕ぎの船で進む水のウォークと同じルートを陸路で歩くウォークを、
合同で行います。(主催:吉村・原・冨田)
詳しくはこちら・・・【今日の阻止行動~布メッセージ募集~水のウォークのご案内】

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【YOUTUBE】
9月18日田名埠頭・原康司(カヤック隊)インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=ESzaB1QD9uE

【YOUTUBE】
9月18日田名埠頭・吉村健次(カヤック隊)インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=wkJRtRyh9WQ

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2009年9月18日 (金)

【現地報告】17:02山戸孝(祝島島民)

中国電力は午後4時過ぎに作業の中止を宣言しました
今日の中国電力のしたことは、40分に一度、作業への協力を求める旨を書いた紙をただひたすら読み上げるだけでした

「本当に海を埋め立てても原発ができても海はいっさい汚れないのか」
「温排水が漁業にまったく影響がないならなぜ漁業補償金を支払うのか」
(いずれも先週の阻止行動中に中国電力の社員がした発言に対する質問です)
最後まで、そういった島の人たちの問いかけに応えることはありませんでした

山口県は「中国電力は住民への説得をきちんとしている」と言っているようですが、はたして現場を見た上でそう言っているのか、疑問です
少なくとも今日の阻止行動に参加した人たちの中で「中国電力に説得されている」と感じた人は一人もいないんじゃないか、そう思います
9181704_2






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【現地報告】9月18日午前・山戸孝

今日も山口県の田名埠頭での埋め立て準備作業の阻止行動は続いています。

山口県から中国電力に、祝島住民を誹謗するような発言に対して注意があったようで、
今日は、紙に書かれている文章を棒読みするのみになっています。

こちらから何らかの言葉を投げかけたり質問をしても、一切応答はありません。
そのような状況もあって、今日の山戸孝君からのレポートは少なめです。

僕はカヤックを漕ぎながらカメラを回しているので、追って編集したものを公開します。

以下、孝君からの陸上レポートです。

【9:18】
各地から応援の寄せ書きやフラッグ、ネアリカ(毛糸の絵)が届いています
長島の自然を守る会も写真の展示をしています


【11:11】
島のお母さんたちが船に乗って中国電力の社員に話しかけに行きましたが、どれだけ話しかけても無言で立っているだけです
9181111

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【現地報告】6:40 山戸孝(祝島島民)

【山戸孝 6:40】
今から島を出ます
918640

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【祝島島民の会:山戸孝より】9/17の報告と9/19の集会のお知らせ

以下、転載・転送歓迎です。

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 【9/17の報告と9/19の集会のお知らせ】 山戸孝(祝島)より

9/19に田名埠頭へ来てください
9/10より始まった中国電力の上関原発建設のための海の埋め立て工事に対する祝島島民の会を中心とした阻止行動ですが、実質6日目となる9/17も中国電力は工事に着手できませんでした

※これまでの経過やリアルタイムな情報についてはRadioActive
(http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/)やUrauraNews
(http://iwaijima.jugem.jp/)をご覧ください

9/17の中国電力は、山口県や上関町に注意されたこともあってこれまでのような暴言は多少なりをひそめ、「不快な思いをさせたとすれば謝罪する」といった謝罪になっているとは思えない謝罪を2~3回しましたが、基本的にはこれまでと同じように船を移動させることと工事への協力、祝島の漁船に対して「あなたたちの行為は違法行為だ」(※現地の状況は今の時点で明確に違法行為と言える状況でないことはこちらは確認しています)という呼びかけを1時間に1回のペースでただ機械的に行うだけでした

こちらからは、

・この間の中国電力の一連の発言は、祝島をはじめとした地元住民や一次産業に従事して生活をしている人たちに対してあまりにも失礼極まりなく、形式的な謝罪程度で済むものではないこと
・地元の理解を得ていない埋め立て工事は中止すること
・祝島をはじめとした多くの人たちがこれからも海とともに生きていきたいからこそ埋め立てや原発建設に反対していること
・そして何より祝島や地元住民が受けてきた27年に及ぶ苦しみやそれを乗り越えてきた強い思い、それらを理解する、理解しようとする態度を示すこと

これらを中国電力に対して伝え続けました

しかし残念ながら中国電力からはわずかな答えも返ってきませんでした
理解をしようとする態度も見受けられませんでした

祝島の島民は9/18も田名埠頭において阻止行動を行います
そして9/19の午前9時からは先週に続き再度、現地集会を田名埠頭で開く予定です
現地に足を運ばれての直接の応援ももちろんですが、遠方から応援文やメッセージ等をいただくことも本当にありがたいです
タイミングが合えばどうかご参加、ご協力ください

----------------------------------
浮標が置かれている場所(田名埠頭)
http://www.mapion.co.jp/m/33.9066355555556_132.059185555556_7/
拡大
http://www.mapion.co.jp/m/33.9067569444444_132.059534166667_9/
ここは陸上側からはフェンスで仕切られています
座り込みそのあたりで行う予定です
http://www.mapion.co.jp/m/33.9072169444444_132.059990555556_9/
現場へ車で入る場合は、下記の地図の×印から入って来てください
http://www.mapion.co.jp/m/33.9099994444444_132.059724444444_8/
----------------------------------

また山口県や中国電力への抗議や問い合わせ、内容のご連絡等のご協力をありがとうございます
これからもお願いしたいと思います
またそれに加え、どうかお住まいの地域選出の国会議員等への電話やFAX、メール、あるいは直接のロビイングや情報提供も可能な範囲でしていただけると今後の展開につながるのではないかと思います
資料などが必要な方は下記連絡先までご連絡ください

厳しい状況は続きますが、瀬戸内海に残された豊かな海を守るため、海とともにある暮らしを守るため、どうか今後ともご協力をお願いいたします

上関原発を建てさせない祝島島民の会
FAX 0820-66-2110
iwaishima@gmail.com

※9/10来、たいへん多くのカンパをいただきありがとうございます
いずれきちんとお礼の対応をしたいと思いますが、状況が状況ですので当面はご容赦くださいますようお願い申し上げます
なお、振込先のお問い合わせも多くいただいていますが、メールの返信は遅くなると思いますのでこちらのリンク先(http://shimabito.net/yobikake.htm)の一番下をご覧ください
よろしくお願いいたします

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【緊急報告】9月19日(東京)・DAYS JAPAN編集長広河隆一さんの報告

転送・転載歓迎します。

【緊急報告】
9月19日(土)18:30~
「祝島住民はなぜ、原発建設に反対し、20年以上も闘い続けるのか」

9/13(日)、DAYS JAPAN編集長広河が山口県、祝島を訪れ、
そこで今起こっている大変な事態を実際に目で見てまいりました。
何が起こっているのか、私たちにできることとはなにか、緊急報告会を開催致します。
祝島から離れた地にいてもできることはあります。
是非ご参加ください。

【主催】
DAYS JAPAN、現代史研究会

【賛同】
チェルノブイリ子ども基金、七つ森書館、グループ現代、週刊金曜日、
原子力資料情報室、ピースボート、たんぽぽ舎、ストップ・ザ・もんじゅ東京、
原発いらん!山口ネットワーク、ふぇみん婦人民主クラブ、PEACE LAND、
ジャビルカ基金、原発いらない!ちば、核燃やめておいしいごはん、
空と海の放射能汚染を心配する市民の会、福島老朽原発を考える会、
脱原発全国会、東電と共に脱原発をめざす会、原発・核燃とめようかい、
花とハーブの里、広河隆一 非核・平和写真展開催を支援する会、
高木仁三郎市民科学基金、さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト、
ストップ再処理工場・意見広告の会、グリーンピース・ジャパン、
反原子力茨城共同行動、日本消費者連盟、核のゴミキャンペーン、
脱原発・東電株主運動、原発を考える品川の女たち、ほか

【協力】
DAYS JAPANフォトジャーナリスト学校有志 
http://daysjapanblog.seesaa.net/article/128023290.html


緊急報告!!
「祝島住民はなぜ、原発建設に反対し、20年以上も闘い続けるのか」
スライド報告 広河隆一
========================================
中国電力はいよいよ上関原発建設のための埋め立てに着手し、
島民は今、体を張って抵抗している。
人々は何を守ろうとして闘っているのだろうか。
祝島を孤立させないために、私たちにできることとは。
主催 DAYS JAPAN・現代史研究会

【日時・場所】
2009年9月19日(土)
18:30~20:30(18:00開場)

場所:明治大学 駿河台キャンパス リバティータワー 1021号室(270名)

資料代:700円(DAYSJAPAN定期購読者バッチ持参者および大学生以下500円)

【行き方】
■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩5分
■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩5分

【お申し込み方法】
席確保のため、事前に予約くださいますよう、お願いいたします。
Email: kikaku@daysjapan.net (デイズジャパン 企画室)
FAX: 03-3322-0353 

【お問い合わせ】
同上

また全国からの声を届ける為、各連絡先を下記リンク先に記載しております。
ファクスやメールをお願いします。
何度でも、粘り強く、メッセージを下記へ届けてください。
簡単なものでOKです。どうぞよろしくお願いします。

http://daysjapanblog.seesaa.net/article/128136096.html

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2009年9月17日 (木)

【現地レポート】16:40山戸孝

【現地レポート】16:40山戸孝
海上では漁船30隻弱とシーカヤック6挺、陸上では祝島島民や応援に駆けつけてくれた方たち約80名が見守る中、中国電力は午後4時過ぎに今日の作業の中止を宣言しました
明日の作業は未定ですが、おそらくしてくるものと思いますので、祝島も阻止行動を行う予定です
また9月19日(土曜日)の午前9時からは、阻止行動とあわせて田名埠頭で現地集会を行う予定です

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9月17日・現地からのレポート(14:08更新)

【山戸孝 10:53】
これまでの5日間と同じような状況です
中国電力は海上で、これまでの暴言について「これまでに失礼な発言があったとすれば、謝罪します」と、謝罪になっていない謝罪をしてきました
しかしマスコミのカメラを意識したポーズに過ぎず、本当に反省した上での謝罪とは、とても感じられません
マスコミを使って「中国電力がこんなに丁寧に腰を低くしてお願いしているのに、話を聞こうとしない乱暴な祝島の島民」というイメージを植え付けようとしているように感じます
9171053






【山戸孝 11:47】
早朝、祝島から田名埠頭へ向かう漁船
風が強く波が高く、潮にまみれました
「9171147.3gp」をダウンロード


【山戸孝・電話連絡 14:08】
通話内容メモ:
中電からの1時間おきの退去のお願いは続いている。
内容については「退去してほしい」「工事をさせてほしい」という旨を訴えるだけになってきた。
「業務妨害」という言葉を何度か使っていた。

という状態が続いているようです。

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9月17日・現地からのレポート(10:40更新)

