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2009年11月10日 (火)

当ブログのコメント欄について

ブログ「RadioActive」に書き込まれたコメントについてです。


基本的に、投稿者・読者からの要望がない限り、コメントに手を加えたり削除をする事はありません。

「酒池肉林!!」とか「うがあああああ」のような、
意味不明または著しくブログの内容から外れるコメントについては、削除をしています。

僕自身は、それぞれのコメントに一つ一つレスをつける事は難しいので、
それぞれの内容を踏まえながら記事を書くように努めたいと思っています。

駄文というものはないと思いますし、どんなコメントも貴重な言葉だと思っています。

僕たちはお互いをもっと知るべきだし、言葉を交わすべきでしょう。

立場の違う人達の言葉を聞ける機会は、なかなかありません。

自分の意見と違ったり、違和感や不快感を覚える言葉を排除する事は、とても危険です。
※不快感、違和感を克服するために、自分ではなく相手だけを変える、という行為の危険性、
 人をコントロールできるという思い込みの危険性、という意味で。

自分を変えずに(わが身を自己点検せずに)、相手を変えることは出来ないでしょう。

しかし、自分の理解(見方、視点)を変えること、または、相手と自分との関わり方を変えることは出来るでしょう。

たくさんの立場、言葉に出会えるという事は、そういった意味でも、とても貴重です。

その貴重な場(コメント欄)に手を加えることは、なるべく避けたいと思っています。

沈黙と無関心が今のこう着状態を作っているなら、ある程度混沌としていても、コミュニケーションが活性化する事は、喜ばしい事だと思います。

多様な生き方が認められる世界のために、多様な立場が善悪や優劣のジャッジを受けることなく、あるがまま存在を許される事を望みます。

冨田 拝

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コメント

「僕自身は、それぞれのコメントに一つ一つレスをつける事は難しいので、
それぞれの内容を踏まえながら記事を書くように努めたいと思っています。」
とのことでありますが、特に印象深いコメントなどございますか。
私は過去のtweedle氏のコメントには、反対派も耳を傾けるべきものがあったと思っています。

上関での出来事に関心を寄せるものの一人として、島民の会を中心とした現地の方々にお願いします。
どうか、皆さんが具体的に何を望んでいるのか、明らかにして下さい。
対話を望むのであれば、中国電力に対して書面等で正式に申し入れをなさって下さい。
既に、推進派の団体が反対派に対して公開質問状を近く発するとの報道があります。
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20091110ddlk35040548000c.html
推進派の方から先に対話を申し込まれる結果になるのでしょうか。何とも皮肉なことです。

もちろん、過去に島民の皆さんは、何度となく中国電力側や推進派住民に対して、
対話を求められてきたことと思います。そして何度となく、裏切られてきたのかもしれません。
しかし、先々月からの埋め立て阻止への一連の行動の中で、話し合いをしないことへの抗議
ばかりが聞こえ、話し合いを求める確かな声が聞こえてこないことを、不思議に思っています。

どうして、反対派側から対話を呼びかけないのか。これも何かのかけひきなのでしょうか。
ひとつの地域の未来を、考えの違うものがどのように分かち合っていくのか。
中国電力と祝島島民との間で、また上関町民同士で、真剣な議論が行われるのを、聞いてみたいです。


投稿: 男子力発電所 | 2009年11月10日 (火) 21時47分

男子力発電さん

tweedleさんのコメント、拝見しました。大きな一つの流れについて(その流れを支持するかどうかは別として)少し知ることができたように感じています。私自身は、日本という国単位で見たときに、これ以上原発を増やすべきでないと思っておりますが、別の考え方の流れについては、知りたいと思っています。ありがとうございます。

世の中には、場ごとの空気があり、それぞれに、参照している、または支持している流れがあると感じつつも、中国電力がなぜここまで原発の建設に執着している(ように見える)のかが、私にはよくわかりませんでした。tweedleさんのあげてくれていた情報で、中国電力という会社が、何に基づいてこれまで動いてきたのか、そして、これからどうしていこうとしているのか、少しだけ理解できた気がします。(表現が抽象的ですみません)

それでもやはり、中国電力の中心部にいる方の姿勢には、明らかに誠意が足りないと感じます。抗議の電話で話した男性社員の方に、現地へどうして話をしにいかないのかと聞くと、昭和60年代に一度、推進派の人間が島にあがらせてもらえないことがあり、それ以来いけない状況が続いているとおっしゃっていました。確かに、どんな場所にもいろんな人がいるとは思います。その行動がどんなにその地域の生活に根ざした、その人にとってやむを得ない行動であっても、過激と感じる人もいるでしょう。それでも、地域の中で事業をしていく側として、あげてもらえないとわかっていても毎月島に挨拶に行くとか、「工事は一週間しか止められないが、その間で話し合いの時間をつくってもらえないか」等呼びかけるとか、もっと歩み寄ろうとする姿勢を中国電力側から継続的に示すのが、人としてあたりまえの手順だと思うのです。不安を取り除くための対話をしようとしてこなかった中国電力側は、明らかな努力不足ではないかと思いますし、その努力は、そんなに難しいことだったのだろうかと、私は疑問なのです。

前述のような中国電力の態度が続いてきたことから、島民側からお願いするという行動は、起きようがなかったのではないかと思います。私が祝島の人の立場だったら、やはり人としての誇りが踏みにじられたと感じると思います。それをつまらないプライドだと思う人もいるでしょうが、中国電力は、人にものを頼む態度が基本的になっていないと思えてならないのです。

今まで説明しようとする努力を怠ってきたことをきちんと謝罪した上で、話し合いの場を作らせてほしいと中国電力側が誠意を持って要請したなら、島の方は門前払いするようなことはないと思いますし、むしろそんな呼びかけを待っておられるんじゃないでしょうか?

