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2009年11月16日 (月)

【田ノ浦レポート】11/16

【田ノ浦レポート】11/16
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【田ノ浦レポート】11/16
【田ノ浦レポート】11/16
約1ヶ月ぶりに田ノ浦に来ました

現在、田ノ浦沖に停泊中の作業用の台船は一隻

今朝はその台船に作業員が数名来ましたが、何もしないまま今に至っています

以下、先日カヤック隊の吉村健次君の書いた記事について誤解をされた方がいらっしゃると聞いたので本人に代わって説明をさせて頂きます

記事引用:
「また田ノ浦海岸で作業しようとしていたJVの作業員とカヤック隊員が警察の仲介で話し合いをし、まずは正式な話し合いの場を設け、しっかり議論した上でないと、工事作業を始めない事で両者合意しました。
警察も承諾しています。」

しっかりと議論をしたうえでないと作業を始めないとの事で合意し、警察も承諾したのは「海岸(陸)の工事」についてです。


岩場を削ったり、重機が入れるように海岸及び海岸周辺を造成するなどの作業です

今日も陸の作業を請けている作業員は姿を見せていません

陸の造成、海の測量、資材の搬入など、いくつもの業者さんが仕事を請けていますが、その中の一部について上述のような合意がなされたという事です(今日もこの件について浜を訪れた警察官と事実を確認しました)

田ノ浦沖に停泊中の台船を始め、現在中断している作業がいつどのような形で再開されるのかや、なぜ作業が中断しているのかなどについての情報が入らないままの状況が続いており、シーカヤック、祝島漁船による監視も継続中です。

海岸は日に日に寒くなっているようです

作業の滞り
阻止行動の継続
・・・

どちらの立場に立っても望まない今の状況を、このままいつまでも放置(傍観)してはいけない立場の人がいるはずです

政治家の方々、山口県、経産省、原子力委員会など各機関の方々、マスコミの方々など、ぜひ現地を訪ねて頂きたいです

現地に関わるあらゆる立場の人達が納得・共有出来る解決策を見つけることは難しい事かも知れませんが、関わらなければ何も始まりません

仮にもし本当に上関に原発が必要だというなら、その決断がどのような事態を生み出しているか知るべきではないですか?
原発が出来るたびに現地に対立や遺恨が残るなんてたまったもんじゃありません

どちらの立場が勝とうとも、一人でも負けが生まれるなら、その町づくりのやり方は考え直すべきではないですか?

また、地域をそのような状況に追い込んでいる原因が、国や県の政策や経済界の方針に影響を受けているなら、「現地の決めたことだから」という言葉は、解決を先延ばしにする無責任なコメントに聞こえます

農業にしても、林業にしても、漁業にしても、それに伴う加工事業にしても、島や半島の営みを支えるものは、支え合いや助け合いの出来る関係性でしょう

人間関係が断ち切れるダメージは数値では計れません

もちろん現地を訪ねたり、聞き込みをする事で理解が出来るような簡単な話ではないにしても、知る意志からしか知ることは出来ないし、解決しようとする意志からしか解決は見いだせないでしょう

原発が出来たとしても悲しむ人はいるのでは解決にならないし、原発が出来なかったとしても誰かが苦しむなら解決とは言えないでしょう

作業員やシーカヤッカー、祝島島民といった現場の人達だけでは見つけ出せない答えを本当に作り出すには、あらゆる立場のあらゆる当事者が現場を知り、理解し、緊急の措置(作業一時中止など)や中期的な措置(下請け業者に対する保障など)、長期的な措置(対立を生まない地域作りが可能となる仕組みづくり、分断や苦しみを生まないエネルギー政策)を真剣に議論する必要があることを改めて強調したいと思います

「今まで続けてきた仕組みを変えるのは難しい」
その事を分かった上でも、または、その言葉が出てくるまでに重ねてきた試行錯誤や苦労や努力やその末に生まれた無力感や諦めの全てを察しきれないとしても、それでも、今まで続けてきたやり方を続けていく事の限界、これ以上いのちを犠牲には出来ないという母や子や島人や海人や、声を出せない生き物たちからのメッセージにこそ、耳を傾け、まっすぐ向き合うべきではないでしょうか

この問題は「あなたのせい」ではなく、私たちに与えられた共通の課題

誰が悪者かというののしりあいや、責任のなすりあいをするのではなく、お互いが気持ちよい未来のために、難しいから諦めるのではなく、難しいからこそ、真剣に向き合っていけたらと思います
写真1
田ノ浦海岸から見た作業台船
手前に祝島漁船とシーカヤック
奥に祝島