【山戸孝より 7:16】
祝島の漁船や島の人たちは田名埠頭に着きました
917717






917718







【山戸孝より 7:39】
中国電力の台船がやってきました
今日はまだ無言です
917739







【吉村健次 9:06】
中電側は1日休んで何を話し合ったのか
今日も同じ呼びかけを繰り返している
「917906.3gp」をダウンロード



【山戸孝 9:41】
各地から応援の声が届いています
本当にありがとうございます
心強いです
917941

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【YOUTUBE】山戸孝インタビュー(9月15日・田名埠頭)


9月15日・山戸孝インタビュー/平生町・田名埠頭

9月15日に平生町・田名埠頭で、祝島在住の山戸孝君をインタビューしました。

・現在行われている作業阻止行動
・祝島の反対運動の特徴
・連日の現地行動による疲労
・島外からの参加者
・中電や山口県への働きかけ
・マスメディアによる報道
・全国署名
・国会議員への働きかけ

などについて、語って頂きました。

現場からの声にぜひ触れてみてください。


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【緊急!】シーカヤッカーからの呼びかけ

ダイドック冒険学校の原康司くんを始めとする、海を愛するシーカヤッカーからの呼びかけです。

以下、転送・転載歓迎です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

全国の海と自然を愛するみなさんへの緊急のお願いがあります。

報道でもご存知かも知れませんが、「生物多様性のホットスポット」「瀬戸内最後の楽園」とも形容される山口県上関町長島田ノ浦の海岸が埋め立てにより消失する危機に瀕しています。
もしこの海が森が削られ埋め立てられ原発が建設されると、放射性物質と化学薬品を含んだ7度高い温排水が毎秒190t流れ出し、この希少な生物多様性は回復出来ないまでに消滅する、と多くの学者も警告しています。もちろんこの辺りは瀬戸内でも最良の漁場としても知られているところです。

山口県は、原発建設に必要な原子炉設置許可申請すら出されていない状況にもかかわらず、海の埋め立ての許可を出してしまいました。
そして中国電力は原発予定地の目前に住む祝島の島民に対して説明も対話もないまま、海の埋め立てと原発の建設を強行しようとしています。

中国電力は9月10日から埋め立て着工として、山口県平生町田名埠頭に仮置きしてある埋め立て区域を示すための浮標灯(ブイ)の搬出を始めようとしました。その動きに対して海上では祝島の漁船団、数十隻とシーカヤックがもやいを結び、7日間にわたってこれを阻止しています。
陸上では祝島のお父さん、お母さんに加え、原発に反対する団体、地元住民が作業員の通用門に座り込みを続けています。

島のお父さんは、漁を休み、毎日朝早くから島を出発し阻止行動を続けています。
船がないお母さん達は漁師さんの船に同乗して、暑い日も雨の日も声の限りに一日中、中国電力の船に向かって叫び訴え続けています。
ほとんどが60代で、7、80代の方もおられます。一週間の阻止行動にも関わらず、みなさん元気です。

祝島の漁師さんは10億円を超えると言われる漁業補償金のすべてを拒否し「海は絶対に売らん!」と訴え続けています。
「海さえあれば生きていける、子や孫のためにこの海は守り続ける。」
祝島のお父さん、お母さんは原発建設が浮上した27年前からそう言い続けてきました。

子や孫とはまさしく僕達のことではないでしょうか。
現在、数艇のシーカヤック隊がその想いを引き継ぐため、祝島漁船団と共に行動しています。
現場には人々の怒号やシュプレヒコールが響いていますが、海を守りたいという熱く素直な想いが溢れています。
日を追うごとに応援に駆けつける人が増え、シーカヤックに乗せてほしいという若者たちが入れ替わり立ち代り海上行動を続けています。

ところが、中国電力をはじめ、県、そしてマスコミは、この事態を「祝島が反対している」と矮小化して伝えています。
そこには「祝島しか反対していない」という世論をつくる意図が見え隠れします。

しかし、僕達はもう気づいています。多くの人々の想いは祝島と一緒だということを。 今こそ、その想いを現場に届ける時です。
中電や県、そしてマスコミに、もう隠しきれない世論があることを示す時です。

そこで「ONE OCEAN!」を合言葉に海を愛する、そして守りたいと願うウォーターマンの方々に現地行動への参加を呼びかけます。
カヤック、カヌー、サーフボード、ゴムボート、ヨット、モーターボート、漁船、プレジャーボート、何でも良いと思います。
(大きな船の場合は自由に動き 回る事はできません。漁船と共に錨を打っての停泊になります。)
毎日8時間、9時間のにらみ合いです。沢山船があると近くの砂浜で交代や休憩もできます。ぜひ、僕達と一緒に海を守りましょう!

遠方で現地行動に参加できないけれども、想いを届けたいという人に布にメッセージを盛り込んで送ってもらおうというアクションも起こっています。詳しくはブログRadio Activeのトピック「布メッセージ募集」をご覧ください。「RadioActive」 http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/

参加される方は次のことに注意して下さい。

祝島漁船団は27年の原発反対運動の中で数えきれないほどの海上阻止行動を続けてきました。
過激と思われがちな阻止行動ですが、これまで祝島の人たちは事故を起こさないよう、けが人を出さないよう、それでいてはっきりと自分たちの意思、主張を打ち出してきました。
それは島という共同体の中で長年培われてきた島人の絆の賜物であり、結束の形であると思います。

僕達は一人一人の意思でこの行動に参加していますが、阻止行動はあくまでも祝島への賛同・協力です。
祝島の意思を理解し、現場では冷静に対応することが必要です。県内のみならず、日本全国がこの阻止行動を注視しています。
シーマンとしての節度を持ち行動し続けることが、世論を変え、埋め立てを中止させることに繋がります。
参加して頂ける方は、 必ず今の状況を把握した上で、海での動き方を把握し、くれぐれも祝島漁船団への迷惑になるような行動は避けるようお願い致します。参加される前日までに必ず責任者に連絡をお願いします。

カヤック隊責任者 海上行動への協力者窓口 原 090-6843-9854

陸上の連絡先は 山戸 090-5069-8848 

また、現地の状況は日々変化しています。阻止行動がどれだけ継続できるかは流動的な部分もあります。
遠くからやって来たが、すでに阻止行動が終わっていたと言うこともあるかもしれません。 今後のスケジュールがたてられないという状況だということも了解した上での参加をお願い致します。現時点(9月16日)では9月19日の午前9時より大規模な現地集会が開催される予定となっています。

現在阻止行動が行われている場所
http://www.mapion.co.jp/here/all/090914/mapi0213400090914112601.html

参考サイト
Radio Active     http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/

祝島島民の会    http://shimabito.net/index.htm

上関原発最新情報  http://new-k.livedoor.biz/                                           


呼びかけ人 虹のカヤック隊より 石岡敬三 大田裕治 山口晴康 吉村健次 冨田貴史 原康司


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【緊急!】現地に届ける布メッセージ大募集

♦♦転送・転載歓迎します♦♦

  「海を守る布メッセージ」大募集!!

祝島島民をはじめとする多くの海を守りたいと願う人達の願いが聞き入れられぬまま、
原子炉設置許可も下りぬまま、上関原発予定地の海(田ノ浦)が埋め立てられようとしています。

9月16日現在、埋め立て予定地に配置するためのブイ(浮き)を積み込もうと、作業船を接岸しようとしていますが、連日、祝島の漁船が立ちふさがり、作業が出来ないままの状態が続いています。

しかし、このような阻止行動は、生活を犠牲にしながら成り立たせているものであり、
心身の疲労は日々積み重なっていきます。

同時にマスコミの報道によって映し出される現場の状況は、
「地元の一部の漁業者らが反対を続けている」という構図であり、
「特殊な人たちによるローカルな運動」として描かれてしまっているのではないでしょうか。

海を守りたいと願う人達は、本当は、日本中、世界中にいます。
上関の海が埋め立てられてしまうことを他人事でないと思っている人がいます。
そして同時に、現地に出向けないうえに、何をしていいか分からない、という人も少なくないでしょう。

想いはつながっているのに、具体的につながることが出来ていない。
このような状況のまま、みすみす海が埋め立てられていく事を眺めているわけにはいきません。
本当は、特別なことでなく、誰でも出来るようなことで、現地の人達とつながり、支え合うことができます。

祝島在住の山戸孝君は、
車で通りすがりに「がんばって」と声をかけられるだけで元気になる、
様々な形での応援メッセージに日々勇気づけられ、支えられている、と言います。

おそらく、今の時点で目で見える形で届いているメッセージ以上に、
たくさんの人達が想いを寄せ、メッセージを送りたがっているのではないかと思います。

その思いを、もっと具体的に、目に見える形で集められないかと考え、孝君に相談をしました。

以下は、彼との打ち合わせの元で始める、新たな提案です。


【海を守る布メッセージ・プロジェクト】

座り込みや、海上行動、申し入れの現場や、デモやウォークで掲げるメッセージフラッグを大募集します。


1、想い想いのメッセージを表現した大きな布を募集

最大でタテ90センチ×横180センチくらい
(2人で立って持てるくらいのサイズ)

孝君コメント:
なるべく大きく地名が入っているとうれしい
反対をしている、想いを寄せているのが、一部の地域の人間だけではない、ということが伝わります


2、船と船をつなぐ「もあい」や人間バリケード、座り込みの現場に使える小さな布を募集
(※1と同様、イラストや文字で想い想いのメッセージを入れたものを送ってください)

50センチ×50センチくらい
(バンダナサイズくらい)
布の左右の上部にひもを付けて送ってもらえるとありがたいです

孝君コメント:
布と布をつなげば、何枚もつながった万国旗のような形になります。
どんな長さにも調節ができるので、状況や用途に合わせて使い勝手がいい。
シーカヤック同士や、船と船をつなぐバリケードがつくれるかもしれない。
座り込みの現場に掲げたり、ウォークの際につなげて歩いたり、様々な用途で活用できる。
出来る範囲の工夫で構いません。

・布メッセージ送り先:
「上関原発を建てさせない祝島島民の会」
742-1401
山口県熊毛郡上関町大字祝島218

・布メッセージプロジェクト」問い合わせ先:
「冨田貴史」
080-6947-2491
takafumitomita1320@yahoo.co.jp

以上にかぎらず、上関原発計画、埋め立て工事、に対する思い、祝島への応援メッセージ、
阻止行動にかかる諸経費へのカンパなど、ドシドシ寄せてください。

よろしくお願いします。

以下、すでに製作された布メッセージ達です。

Photo
布メッセージ製作中の、宮城県仙台市の「三陸・宮城の海を放射能から守る仙台の会(わかめの会)」メンバー





Photo_2
「わかめの会」による布メッセージ





Photo_3
長野県上田市「六ヶ所会議inうえだ」のメンバーによるメッセージ





Photo_4
「六ヶ所会議inうえだ」メンバーの子供たちからのメッセージ





Photo_5
香川県小豆島の「げんきのたね夢楽」からのメッセージ



Photo_6






Photo_7
9月16日に兵庫県須磨で行った「暦のワークショップ」の合間に万国旗風に小さなメッセージを作りました





Photo_8






Photo_9
9月12日・滋賀県朽木村で行われた「山水人2009村祭り」の会場内で呼びかけて作りました。





【YOUTUBE】上関原発反対運動応援 寄せ書きby山水人09
一緒に山水人に行った、田布施の友人が映像を作りました

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2009年9月16日 (水)

【山戸孝君より】9月16日現地状況

今日の作業を中止していた中国電力は、明日17日から作業を再開するとのことです
今日の祝島の人たちは、漁師は漁を、農家は畑仕事を、お母さんたちはたまった家の用事や自家用の野菜畑の世話などをして、普段通りの島の暮らしができました
びわ茶の生産も少しだけですができました
しかし明日は、阻止行動を行います
祝島の人たちは普段通りの暮らしがしたいと願っています
だからこそ、明日も田名埠頭へ行きます

※転送・転載歓迎です。

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9月16日、17日、関西での上関現状報告

関西にお住まいの皆様にお知らせです。
(もちろん転載・転送、歓迎します)

今日明日と、上関原発の現状を報告する機会があります。

映像や写真を交えての状況報告、現地からの呼びかけ、これからについての提案などをさせて頂きます。
また、両日とも、イベントの時間内を利用して、現地に送る布メッセージ作りをします。
よかったら、ペンや筆、布などをご持参ください(当方も準備します)

布は、大きいもので90センチ×180センチ(二人で持てるもの)以内、
小さいもので、ハンカチやバンダナサイズに一人ずつメッセージを書いてもらって、左右上部に紐をつけます。
そうすると、つなぎあわせて万国旗のように飾ったり、バリケードを作ったり出来ます。

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9月16日(水) 兵庫
『ぶんぶん通信vol.1』上映会

時間:19:00-22:00

参加費:\900(びわ茶付)

会場:ミドリカフェ
078-412-7214
神戸市東灘区本山北町2-6-24-1F
http://midoricafe.jp/

アクセス:JR「摂津本山」、阪急「岡本」駅より 徒歩10分

問合せ:冨田貴史:080-6947-2491

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9月17日(木) 大阪・吹田
「脱原発の旅の報告会」

時間:19:00-21:00

参加費:\1000

会場:モモの家 
吹田市泉町5―1-18 

アクセス:阪急千里線吹田えきから徒歩6分

問合せ:モモの家
Tel/Fax:06-6337-8330

――---------------------------------――---------------------------------

尚、その後は週末に小豆島、和歌山で同様の会があります。

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【祝島島民の会・山戸孝君より】9/15 現地状況の報告とお礼

以下、転載歓迎です
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上関原発計画の海の埋め立て工事は5日目となる9/15も中止となりました

既に他の方からも報告がありますが、中国電力は午後2時過ぎという早い時間帯に本日の作業の中止を宣言し、さらに明日の作業の中止もあわせて宣言しました

この間の中国電力の祝島島民に対する数々の挑発的な文言や態度を9/14の上関町議会で反対派の議員らが追及したことも大きく影響したようですが、また同時に、次第に増える現地への応援の声、そして中国電力や山口県への抗議の声が、祝島をはじめとした現地で頑張っている人たちを後押ししてくれたように感じています

現地に応援に来てくださった皆様、電話やFAX、メールで抗議や問い合わせの声を届けていただいた皆様、また現地へ応援のメッセージを送ってくださった皆様、本当にありがとうございます

県や中国電力への問い合わせについては、その際の相手方とのやり取りの内容の連絡も多数いただいていますが、とても参考になります
また祝島島民の会や現地で阻止行動に参加している人たちへの応援メッセージ等もいろいろな形でいただいていますが、力強いです
その他、iwaishima@gmail.com宛にいただいたメールはすべて拝見させていただいていますが、時間がないためなかなか返信できずにいます
申し訳ありません

現地の情報は今後とも
RadioActive(http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/)
に随時掲載していただく予定ですので、そちらを参考に、ぜひ今後も県や中国電力、上関町に皆様の声を届けていただければと思います

明日は、上関原発計画に反対している山口県内の地元3団体は午前中に山口県ヘ申し入れに行きます

中国電力は広島本社で作戦会議をもつようです

祝島では漁師は漁に、お母さんたちは今日は降雨があったため畑を打ちに(耕して野菜の種を播いたりすること)行く人が多くなりそうです
明後日9/17は中国電力の出方次第になるとは思いますが、祝島の人たちに「諦める」という選択肢はないと思います
今日も5日目だというのに陸でも海でも元気でした

今週末、9/19の午前中には先週に引き続き現地(田名埠頭)で抗議集会を開こう、という声も挙がっています
正式に決まりましたらまた呼びかけをさせていただきますので、タイミングの合う方はぜひご参加ください

2009/9/15
山戸孝@祝島島民の会
iwaishima@gmail.com

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山口県
・海の埋め立てに関してはこちら
土木建築部港湾課
TEL083-933-3810(管理班、港政班)
FAX083-933-3829
メールアドレスa18700@pref.yamaguchi.lg.jp

・スナメリやカンムリウミスズメなどの希少生物についてはこちら
環境生活部自然保護課
自然・野生生物保護班
TEL(083)933-3050
Fax(083)933-3069
Mail a15600@pref.yamaguchi.lg.jp


中国電力
TEL 082-241-0211
FAX 082-523-6185
原発関連メールフォーム 
https://cc-www.energia.co.jp/faq/1024/app/servlet/ext_inquiry_a?linkid=904&linkstr=%8C%B4%8E%71%97%CD%8F%EE%95%F1


上関町
電話 0820-62-0311
FAX 0820-62-1600
メール k_yakuba@d2.dion.ne.jp

※可能であれば、送られた質問やそれに対する回答、また相手方とのやり取りの内容などを、簡単でかまいませんので祝島島民の会(iwaishima@gmail.com)へお寄せください
 今後の活動の参考にさせていただきます

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【YOUTUBE】9月15日の動画

9月15日に撮影した映像を紹介します。
転送・転載は自由に行ってください。

【YOUTUBE】
9月15日午前・上関原発埋め立て準備作業阻止行動(海上)
※揺れ、ブレなどご容赦ください。
http://www.youtube.com/watch?v=fbevS8m9c1o


【YOUTUBE】
9月15日午後・上関原発埋め立て準備作業阻止行動(陸上)
http://www.youtube.com/watch?v=ADt4dYjUFR8

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【祝島島民の会からの呼びかけとお願い】記:2009/9/14

【祝島島民の会からの呼びかけとお願い】 
2009/9/14


瀬戸内に残された豊かな海が、今、原発のために埋め立てられようとしています

1982年に山口県の上関町に原発建設計画が持ち上がってから、地元住民は賛否の対立に苦しんできました
28年たった今でも未だに続いています
そして原発予定地の対岸わずか3.5kmに浮かぶ祝島では、住民の9割が計画に反対し続けてきました

原発建設予定地周辺は豊かな漁場であると同時に、小型の鯨のスナメリが群れをなして泳ぎ、天然記念物のカンムリウミスズメの生息が確認されるなど、希少な動植物の宝庫でもあります

しかし昨年山口県は、原子炉設置許可申請すら出されていない状況にもかかわらず海の埋め立ての許可を出してしまいました
そして今、中国電力は原発建設予定地の目前に住む祝島の島民に対する説明も対話もないまま、海の埋め立てと原発の建設を強行しようとしています
私たちは自分たち自身の命や生活を守るために、生活の糧である美しい海や豊かな自然を守るために、中国電力の埋め立ての強行に抗議しています

祝島島民の会では9/10から12までの三日間、埋め立て工事の先鞭となる大型浮標(ブイ)の搬出を阻止するため、平生町の田名埠頭で阻止行動を続けてきました
この3日間で延べ漁船80隻以上、陸上からも500人以上の人たちが阻止行動に参加しました

そしてまた本日9/14も、海上では漁船約30隻が、陸上では県内外からの応援に駆けつけてくれた人たちも含め100人以上が阻止行動を行っています

祝島島民の会ではホームページ(http://shimabito.net/)や当blog(http://blog.shimabito.net/)も開設していますが、多くの島民が阻止行動に参加しているためリアルタイムで現地の様子をお伝えできません

現地の状況は
RadioActive(http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/)
に特に詳しく紹介されていますので、ぜひご覧ください

これまでの動きについてはUrauraNews(http://iwaijima.jugem.jp/)や小中進オフィシャルサイトのニュース&トピックス(http://www.midori-konaka.jp/cgi-bin/news/view.cgi?m=slst&reles=1)等で紹介されていますので、ぜひご覧ください

祝島島民は、特に今回の埋め立て工事の強行に対しては、地元の反対の声を無視して埋め立ての許可を出した山口県と、その許可をたてに反対意見を「一部の声」として力で押しつぶそうとし、祝島をはじめとした地元住民の27年以上に及ぶ思いを理解しようとする態度すら見せない中国電力に対しての怒りや憤りを強く感じています

山口県は埋め立ての許可を出す際に、中国電力に対して地元住民や県民の理解を得る努力を尽くすことを要請してますが、それが果たされていないことは現地の状況をみれば明らかです

どうか山口県や中国電力に対して「地元住民の理解を得ていない埋め立て工事は中止するべきだ」という抗議の声を届けてください
疑問があれば問い合わせをして彼らの姿勢を質してください

そしてこの呼びかけを多くの方々につないでください
どうかご協力をお願いします

2009/9/14
上関原発を建てさせない祝島島民の会
iwaishima@gmail.com


山口県
・海の埋め立てに関してはこちら
土木建築部港湾課
TEL083-933-3810(管理班、港政班)
FAX083-933-3829
メールアドレスa18700@pref.yamaguchi.lg.jp

・スナメリやカンムリウミスズメなどの希少生物についてはこちら
環境生活部自然保護課
自然・野生生物保護班
TEL(083)933-3050
Fax(083)933-3069
Mail a15600@pref.yamaguchi.lg.jp


中国電力
TEL 082-241-0211
FAX 082-523-6185
原発関連メールフォーム https://cc-www.energia.co.jp/faq/1024/app/servlet/ext_inquiry_a?linkid=904&linkstr=%8C%B4%8E%71%97%CD%8F%EE%95%F1


上関町
電話 0820-62-0311
FAX 0820-62-1600
メール k_yakuba@d2.dion.ne.jp

※可能であれば、送られた質問やそれに対する回答、また相手方とのやり取りの内容などを、簡単でかまいませんので祝島島民の会(iwaishima@gmail.com)へお寄せください
 今後の活動の参考にさせていただきます
なお、現在、阻止行動を続けているためメールの対応が遅れています
後ほど返信いたしますのでしばらくお待ちいただけますよう、お願いいたします