写真2
田ノ浦海岸に待機中のシーカヤック

写真3
田ノ浦周辺の森林
コナラやクヌギなど緑豊かな心地よい森です
伐採される前に工事が止まりますように

写真4
夕方に訪ねた田名埠頭
九つのブイは置かれたままです


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コメント

大変だね
何千万円という損害賠償
頑張って働いてかえしてね

親に迷惑かけないようにね

投稿: 電力会社 | 2009年11月16日 (月) 22時00分

おいでませクリーンエネルギー!バイバイ放射能。11月21日~23日P.M.1:00~P.M.3:30山口県宇部市ときわ公園正面入口脇にて六ヶ所、上関の中止を求める街頭署名をします。賛同いただける方お待ちしています。違いを認めながら、活かし合える明日を目指そう。

投稿: カメゴン | 2009年11月16日 (月) 22時46分

私は、団塊の世代の子供たちのひとりです。
彼ら彼女らは、めまぐるしく変わり、成長を遂げる日本を世界を支えてきました。

私たちの親は、日本に豊かさをもたらしました。
とても感謝しています。

今度は、わたし達が新しい豊かさをみつけ、日本を支えていく番だと思っています。

人のエネルギーも、世界のエネルギーも、環境のエネルギーも。
いのちの為のエネルギーも。

今からは何が大切で、どうしていくのか。
新しい方法を。

もっと先進的なことを考え、実行していける時かもしれない。
山口県には、案外たくさんの若い力が眠っていたと、そろそろ県知事さんにも気づいてほしい。

そして電気を使うすべての人たちにわかってもらいたい。
今の便利さの裏に眠っている犠牲たちは、もうこれ以上ふやせないことを。

投稿: はち | 2009年11月16日 (月) 23時15分

いつもお疲れ様です。
皆様、くれぐれも無理をされませんように・・・

原発を通して、日本が、世界が見えてくる面もあると思います。

例えば・・・

日本の企業がインドネシアでマングローブの森を伐採し、環境破壊してしまった後、ODAによる海外援助ということで、森林保護など行う、そのための道路などインフラ整備のため、インドネシアは環境破壊だけでなく、新たな借金ができてしまう、そんな悪循環が世界各地で行われてきました。
おまけに日本のODAは日本から重機を持ち込んだり、現地職員を積極的には雇わないなど、現地への還元も悪いようで・・・
国内でも同じことが起こっていると思いました。

原発のある国々から、放射性廃棄物の適切でない投棄も世界中で行われているということも聞ききます。
中国では、チベットの人々が暮らす所へ・・・

原発と地雷は少し似ていると思います。
地雷を埋める側の人たちが地雷を踏むことはほとんどないでしょう。
地雷を踏む人たちは、そこで暮らす人たち、何も知識がない子どもたちということも多いそうです。

どうすれば日本が本当に世界に誇れる国になるのか、ということを考えたとき、これから先の日本に暮らすことになる人たちにとって、何を残し、何を残したくないか、という視点はとても大切だと思います。

世界一地震の多い日本は、原発にこだわり過ぎず、他の発電方法ももっと検討してほしいものです。

原発メーカーがもっともっと自然エネルギーなど別分野に力を入れてくれますように。

投稿: ゾウさん | 2009年11月17日 (火) 01時56分

会社組織というのは良くも悪くも上意下達の世界で、上の命令に従うしかないのですよね。現場の作業員さんたちに過度な期待をかけるのは酷だと思います。
私は草の根のパワーも信じたいですが、トップダウンの世界も現実にあるものなのですから、現場での反目が高じるようなやり方だけだけではまずいのではないかと、今回の事件を機に思った次第です。
実際に体を張っていらっしゃる方々には後ろめたい気持ちもありますが、私は電力会社のトップの方が建設を諦める方向に考えを変えてくださるよう、祈ることにしました。祈りによって自分の考えとしてもらえるから。祈りは創造です。

投稿: そらみち | 2009年11月17日 (火) 21時05分

コペンハーゲン気候サミットで「CO2削減に原子力を利用しないで」との請願を行うそうです。
http://www.dont-nuke-the-climate.org
で、ネットからの署名できますよ。
PR文中で、日本での原子炉の運転状況からすると「まさか」というような数字が踊っていますが、体内被曝について冷静に考えていただいている方なら、趣旨自体には同意できるかと思います。
ヒロシマ・ナガサキの経験を持つ日本からの署名がもっと上がってよいように思います。
メールアドレス1つにつき1件の署名だけを受け付けているようなのでご注意ください。

投稿: カメゴン | 2009年11月18日 (水) 11時19分

ごく簡単に書きます。
下記のURLの「DON'T NUKE THE CLIMATE」は日本語を含め10ヶ国語で見ることができます。
外国語が読めない人でも、日本語版サイトがあるので、ぜひ署名をしてみてください。

http://www.dont-nuke-the-climate.org

投稿: hitoshi | 2009年11月18日 (水) 22時21分

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