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2009年9月15日 (火)

明日も作業なし

明日も作業はないようです。よかった。

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今日も作業中止決定

今日も作業中止決定
たった今、今日の作業中止を決定しました

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陸上

陸上
陸も元気にやってます

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今日も祝島女性達の問いかけに対して無言の中電です

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個人攻撃

個人攻撃
松蔭副所長はマイクを使わず、一人一人の漁船長を呼び出し、もやいを解いてくれと説得に入りました

シーカヤッカーは、間に割って入り漁船に近寄らせない動きをとるように切り替えています

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紅一点

紅一点
紅一点
今のところシングル四艇ダブル二艇
シーカヤックは六艇です

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ダブルカヤック

ダブルカヤック
ダブルカヤックを操るヤングな2人

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原発周辺の海

原発周辺の海
原発周辺の海
原発が近くにある海はどこも汚染されていません
自分で行って確かめてみて下さい

と中電社員(松蔭さん)はスピーカーで語りました

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昨日より近づいてきてます

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雨の間はレポート途絶えます

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山戸孝・現地速報

文字のみですが紹介します。
山戸君からのコメント・写真・動画は、本日中にまとめて公開します。

・5:35受信
島のお母さんたちは今日も朝から元気です
5時半、祝島出発
島から田名埠頭へ向かう漁船の灯火が点々と続いていきます


・5:43受信
昨日の午後2時半ごろ、島から田名埠頭に向かう途中でカンムリウミスズメらしき鳥を3羽見ました
田ノ浦からやや北西に行ったあたりです
小さくて黒と白のコントラストがきれいでした
今朝はまだ暗いので、もしいたとしても見えそうにありません

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【YOUTUBE】9月14日田名埠頭・海上行動

9月14日にシーカヤックで参加した田名埠頭での海上行動の様子を写真と動画で紹介しています。

カヤック上で撮っているので、ブレや揺れなどありますが、ご容赦ください。

・写真はこちらのブログから
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/

・動画はこちらです
YOUTUBE【9月14日午前・上関原発予定地埋め立て準備作業阻止】
http://www.youtube.com/watch?v=pbPy-bfkcto

YOUTUBE【9月14日午後・上関原発予定地埋め立て準備作業阻止】
http://www.youtube.com/watch?v=sgMnYWUQK1s

尚、この日に撮った写真と動画はすべて転載・転送自由です。
よろしくお願いします。

冨田 拝

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2009年9月14日 (月)

9月14日・山戸孝君の携帯動画

・16:47
阻止行動を終えて帰る島の人たち
「9141653.3gp」をダウンロード

・16:55
シーカヤッカーにも感謝を
「9141655.3gp」をダウンロード


・17:05
帰るときの様子
今日はみんな元気です
「9141710.3gp」をダウンロード

僕がカヤック上から撮った映像は、改めて公開します。


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着陸!

着陸!
ありがとうございました

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バリケード解除

バリケード解除
バリケードを1日保っていた祝島の漁船が帰路につきます。

今日も1日ありがとうございました。

今まで知らなくて、任せきりにしていてごめんなさい。

皆で何とかしましょう。

今日の写真は全て自由に使って下さい。

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作業中止・作業船撤退

作業中止・作業船撤退
たった今決定しました

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16時のお知らせ

16時のお知らせ
16時きっかりに退去要請に来ました。
相変わらず事務的です。
陸上からはメガホンで「今から作業を始められるような時間でないことは誰が見ても明らかだ。それでも要請してくるならそれは単なる嫌がらせだ。」との声。
多分山戸孝君の声ですね。
あと一回来たら作業中止を発表するのではないでしょうか。

明らかに彼らは持久戦に持ち込むつもりと感じます。

彼らは給料をもらいながら仕事として来ています。

かたや祝島の方々(だけでなく座り込みやシーカヤックに来ている人たち)は仕事や生活の時間を削ってここに集まっています。

1日阻止行動するだけで、心身ともに疲労します。
はりつめた気持ちと、埋め立てが目の前に迫るという生命の危機が阻止行動を続かせているのでしょうか。

本当に頭が下がります。

何とか、この水際での引き延ばし作業の間にたくさんの人にこの状況が伝わりますように

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錦川から

錦川から
錦川ガイド吉村健次君合流

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合流

合流
心強い!

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清水丸到着

清水丸到着
上関町議会から駆けつけました

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午後も船上でのやりとりが続きます

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午後も祝島の女性達は船の上から抗議しています
中電社員はどんな質問にも全員無言です(ハトポッポタイム以外)

尚、今日の写真は全て転送転載歓迎です

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海上で祝島の漁師さんに刺身を頂きました。

漁船は縄で横につながっています
もやいといいます

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中電社員による紋切り型事務的な一時間に一回の要請(鳩時計みたいなのでハトポッポと揶揄されてます)と自分の言葉で詰め寄るシーカヤッカー

「あなた達の妨害行為は記録させて頂きます」とカメラを向けられます。何という子供だましのおどし。
こちらは逃げも隠れもしないので、どうぞ記録してください。中電の行為もこちらが記録していることや全国に発信されていることをどれくらい認識しているのでしょう。
記録を見た人たちの反応やアクションによって彼らはそれを知ることになります。

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中電船からのアピールは一時間に一回

ルーチンワークを指示通りこなしている印象

祝島の女性達は熱くソウルフルに(もちろん機械のように一時間に一回でなく)アピールを続けます

先週は中電社員が「放射能汚染された魚も食べる」と言ったそうです

いい加減な心にもないセリフ

双方の真剣さ度合いが、ここにいるとはっきり分かります

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祝島漁船二十隻ほど

シーカヤッカー7人5舟
祝島の女性達も船上にいます

僕も初シーカヤックです

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田名埠頭到着

田名埠頭到着
田名埠頭到着
田名埠頭到着
田名埠頭到着

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2009年9月12日 (土)

【YOUTUBE】田名埠頭での集会スピーチ(高島美登里・原康司)

【長島の自然を守る会 高島美登里さんのスピーチ 2009/09/12】
中国電力の原発予定地埋め立て工事に対する阻止行動を行っている 、山口県平生町田名埠頭において開催された上関原発反対集会で、 長島の自然を守る会 高島美登里さんのスピーチです。

【シーカヤック隊 原康司さんのスピーチ 2009/09/12】
中国電力の原発予定地埋め立て工事に対する阻止行動を行っている 、山口県平生町田名埠頭において開催された上関原発反対集会で、 海上での阻止行動を行っているシーカヤック隊の原康司さんのスピ ーチです。

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9月12日午後・現地からの写真レポート~本日の作業も中止

今日の昼以降、現地から送られてきた写真とコメントです。

【撮影:山戸孝・陸上 9月12日11時57分】
雨がかなり降っています
海上は波や風が多少あります
中国電力は昨日より強引に祝島の漁船の間に入ってこようとしているため、事故やけが人が出る事態になりはしないかとが心配です
9121157






【撮影:山口晴康・シーカヤック 9月12日13時25分】
あんたたちの中にも帰りたい人がいるじゃろう?だと?そんな気持ちでここにきとる人間はおらん!黙って聞いとれば勝手な事ばかり言いやがって!ここに来て謝れ!祝島のおとうさんの怒り。
9121325_2





【撮影:山戸孝・陸上 9月12日13時25分】
コメント:
強い雨の中、また祝島のお母さんたちが中国電力に自分たちの思いを訴えています
9121340






【コメントのみ:山戸孝・陸上 9月12日13時25分】
コメント:
中国電力は今日の作業の中止を宣言して帰っていきました

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【参考】9月10日・中国電力東京支社への要望書

中電による埋め立て準備作業開始を受けて、中国電力広島本社、東京支社への申し入れが行われています。

また、中電や山口県に電話を入れている人からの報告も、各地から届いています。

以下は、東京の知り合いの方が9月10日に中電東京支店を訪ねて提出した要望書です。

参考にしていただければと思います。

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要望書

上関の原発計画地は、祝島の人々が漁業を行っている場所です。原発ができれば、祝島の人々は生活の術を奪われ、移動を余儀なくされます。上関での原発建設は、地震や、火山の噴火と同様に、人々に慣れしたしんだ土地からの移動を強いる、暴力です。

貴社が埋め立てようとしている田ノ浦は、自然の宝庫です。原発は数十年でその役割を終えます。上関に原発がたとえできたとしてもたった数十年稼働するだけです。しかしそのためにさまざまな生物が永遠にその生を奪われ、人の気持ちをいやす風景が破壊されます。

ウランを人間はあと約60年で使い果たすだろうと言われています。100年後を考えれば、これからは自然エネルギーの効率のよい利用を目指すほかありません。数十年後はゴミになる原発の計画をみなおし、自然エネルギーへの方向変換を、貴社に要請いたします。

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【YOUTUBE】9月12日山口県・田名埠頭での集会(携帯での撮影)

現場の山戸孝君から携帯で撮影した映像が届いたので、YOU TUBEにあげました。

【YOUTUBE】9月12日山口県・田名埠頭での集会(携帯での撮影)

9月12日9時32分
山口県・田名埠頭
上関原発予定地の埋め立て準備作業に抗議する現地集会
撮影:山戸孝(祝島島民)
※携帯電話で撮影しています

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9月12日午前・現地からの報告

9月12日の状況報告です。
ただいま12時。
これまでの間に現地から携帯メールで届いた写真とコメントをまとめます。


 【撮影:山戸孝・陸上 9月12日7時49分】
コメント:
阻止行動三日目です
今日も朝から海上には船が並び、島の女性を中心にした座り込みも続けられています
今日は雨の予報も出ていますが、9時からの集会は小雨決行の予定です
座り込みをしている場所は地元の方たちの散歩コースにもなっているようですが、道を行く人たちから応援や声援ももらうようになりました
たしかに体力的にはつらいですが、精神的にはまだまだやれそうです
912749







 【撮影:山戸孝・陸上 9月12日7時52分】
コメント:
今日は中国電力は朝から強引にやろうとしてきていますが、祝島の漁船は動きません
912752







 【撮影:山戸孝・陸上 9月12日7時32分】
コメント:
小粒の雨がパラつく中、現地集会が始まりました
200人近く集まっています
912752_2







 【コメントのみ・山戸孝・陸上 9月12日9時59分】
コメント:
集会が終了、最終的に250人以上集まりました
集会が終わった途端、雨足が強くなってきました

 【撮影:吉村健次・シーカヤック 9月12日10時26分】
コメント:
今朝はカヤック隊が表に出ています
9121026







 【撮影:山戸孝・陸上 9月12日10時40分】
祝島のお母さんたちが船から中国電力の船へ抗議しています
9121040








 【撮影:山口晴康・シーカヤック 9月12日11時19分】
祝島のお母さんがんばれー!陸からの声援の中、今日も雨のなかお母さんたちは命がけで闘う!
9121119







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【asahi.comマイタウン山口】「中電帰れ」座り込み/上関原発埋め立て

【asahi.comマイタウン山口】2009年09月11日
「中電帰れ」座り込み/上関原発埋め立て
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000909110003

◆9月11日の田名埠頭の状況を細かくレポートしています。

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YOUTUBE「海を守る―上関原発計画・田名埠頭の攻防(2日目)」と9月10日撮影の写真

山口県柳井市在住の友人から映像と写真が届きました。

【YOUTUBE「海を守る―上関原発計画・田名埠頭の攻防(2日目)」】
コメント:
9月11日、埋立工事に使うブイ(灯浮標)が置かれた平生町の田名埠頭では、前日同様 に午前7時半頃に中国電力側のクレーン台船が現れました。中国電力の社員がほぼ1時間 おきにマイクを使って工事協力を呼びかける中、祝島の女性らを乗せた通称「おばちゃん 部隊」の船が接近し、「祝島は海を売る気はないです!」と迫る場面もありました。この 日もクレーン台船は埠頭に近づけず、中国電力は16時半頃に作業の中止を決め、クレー ン台船などを撤退させました。

【9月10日14:58撮影】
コメント:
光から国道188号線を柳井方面に走っていると
大星山の風力発電風車の真下に海戦が見え、
なんともいえない気持ちになります。
911


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2009年9月11日 (金)

9月11日・現地からの映像レポート

続いて、田名埠頭および、海上から寄せられてきた、携帯で撮影した映像を紹介します。


 【撮影:山戸孝・陸上 9月10日夕方】
 コメント:
 中国電力が中止して帰った後、山戸貞夫島民の会代表がお礼をしているところです
「911.3gp」をダウンロード

 【撮影:山戸孝・陸上 9月11日8時2分】
 コメント:
 中国電力と島の漁船が海上でぶつかっています
「2009091108060391182.3gp」をダウンロード


 【撮影:山戸孝・陸上 9月11日8時32分】
 コメント:
 祝島の漁師の奥さんが船の上から中国電力に「海を売った覚えはありません」、
 「生活の場を奪われるわけに はいきません」、
 「あなたたちはいつも嘘ばかり言う!信用できん!帰ってください」、と言っています
「200909110813320911.3gp」をダウンロード


 【撮影:原康司・シーカヤック 9月11日8時53分】
「090911_084600010911.3gp」をダウンロード


 【撮影:山戸孝・陸上 9月11日夕方】
 コメント:
 遅くなりましたが、連絡します
 今日は4時半ごろに中国電力は作業の中止を宣言して帰っていきました
「20090911164345911.3gp」をダウンロード

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9月11日・現地からの写真レポート

田名埠頭および、海上から、携帯で撮影した写真がメールで寄せられてきました。

メールに添えられたコメントと合わせて紹介します。

【撮影:原康司・シーカヤック 8時4分】
Ca3400360911








【撮影:吉村健次・シーカヤック 8時53分】
Ca3b0132






















【撮影:吉村健次・シーカヤック 9時8分】
Ca3b0134





















【撮影:山戸孝・陸上 10時25分】
200909111025190911










【撮影:山戸孝・陸上 12時35分】
コメント:中国電力が昼食休みを宣言
シーカヤッカー隊も陸に上がって休憩中
200909111235480911_2







【撮影:山戸孝・陸上 13時19分】
コメント:厳しい日差しの中、海上はもちろん、陸上でも座り込みを続けています
200909111319040911









【撮影:山口晴康・シーカヤック 15時13分】
コメント:
27年のわたしらの苦しみはあんたらにはわからんでしょう!
ほんとにいいものならお金はもらわんでも建てさせます。
あんたらは嘘ばっかりじゃないですか!
恥をしりなさい!
090911_151300010911





【撮影:山口晴康・シーカヤック 15時16分】
090911_151600010911_2

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【各種メディア情報】9月11日も作業中止です

今日は9・11ですね。
世界中のすべての場所から、侵略、戦争、破壊、悲しみや苦しみが癒され、平和が響き渡る事を祈ります。
ひとりひとりの直面する、ひとつひとつの出来事が、ひとつひとつの連携が、学びが、気づきが、
想いの交換が、理解が、平和への道につながっていきますように。

僕は今日、明日、電波の圏外にいますが、今は束の間インターネットをつながせてもらって、
もろもろチェックしています。
現地の仲間たちから続々と情報が入っています。
情報の背後にある想いがひしひしと伝わってきます。
これからも、出来る限り現地の声を伝えていきます。

今日は、山水人村祭りにて、23時半から「ぶんぶん通信no.1」「ぶんぶん通信no.2」上映会です。

深夜ですが、なるべくたくさんの人に見てもらうためにと、
すべてのプログラムが終わった後にスケジューリングして下さいました。

その配慮に応えられるよう、現地の状況を伝えたいと思います。

明日は、大きな白布に皆でメッセージを書き、ミーティングをします。
夜は「祝の島ラッシュ」上映と、纐纈あやさんを交えてのお話会です。

スタッフの方々のひとりひとりが、とても親切に、とても真剣に、現地の事を、命の事を思っていることが、
言葉やふるまいの節々から伝わってきます。

ここで分かち合い話し合う、これから何ができるかの話し合いが、寄せあう気持ちが、
現地に対する、すべてのつながる命に対する、何らかの力になる事を願います。

こちらには、山口県田布施在住の仲間も2人、スタッフとして来てくれています。
署名を集めたり、リーフレットを配ったり、祝島の写真を展示したり、
タコやイカや、びわ茶やもずくや天草を、販売しています。

ゆっくり話を聞いてくれる人が多い事がとてもありがたいです。

現地に行けない心苦しさを、ここにいる意味を全うすることで少しでも消化出来ればと思います。

それぞれの立場で、それぞれのことをやっていきましょう。

その先の未来に、良い形で再会出来る事を祈ります。

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 【19:18 祝島島民・山戸孝君より携帯メール】

 遅くなりましたが、連絡します
 今日は4時半ごろに中国電力は作業の中止を宣言して帰っていきました

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 【ブログ「上関原発 最新情報」】

 2009年09月11日20:03
 「海を守る攻防2日目 こう着状態続き、論戦は激しさ増す」
 http://new-k.livedoor.biz/archives/772108.html

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 【ブログ「UrauraNews」】

 「2009.09.11 Friday」
 http://iwaijima.jugem.jp/?eid=1171
 
 ※今日も各方面からの記事をまとめてくださっています。

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 【速報】海面埋め立て、また延期 上関、阻止行動長期化も
 '09/9/11 中国新聞

 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200909110221.html

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 上関原発建設計画:「中電帰れ」海上に怒声 反対漁民、阻止行動ドキュメント/山口
〔山口版〕毎日新聞 2009年9月11日 地方版

 http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090911ddlk35040470000c.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 「中電帰れ」座り込み/上関原発埋め立て
 2009年09月11日 朝日新聞 山口
 http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000909110003

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 上関原発海面工事作業を延期
 '09/9/11 中国新聞
 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200909110015.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 海上でにらみあい7時間
 '09/9/11 中国新聞
 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200909110020.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 長時間にらみ合い…反対派と中電側が緊迫 上関原発建設
 2009年9月11日 読売新聞・山口

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20090910-OYT8T01098.htm

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以下は、9月10日以前の記事です。
ご参考までに。

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 山口・上関原発建設計画:海域埋め立て工事 反対島民ら、阻止行動
 毎日新聞 2009年9月10日 西部夕刊
 http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20090910ddg041040010000c.html

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 山口・上関原発建設計画:反対団体、工事中止を申し入れ /山口
 〔山口版〕毎日新聞 2009年9月9日 地方版
 http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090909ddlk35040544000c.html

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 カンムリウミスズメ調査、「生息への影響ない」
 中電結論、埋め立て着手へ
 (2009年9月4日 読売新聞)山口
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20090903-OYT8T00991.htm

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 NHK山口放送局
 2009年9月3日 19時15分更新
 原発予定地の海鳥調査を公表
 http://www.nhk.or.jp/yamaguchi/lnews/03.html

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 オオミズナギドリ 上関沖で集団営巣か
 2009年09月03日 朝日新聞 山口
 http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000909030004

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【YOUTUBE】海を守る―上関原発計画・田名埠頭の攻防(1日目)

山口県柳井市在住の友人から、昨日の田名埠頭の様子を撮影・編集した映像が届きました。

【YOUTUBE:海を守る―上関原発計画・田名埠頭の攻防(1日目)】
中国電力は上関原発予定地の埋め立て工事に着手するため、予定地 から約14km離れた平生町の田名埠頭に置かれていたブイを建設 予定地の田ノ浦に移動させようとクレーン船が積み込み作業を行お うとしましたが、既に駆けつけていた祝島の漁業者らが、埠頭の手 前に漁船約30隻を並べてロープでつなぎ、接岸できない状況をつ くってこれを阻止しました。
http://www.youtube.com/watch?v=WcZcv72cfpo


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シーカヤッカーより

シーカヤッカーより
シーカヤッカーの吉村健次君から写真と動画が届きました。
090911_083101.3gpをダウンロード

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山戸孝君より:現地の状況

山戸孝君より:現地の状況
山戸孝君より:現地の状況
(現場の山戸孝君より)祝島の漁師の奥さんが船の上から中国電力に「海を売った覚えはありません」、「生活の場を奪われるわけにはいきません」、「あなたたちはいつも嘘ばかり言う!信用できん!帰ってください」、と言っています

画像の撮影はシーカヤッカー原康司くんです

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11日朝・中電作業開始

11日朝・中電作業開始
11日朝・中電作業開始
11日朝・中電作業開始
上関原発予定地埋め立て準備作業が始まりました。
現場にいる山口晴康さんからメールをもらいました。
「わたしらは海を売った覚えはない!祝島おばちゃんたちの叫び!涙が出ます。」

今朝は祝島の清水丸という船に島の女性達が乗り込んで、作業船に向かってトラメガで訴えているようです。
電話ごしに声が聞こえてきました。

私らは海を売った覚えはない。
生活の場を守りたい。
協力は出来ない。
帰って下さい。

繰り返し訴えていました。

僕は今から電波圏外に入るので、一時投稿が途絶えます。

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今日の阻止行動~布メッセージ募集~水のウォークのご案内

上関については、何とか今日の作業は阻止することが出来たようです。
山口放送:http://4ch.kry.co.jp/news/news8701826.html

とはいえ、高齢の方も多いですから、このような直接行動をずっと続けるわけにはいかないでしょう。
抗議の電話・ファックスなど、遠隔地からの声が届くことで、
現場の人達の間に戸惑いが生まれ、雰囲気が変わっていくことは、
間接的なようですが大きな力を持ってくると思います。

今回は(焦らせるつもりはありませんが)素早い対応がカギになると思います。

全国にネットワークがあって、情報はすぐに伝わるという事実を知らせる事につながります。

中電の社員は、マスメディアを利用すれば、民意を煽動出来ると妄信しているように感じます。

反対している人は地元の特殊な人たちだけだという既成事実を作ろうという意志を(今日に限らず)感じますし、
マスメディアを使って大々的に自分たちの主張を伝えているようにすら感じます。

例えば今日も、現地で座り込む人達に向けてトラメガで、
「CO2削減のためには原発は必要」
「私たちは、皆さんの安全のために、退去をお願いしています。」
などとアピールしたそうです。

そんなことを祝島の人達に伝える必要があるか、祝島の人達はそんな言葉で説得されるのか、、、
そのような当たり前の事は分かった上で、彼らは、目の前の祝島島民ではなく、
マイクやカメラを向けるマスコミと、その先にいる視聴者にアピールをしています。
彼らは以前にも「祝島島民があきらめてくれれば上関原発は出来る」という言葉を口にしています。
同意を得る意志がないこと、まともな対話が出来ない状況にある事を、とても残念に思います。

目の前の人達、現地に住む住民を見ずに、彼らは何を見ているのか、、、、。

誰が悪者であるという話でもありませんが、この状況をとてもアンバランスに思います。

偏った報道に扇動されない民意がある事を、目に見える形にすることが大事だと思います。

そして、今のこの機会は、現地と遠隔地の直接的で具体的なネットワーク作りのチャンスでもあるでしょう。

仙台の方々は、布にメッセージを書いて、送ってくださるそうです。
遠く仙台からメッセージを送って頂けるとしたら、その影響は絶大です。

カメラに映るものが、正論を言っている(妨害行為によって迷惑を被っている)ように見える中電社員ではなく、
全国各地から届くメッセージフラッグであったとしたら、テレビを見る人達は何を思うでしょう。

僕は明日(9月11日)から、滋賀県で行われている「山水人2009村祭り」に参加し、
11日夜に「ぶんぶん通信no.1」「ぶんぶん通信no.2」とトーク、
12日夜には「祝の島」ラッシュ上映と、同映画監督の纐纈さんとのトークを行います。
現地の状況を伝えながら、遠隔地にいながら出来る事を相談出来たらと思います。
(この間は、電波圏外に入ってしまうので、ご連絡はtakafumitomita1320@yahoo.co.jpまでお願いします。
または、留守電に連絡先を残しておいてください。携帯:080-6947-2491)

その場でも、大きな布を用意します。
皆さんからメッセージを集めて、13日夜に山口入りします。
上関現地には15日午前中までいます。

布メッセージは、横90センチ×縦60センチくらいであれば、1人で持てますし、
横180センチくらいなら、2人で持てます。

もし、作ってみたい、という方がいたら、送り先を案内します。
walk-in-beauty@ezweb.ne.jpか、080-6947-2491にご連絡ください。

10月には、山口県内の仲間と100キロのウォークを行います。
水を進み、陸を進む、ウォークです。
僕は陸を歩くグループを取りまとめます。

そこでも、皆さんからの布が届けば、持って歩きます。
(防水にしていただければ、カヤックでも掲げます)

この文章の後に、10月のウォークのお知らせを掲載します。
よかったらご一読ください。

関西の皆さんへの呼びかけとしては、
9月16日に兵庫(摂津本山駅から徒歩8分)ミドリカフェで、「ぶんぶん通信no.1」上映会があります。
9月17日には吹田(阪急吹田駅から徒歩10分)モモの家で「脱原発の旅の報告会」があります。
山口現地からの詳しい報告をしたいと思います。
その他、スケジュールをダイジェストにまとめてありますので、よかったら以下の記事をチェックしてください。
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/827117-04ba.html

また、ほうぼうからの情報を集めて、とても分かりやすく整理して伝えて下さっているブログがあるので、
紹介します。
http://iwaijima.jugem.jp/

そして、連絡を入れさせてからすぐに今日の状況を記事にしてくださった北山耕平さんに、
心から感謝の気持ちを送ります。
迅速な応答を、本当にありがとうございます。
NATIVE HEART:http://native.way-nifty.com/native_heart/


この記事の最後に、布メッセージの例を紹介します。
(ワシントンで見た、子供たちが作ったキルトと、仙台に集まった再処理に関するものです。)

冨田 拝

・・・・・・・・・・・・・・・転載歓迎・・・・・・・・・・

ピースウォーク山口では昨年に続き、今年は現地を「水」からたどる、水のウォークを主催します

海の母なる山を手入れし、川でつなぎ、基地と平和を考え、原発予定地の田ノ浦までたどる、
本当のことを体感する道です

カヌー、歩き、自転車、と3つの隊でウォークするので、お好きな方法で参加頂けます

いろんな人がつながり、「自然と平和について考える」大切さを社会に伝えましょう!



♦♦♦♦ 森~川~海、いのちと平和つなげよう! 水のウォーク ♦♦♦♦


平瀬ダム計画が進む日本有数の清流、錦川の中流から、川を下り、 移転増強で揺れる岩国基地を巡り、
瀬戸内に残された数少な い原風景と豊かな自然を脅かす原発計画地、上関田ノ浦まで、水をつなぎ、
カヌーや歩きで巡礼する祈りのウォークです

ぼくたちのいのち全ては、森と川と海、つながる水の恵で生かされている。

かけがえのない瀬戸内の美しい自然と、平和な世の中を次世代へ受け継ぐ為に、

みんなでつながり、小さな一漕ぎから始めよう!


【日時】  
2009年10月6~10日
       
山口県岩国市錦町から田ノ浦まで、5日間100キロのキャンプ

【日程】   
 
10月6日 
山口県岩国市錦町にて森林保全活動         
宿泊地:錦町ラフティングNEOでキャンプ
     
7日 
岩国市美川町河山からスタート ~ 行波          
宿泊:河原でキャンプ

8日 
行波 ~ 錦川河口(門前川河口)             
宿泊:旭町第一会館

9日 
錦川河口 ~ 柳井                    
宿泊:浜でキャンプ

10日 
柳井 ~ 田ノ浦 (夜は団結小屋にて交流会あり)     
宿泊:島民の会団結小屋

【参加資格】

自然と平和を愛する人
         
技量、装備を含め、自分ですべての責任を持って参加できる方


【参加料】 
運営費がかかますので、お気持ちをお願いします


【その他】  
都合の良い区間だけの参加も歓迎
       
上班が船や荷物等の運搬などをサポートします

自転車隊、ウォーク隊、陸上サポート隊、炊き出し、応援メッセージ、カンパなどでの参加も大歓迎

■「想いの旗」大募集!■

現地まで来れない方でも、想いのこもった旗を作って頂ければ、現地であなたの想いを掲げます
どんな形、メッセージでも良いのでお待ちしています!
      
■寄与金振込先■  
東山口信用金庫 遠石(といし)支店
口座番号 0207592(普通)ピースウォークヤマグチ 


●後援   
祝島島民の会、瀬戸内カヤック横断隊、草の根ネットワーク岩国、水源開発問題全国連絡会    


●お問合わせ、参加申込

主催 ピースウォーク山口 担当 吉村健次
〒740-0501
山口県岩国市美川町小川420-10-202
電話 0827-76-0303
MAIL neo-kenji@car.ocn.ne.jp

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2009年9月10日 (木)

上関現場からの報告

今日の山口県上関の状況について、
田布施の方が記録した映像と、「STOP!上関原発!」メルマガを紹介します。

http://www.youtube.com/watch?v=CQ6RAh8iIIc









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 「STOP!上関原発!」 メルマガ 第22号(2009.9.10)

      http://stop-kaminoseki.net/

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 中国電力が本日、上関原発の敷地造成に向けた海面埋め立て工事の
準備作業に入りました。埋め立て範囲を示すための灯浮標(ブイ)を
平生町田名埠頭から建設地沖に運ぶ作業を予定していたようですが、
現在、祝島の漁船やカヤック隊の阻止行動で運搬用台船が埠頭に近づけ
ない状況が続いています。また、陸上でも反対派住民などが抗議行動を
行っています。

◎台船近寄れず 原発埋め立て(中国新聞 2009.9.10)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200909100199.html

◎上関原発の海面埋め立て開始 山口、反対派が抗議活動(47NEWS 2009.9.10)
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091001000249.html

───────────────────────────────
            協力のお願い
───────────────────────────────

現地で阻止活動をしている祝島の山戸孝さんからの呼びかけ文です。

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 瀬戸内に残された豊かな海が、今、原発のために埋め立てられようと
しています。
 1982年に山口県の上関町に原発建設計画が持ち上がってから、地元住民は
賛否の対立に苦しんできました。28年たった今でも未だに続いています。
そして原発予定地の対岸わずか3.5kmに浮かぶ祝島では、住民の9割が
計画に反対し続けてきました。原発建設予定地周辺は豊かな漁場であると
同時に、小型の鯨のスナメリが群れをなして泳ぎ、天然記念物のカンムリ
ウミスズメの生息が確認されるなど、希少な動植物の宝庫でもあります。
 しかし昨年山口県は、原子炉設置許可申請すら出されていない状況にも
かかわらず海の埋め立ての許可を出してしまいました。そして今、中国電力
は原発建設予定地の目前に住む祝島の島民に対する説明も対話もないまま、
海の埋め立てと原発の建設を強行しようとしています。
 私たちは自分たち自身の命や生活を守るために、生活の糧である美しい海
や豊かな自然を守るために、中国電力の埋め立ての強行に抗議しています。

 祝島島民の会ではホームページ(http://shimabito.net/)や
blog(http://blog.shimabito.net/)も開設していますが、多くの島民が
阻止行動に参加しているため今は現地の様子をお伝えできません。

 これまでの動きを含め、現地の状況は上関原発最新情報(http://new-k.livedoor.biz/)や
RadioActive(http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/)、
UrauraNews(http://iwaijima.jugem.jp/)等で紹介されていますので、
ぜひご覧ください。

 山口県や中国電力、上関町に、地元住民を無視した工事の強行に対する
抗議や疑問の声を届けてください。
そして、この呼びかけを多くの方々につないでください。
どうかご協力をお願いします。

2009/9/10 山戸孝@祝島在住 iwaishima@gmail.com

◆山口県
・海の埋め立てに関してはこちら
土木建築部港湾課
TEL083-933-3810(管理班、港政班)
FAX083-933-3829
メールアドレスa18700@pref.yamaguchi.lg.jp

・スナメリやカンムリウミスズメなどの希少生物についてはこちら
環境生活部自然保護課
自然・野生生物保護班
TEL(083)933-3050
Fax(083)933-3069
Mail a15600@pref.yamaguchi.lg.jp

◆中国電力
TEL 082-241-0211
FAX 082-523-6185
原発関連メールフォーム
https://cc-www.energia.co.jp/faq/1024/app/servlet/ext_inquiry_a?linkid=904&linkstr=%8C%B4%8E%71%97%CD%8F%EE%95%F1

◆上関町
電話 0820-62-0311
FAX 0820-62-1600
メール k_yakuba@d2.dion.ne.jp
※可能であれば、送られた質問やそれに対する回答、また相手方との
やり取りの内容などを、簡単でかまいませんので祝島島民の会(iwaishima@gmail.com)
へお寄せください。
今後の活動の参考にさせていただきます。


==============================★
●発行責任者  STOP!上関原発!メルマガ編集者 國弘秀人
●Webサイト http://stop-kaminoseki.net/
●お問い合わせ kunihiro@iwaishima.jp
●メルマガの登録・解除は、
    http://stop-kaminoseki.net/
※このメルマガは転送歓迎です。
★==============================

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現地の状況

現地の状況
中国電力は本日の作業の中止を宣言しました
時間は3時20分頃です(山戸孝君より)

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【緊急!】上関原発予定地埋め立て工事の最新情報

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動画:9月10日中国電力、上関原発埋め立て準備作業開始(撮影:山戸孝・祝島島民)
http://www.youtube.com/watch?v=E1pN1sUrH-o






本日10日8時前、中国電力は上関原発予定地の埋め立て工事に向けた作業の着手にかかり、
13km離れた平生町の田名埠頭に置いてあるブイ(浮標)を工事区域に設置するため、
クレーン台船を向かわせましたが、祝島の漁船数十隻が田名埠頭前でバリケードをつくり、
クレーン台船の接岸を阻止しています。

周囲には、中国電力の船、海上保安庁の船、マスコミの船、シーカヤックなどが入り交じり、
上空はマスコミのヘリコプターやセスナ機計5機が飛び交い、騒然としています。
陸上では祝島の住民ら50人余りが座り込み、マスコミ関係者や周辺住民らが集まっています。

現在、中電側も阻止側も大きな動きはなく、しばらく膠着状態が続くと思われます。
この阻止行動が何日続けられるかは分かりません。
長期にわたる阻止行動は、高齢化した祝島住民への負担も大きく
これまでの例だと数日程度でバリケードは解除されるかも知れません。
週末の12・13日には、さらに多くの抗議住民が集まると思われ、抗議集会も予定されているようです。

現地周辺には駐車場もあり、座り込みや阻止行動の様子を見ることは誰でも可能です。
http://www.mapion.co.jp/m/33.9074308333333_132.059420277778_7/

以下、祝島の山戸孝君からの呼びかけ文です。

************************************

瀬戸内に残された豊かな海が、今、原発のために埋め立てられようとし
ています。1982年に山口県の上関町に原発建設計画が持ち上がっ
てから、地元住民は賛否の対立に苦しんできました。28年たった
今でも未だに続いています。そして原発予定地の対岸わずか3.5
kmに浮かぶ祝島では、住民の9割が計画に反対し続けてきまし
た。原発建設予定地周辺は豊かな漁場であると同時に、小型の鯨のスナ
メリが群れをなして泳ぎ、天然記念物のカンムリウミスズメの生息が確
認されるなど、希少な動植物の宝庫でもあります。しかし昨年山口県
は、原子炉設置許可申請すら出されていない状況にもかかわらず海の埋
め立ての許可を出してしまいました。そして今、中国電力は原発建設予
定地の目前に住む祝島の島民に対する説明も対話もないまま、海の埋め
立てと原発の建設を強行しようとしています。私たちは自分たち自身の
命や生活を守るために、生活の糧である美しい海や豊かな自然を守るた
めに、中国電力の埋め立ての強行に抗議しています。

祝島島民の会ではホームページ(http://shimabito.net/)やb
log(http://blog.shimabito.net/)も開設していますが、多
くの島民が阻止行動に参加しているため今は現地の様子をお伝えできま
せん。これまでの動きを含め、現地の状況は

上関原発最新情報(http://new-k.livedoor.biz/
RadioActive(http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
UrauraNews(http://iwaijima.jugem.jp/

等で紹介されていますので、ぜひご覧ください。山口県や中国電力、上
関町に、地元住民を無視した工事の強行に対する抗議や疑問の声を届け
てください。そして、この呼びかけを多くの方々につないでください。
どうかご協力をお願いします。

2009/9/10 山戸孝@祝島在住 iwaishima@gmail.com

山口県
・海の埋め立てに関してはこちら
土木建築部港湾課
TEL083-933-3810(管理班、港政班)
FAX083-933-3829
メールアドレスa18700@pref.yamaguchi.lg.jp
・スナメリやカンムリウミスズメなどの希少生物についてはこちら
環境生活部自然保護課
自然・野生生物保護班
TEL(083)933-3050
Fax(083)933-3069
Mail a15600@pref.yamaguchi.lg.jp

中国電力
TEL 082-241-0211
FAX 082-523-6185
原発関連メールフォーム https://cc-www.energia.co.jp/faq/1024/
app/servlet/ext_inquiry_a?linkid=904&linkstr=%8C%B4%8E%71%97%CD%8F%EE%

95%F1

上関町
電話 0820-62-0311
FAX 0820-62-1600
メール k_yakuba@d2.dion.ne.jp
※可能であれば、送られた質問やそれに対する回答、また相手方とのや
り取りの内容などを、簡単でかまいませんので祝島島民の会
(iwaishima@gmail.com)へお寄せください
今後の活動の参考にさせていただきます

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2009年9月 9日 (水)

WALK9韓国巡礼

今日は9月9日、正木高志さん等が主宰する「WALK9韓国巡礼」がいよいよ今日から始まります。
http://www.walk9.net/

僕が初めて原発現地に暮らす人たちとゆっくり交流したのは、
日本で原発が最も密集する福井県の若狭湾でした。

そこで実感した事は、元々日本の玄関口は日本海側だったという事実。
人知れず存在する朝鮮出身者の住む被差別部落。
1300年前の白村江での戦いに負けた百済の人達が大勢流れ着いた敦賀半島。
http://ja.wikipedia.org/wiki/白村江の戦い

さらに歴史をたどると、暖流と寒流が混ざりあう海の交差点のような若狭湾には、
北方アイヌや琉球の人達がカヌーで釣りに来ていたそうです。

そして皮肉にも、交易の要所として賑わっていたが故に、
近畿に出来た朝廷から目をつけられ、経済的にも宗教的にも弾圧を受けてきたという歴史があります。

そして今も、この若狭湾で生み出される膨大なエネルギーが、送電線を伝わって近畿に送られているわけです。
歴史とは、過去から今へと途切れることなく続いているものであり、僕たちの中に息づいているもの。
その時の若狭湾訪問を通じて、
「日本の平和は日本のみではなしえない。日本、朝鮮半島、中国大陸の平和をイメージする必要がある。」
という事を意識するようになったのですが、今回、このタイミングで、ずばり同じことを感じて動き出す人たちが身近にいる事実を、とても不思議な(でもとても納得するような)気持ちで受け取っています。

今まで見つめてこなかった歴史を見直すことは、
今目の前にあるトラブルと向き合う事と同様にパワフルな行為であると感じます。

問題を生みだすのではなく問題を解決していくために、力強く歩みだす仲間たちに、心からのエールを贈ります。

感謝 拝

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2009年9月 5日 (土)

満月に配信 ぶんぶんニュースVol.8

今日は文月十七日。
満月です。

ということで、
「ミツバチの羽音と地球の回転」制作スタッフのみっちんが満月に発信している「ぶんぶんニュース」を転載します。僕も少し記事を書いています。


◎満月に配信 ぶんぶんニュースVol.8      【転送・転載歓迎】
★*888━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 新作ドキュメンタリー
 私たちの未来を求めて旅するカメラ
 
        映画「ミツバチの羽音と地球の回転」
            http://888earth.net/
            2010年春公開予定!
                               
                             鎌仲ひとみ監督
                             制作・グループ現代
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━earth*★
こんにちは。9月になり秋の気配を感じます。
季節の移り変わりは地球の回転が聞こえてくるよう。
ぶんぶんニュースVol.8をお届けします。

*contents**
◆「ぶんぶん通信no.2」DVD発売中!
*-市民の時代がやってくる-メッセージfrom鎌仲監督
*地域でつながる自主上映会をしよう!
*上映会のお知らせfrom広島、山水人
*鎌仲監督トーク動画@7/11カタログハウス上映会
◆関連イベントいろいろ 
☆幻の処女作を公開!
鎌仲監督特集はじまりますfrom逗子、秋葉原
☆10月18日土と平和の祭典に鎌仲監督出演&出展します
◆関連NEWS、イベント
*more trees” チャリティー写真展
「TOUCH WOOD」@渋谷パルコ
*世界で最も優れた国際的なアウトドア映画祭が
今年も日本にやってくる。
*STOP再処理工場全国一斉街頭署名&
再処理データバンクプロジェクトはじまります!
◆編集後記


◆「ぶんぶん通信no.2」DVD発売中!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
8月末にDVD発売した「ぶんぶん通信no.2」。
もうご覧になられましたか?
来春公開の映画「ミツバチの羽音と地球の回転」
制作過程をまとめたビデオレター第2弾!
DVD完成にあたり、鎌仲監督のメッセージをご紹介します。

+++
-市民の時代がやってくる-

ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を作り始めて
1年が経ちました。映画の制作はゆっくり進んでいます。
しかし、世界はすごい勢いで変わりつつあるようです。

アメリカでオバマ大統領が誕生して以来、自然エネルギーへの投資、
核軍縮への取り組みはブッシュの時代からは
想像もできなかったような進みようです。そんな中で、日本は原子力を
推進する中心的な国になってしまいました。
日本政府の自然エネルギーを増やす取り組み、CO2を削減する意欲は、
デブア国連気候変動枠組み条約事務局長をして
「日本のあまりにも責任を果たさないありかたに
自分がこの仕事についた2年半で初めて言葉を失った」とコメントさせました。

いまや日本は「エネルギー構造改革が果たせない国」というレッテルを
貼られています。そしてそのしわ寄せをくうのは私たちにほかなりません。
増え続ける原発建設によって放射能のゴミもまた増え続けます。
その処理に関しても場当たり的な核燃サイクル計画を
みじんも変えようとしていません。六ヶ所再処理工場は
膨大で危険な放射能ゴミを抱えて大変危険な状態に陥っています。

そして、ここで問われるのは、
誰がこの状況を変えるのか?ということです。
私たち、1人1人が責任を果たす。
つまり市民として知るべき事を知り、発信し、
選択することでしか変えることができないと思います。
市民が社会を変える時代が始まろうとしています。

「ぶんぶん通信no.2」は原発建設によって、
どのような生き物たちや環境、そして生態系が
危機にさらされるのか具体的に描いた、映画制作の過程報告です。
私たちの選択が、命の選択につながることをぜひ、
このビデオレターを通じて知っていただきたいと思います。

2009年8月 鎌仲ひとみ 

+++
9月中にも、海を埋め立てる工事がはじまりそうです。
今何が起き、行われようとしているのか。
海や自然を守るために、さまざまな取り組みが行われています。
1人でも多くの方に「ぶんぶん通信」を観ていただきたいです。

◎【NEWS】中電、海鳥調査で最終発表 (中國新聞 09/09/04)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200909040046.html
◎【NEWS】カンムリウミスズメ調査、「生息への影響ない」(読売新聞 09/9/4)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20090903-OYT8T00991.htm

◎【上関原発 最新情報】http://new-k.livedoor.biz/
◎イベント情報はこちら⇒http://iwaijima.jugem.jp/
◎署名はこちら⇒
【祝島島民の会blog】http://blog.shimabito.net/
◎自然の権利訴訟、原告団を11月まで募集しています!
【長島の自然を守る会 スナメリ通信】
http://green.ap.teacup.com/sunameri/

▼全国をぶんぶんと旅する制作スタッフ、冨田貴史さんより-
【RadioActive Radio】Radio09 山戸孝スピーチ@8月6日広島中電本社前
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/radio86-3e70.html
8月6日、広島平和公園に、祝島から山戸孝君が駆けつけました。
大きなキャスターバックにぎっしり署名用紙とリーフレットを詰めて、
汗だくでやってきました。そして、続々と協力者が集まり、
皆で署名用紙とリーフレットを配りました。
たくさんの人達が快く受け取ってくださり、2時間足らずで配りきりました。
その後、原爆ドーム前から中国電力の本社前までのウォークを行い、
それぞれの立場からメッセージ、エールを送り合いました。
今回のRadioは、山戸孝君の中電本社前でのスピーチです。
今の島の状況、上関原発計画の状況を感じて頂けたらと思います。

◎10/6~10/10
森~川~海 いのちと平和つなげよう!水のウォーク 
カヌーと自転車のコラボで山口県錦川を下りスナメリが泳ぐ瀬戸内上関へ 
http://www.ihope.jp/2009/09/01134200.html

◎「ぶんぶん通信」DVDのご購入、お申込みはWEBより⇒
▼購入申込書PDF
http://888earth.net/images/bunbun20090903_buy.pdf
▼購入申込書doc
http://888earth.net/images/bunbun20090903_buy.doc

◎自主上映会の手引き
【人と地域とつながる自主上映会をしよう】
http://888earth.net/guidance.html
▼上映会開催申込書PDF
http://888earth.net/images/bunbun20090903_kaisai.pdf
▼上映会開催申込書doc
http://888earth.net/images/bunbun20090903_kaisai.doc

◎全国各地で
「ぶんぶん通信」の自主上映会がはじまっています!
http://888earth.net/trailer.html

*9/13には広島市の平和記念資料館メモリアルホールにて
「ぶんぶん通信no.2」上映と、ご出演いただいている
上関原発を建てさせない祝島島民の会の山戸貞夫さんにお話いただきます。
*9/11「山水人2009村祭り」にて
「ぶんぶん通信no.1」「ぶんぶん通信no.2」の上映が行われます。
会場内で祝島の特産を販売します。http://yamauto.jp/wakusei.html

◎お待たせしました!YOUTUBEに動画がアップされました!
7月11日にカタログハウスで行われた「ぶんぶん通信no.2」お披露目上映会&
鎌仲監督最新報告会、監督1回目のトークです。
その1http://www.youtube.com/watch?v=yeMpy5kdy4k
その2http://www.youtube.com/watch?v=p1b_FnWxc8o
その3http://www.youtube.com/watch?v=_MjVyuD0dbw
その4http://www.youtube.com/watch?v=KYJObnnS8gQ
その5http://www.youtube.com/watch?v=Cz-rsJnZMqY
その6http://www.youtube.com/watch?v=IKAJkfsPwn0
*たっぷり1時間のトークを約10分づつに分けています。
気になるスウェーデンのエネルギー政策や上関原発の報告、
来場者からの質疑応答など、鎌仲監督の人柄が伝わるトークは
とても盛り上がり、大好評でした◎
2回目のトークは次回のぶんぶんニュースでお知らせします。


◆関連イベントいろいろ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎幻の処女作を公開!
鎌仲監督特集はじまります from逗子、秋葉原

*鎌仲監督20代の処女作
「バリ・夢・うつつ-スエチャおじさん-」をはじめ
「六ヶ所村ラプソディー」「ヒバクシャ-世界の終わりに」
などが日替わりで上映されます。
▼9/13~9/20
コミュニティーシネマ【CINEMA AMIGO】@神奈川・逗子
http://cinema-amigo.com/
*「六ヶ所村通信no.4」にご出演いただいたWEVMANTのメンバーや
地元のミュージシャンたちが立ち上げた新しいスペースです。

▼10/13~10/18 
アートを通して地球を考えるギャラリー「COEXIST」@東京・秋葉原
http://coexist-art.com/
*10/17 鎌仲監督トーク&ライブを予定!
*9/26  同ギャラリーにてイベントが開催!
吉本多香美さんをはじめ、ライブはムビラトロン♪こちらもオススメ!
【森。まるかじり】from六ヶ所あしたの森http://www.ashitanomori.net/

◎10/18 「土と平和の祭典2009」@東京・日比谷公園
はじめる自給!を合言葉に農的幸福と収穫に感謝する
日本最大のお祭りです。種まきトークステージ・平和【PEACE】に
鎌仲監督もトーク出演します。そして今回は特別に
【暮らしの種まきプロジェクト】としてエリア出展します。
fromナマケモノ倶楽部、非電化工房、六ヶ所あしたの森、
ポルカドット、天然住宅、「ミツバチ」制作プロジェクト。
モンゴルのゲルも登場?!どうぞお楽しみに♪
http://www.tanemaki2007.jp


◆関連情報
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◎9/4~9/23
more trees” チャリティー写真展
「TOUCH WOOD」@東京・渋谷パルコ
イベント詳細⇒http://www.touch-wood.jp/index.html
坂本龍一さんメッセージhttp://www.touch-wood.jp/sakamoto.html

◎9/12~日本各地で開催!
世界で最も優れた国際的なアウトドア映画祭が今年も日本にやってくる!
【BMFF公式HP】http://www.banff.jp/

◎9/26 一緒に考えませんか 私たちの暮らしとエネルギー
~幸せ最大、エネルギー最小の社会とは~ @東京
http://www.ett.gr.jp/mkomi/20090926_tokyo.html

◎9/30~10/11
DAYS横浜国際フォトジャーナリズムフェスティバル2009@横浜赤レンガ倉庫
http://photofestival2009.seesaa.net/

◎11/11 スウェーデンの実践から学ぶ
「ナチュラル・ステップ基礎講座」@東京
http://www.es-inc.jp/news/001690.html

◎【NEWS】エネルギー自給率3290% !! 日本にもあるエネルギー永続地帯って何?(greenz.jp 09/8/3)
http://greenz.jp/2009/08/03/sustanable_zone/
◎【社説】原発トラブル「想定外」が多すぎる (中日新聞 09/09/04)
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2009090402000042.html
◎【NEWS】廊下まで放射性ゴミ山積み 再処理工場ストップで(朝日新聞 09/8/31)http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY200908310371.html
◎【NEWS】再処理工場の完工1年以上延期へ(東奥日報 09/8/28)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090828085636.asp
◎【NEWS】全国のサーファー、六ケ所村再処理工場に「待った」(朝日新聞 09/7/30)
http://www.asahi.com/eco/TKY200907260124.html?ref=recc

◎9/13~9/20
「STOP再処理工場全国一斉街頭署名」はじまります☆
今年2月に盛岡で行われた
「六ヶ所村ラプソディー東日本市民サミット」から始まったアクションです。
*六ラプ市民サミットプログラム「みんなでできるキャンペーン」署名de CAN
http://minacanz.web.fc2.com/petition.html
来年2月には青森で自然エネルギーサミット(仮)が開催されます。
トラブルが続く再処理工場の現状を広め、稼働停止への道を作るために、
声を集め、盛り上げていきましょう。

◎そして再処理データバンクがついに始動☆
六ラプ市民サミットプログラム「再処理を止めるためのデータバンク・プロジェクト」
によるホームページ第一段公開!
【再処理全国署名データマップ】:http://shomei.saishori-databank.org/
署名をどこで、誰が集めてるんだろう。
そんなことを思ったことがある人も多いはず。
全国の署名を収集している個人・団体・お店が一目でわかる画期的なシステムができあがります。

◎10/3 NO NUKES FESTA 2009 ~放射能を出さないエネルギー~
@東京・明治公園 http://www.nonukesfesta2009.com/
日本のエネルギー政策の転換をめざすための全国集会が開催されます。
*10/2、10/4にも関連イベントがあります!
*10/2には上関原発反対の署名提出が行われます。
*10/4 Bee's Cafe Vol.1 「六ヶ所から見つめる未来」
ミツバチのように集まろう!語ろう!伝えよう!
http://www.nonukesmorehearts.org/bees-cafe.html

◎10/11 第2回天手子米収穫祭@十和田
愛情いっぱい!苫米地ヤス子の天手子米日記
http://ameblo.jp/tenteko-blog


◆ 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
読んでいただき、ありがとうございます。
こうして各地の情報を整理していると、
3年前に「六ヶ所村ラプソディー」が公開された当時よりも
マスメディアが取り上げるNEWSがずいぶん増えてきたように思います。
政権交代した民主党は「原子力は安全に推進していきます」
とエネルギー政策を打ち出していますが
市民の意見がどんどん反映されていくように、
もっともっと市民レベルで議論し、情報・意見交換する場が必要ですね。

「ぶんぶん通信no.2」DVDが完成し、順次発送作業を行っています。
一つの映像が完成し、DVDとなり、手元に届くまでのプロセス。
少ないスタッフでロケと映像制作、上映活動を同時進行させていますが
1人でも多くの人に観てもらい、話し合うきっかけ、場をつくっていきたい。
日々各地の上映会主催者の方々とやりとりをする中で
来年公開にむけてのイメージやスケジュールを具体的に考えはじめています。
さぁ 盛り盛りぶんぶん、今日も元気にがんばりましょう~

★*888-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
新作撮影中
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」

WEB:http://888earth.net/
MAIL:888earth@g-gendai.co.jp

「ミツバチ」制作プロジェクト
メールニュース担当:藤井
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-11-13
トラスト新宿ビル4F グループ現代
Tel: 03-3341-2863 Fax:03-3341-2874
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