そして、「上関町民同士での議論をまず深められないのか」、私も祝島を訪れるまでは、そのことを疑問に思っていました。現地に住む方に以前伺ったことですが、町内では原発の話はタブーに近い空気があるそうです。私の言葉足らずでうまく書けないのがもどかしいのですが、現地ではすでに、「町」単位で話し合える状況では、ないのです。もちろん、本当に止めたければ、こだわりやしがらみをいったん置いて、まず町内で議論を深めるべきだという意見はもっともだと思います。ただ、それができないほどに、この原発計画が、地元のコミュニティを分断してしまっている現状があるということは、中国電力の中心部の方は一番理解しなければならないはずですし、この地域外の人間もみな、頭の端においておかなければならないことだと思います。

もう一度町内で自由な意見交換ができる状況をつくれるとしたら、どうすればいいのか、しかるべき第三者が間に入るべきなのでしょうが、それを実現するにしても、この問題を見守る一人一人の態度が鍵になると感じます。

上関町内での議論について、関西に住む私に意見する資格がないことは承知しているつもりですが、思ったことを書かせていただきました。

投稿: becchi | 2009年11月11日 (水) 18時34分

becchi さんのおっしゃるとおり、ひとたび原発計画が持ち込まれると、地域のコミュニティは分断されてしまいます。
浜岡原発の地元でも、自由に原発についてモノが言える雰囲気がありません。電力会社の地域説明会に出席した女性が批判的な質問をしたところ、帰りに「お前どこのモンだ」と男性数人に囲まれて恐い思いをしたと聞きました。男性たちは他県から来た関連企業の社員で、現地に住民票を移しており、地域の説明会にも地元住民として出席しています。
さすがに最近は原発がらみのトラブルが多くて以前よりマシになりましたが、こんな空気の中ではとても自由な討論なぞ望むべくもありません。

それと電力会社に望みたいのは、オープンな姿勢です。
浜岡原発の廃炉と増設問題で電力会社に質問する会を開催したところ、マスコミ取材をシャットアウトしたのには驚きました。
市主催の同趣旨の会には取材を認めたにもかかわらず、なぜ市民団体主催の会は取材させないのか、理由を尋ねても納得のいく回答は得られませんでした。
こういう姿勢では、なかなか地元の信頼は得られにくいと思います。
私は、原発には反対でも電力会社が敵とは思いません。放射能漏れ事故が起きれば推進も反対もなく被害を受けるのだから、ある意味運命共同体です。
だからこそ一緒に考えていきたいのですが、電力会社がその姿勢に欠けるのはとても残念です。

どこの電力会社も事情は似たり寄ったりですが、この間の上関の状況を見ていると、中国電力のやり方は一昔前の手法でとてもよそでは通用しないでしょう。
あまりにも原発のトラブルが多いので、以前よりは電力会社も低姿勢になりました。


投稿: FUJITA | 2009年11月11日 (水) 23時35分

コメントありがとうございます。
田ノ浦埋め立てをめぐる中国電力の態度、また山口県の対応については、
私も道義的に問題があると思っています。
ただ、他所から上関を見守っている多数が、島民の会と一緒になって、
行政や事業者に抗議するばかりでよいのだろうかと思うのです。
もっと、対話のための雰囲気作りをできないかと思うのです。
東京で大規模なロビイングが企画されるなど、様々な動きがあるようですが、
まずは市民レベルで、議論の土台となる知識の共有が必要ではないでしょうか。
また島民の会は、個別の紛争事に対して声明を出すばかりでなく、
もう少し主張・活動の軸をはっきり示してもらえたら・・・と思っています。
(これは山戸孝さんの仕事でしょうか。冨田さんや鎌仲監督その他の方々の協力が
あるといいのですが)

例えば、島民の皆さんは温排水の漁場への影響を心配されていますが、
これについては意見が分かれるようですし、島民の会の見解を知りたいと思っています。
日本ベントス学会の方の考えも知りたいです。

誠意の有無を問題にする議論とはまた別に、きちんと争点を定めた議論が行われること
を願っています。
島民の皆さんは、不誠実な相手に対話を申し入れるなんてあり得ないとお考えかもしれませんが、
自分たちの主張が正しいと思われるならば、その正しさを公の場で明らかにすることに、
何の躊躇がいるでしょうか。
原発ができるにしろできないにしろ、祝島住民も中国電力からの電気を使って暮らしていくことを
考えたら、歩み寄ろうという姿勢を中国電力側にだけ求めるのでなく、祝島側も歩み寄りの努力が
必要なのではないか、なんて思うのです。
(電力の自由化が進めば、別会社の電気を使うことも可能になるかもしれませんが)

投稿: 男子力発電所 | 2009年11月12日 (木) 01時08分

コメントありがとうございます。

>誠意の有無を問題にする議論とはまた別に、きちんと争点を定めた議論が行われること
を願っています。

おっしゃる通りだと思います。知識の共有、温排水など
個別の問題に対する評価の検討、大変重要だと思います。

そして、だからこそ、この地域に横たわる
対立の問題を、よく理解すること、理解しようとつとめること、
そして、その対立を持ち込んだ責任が、中国電力や、
都市に暮らす自分自身にあるのだということを、
自覚した上で、それぞれの問題や人に、
一人一人が接していくことが大事なのではないかと思います。
企業/個人それぞれが、各自が、そのことを理解するとき、

>対話のための雰囲気作り

が、自然に可能になるのではないでしょうか。


私自身、その雰囲気作りができるなら、
本気でなにかしたいと思っています。


また、祝島の中の運動について、時代の流れとともに
これから変えていかなければならない点があるのは、
おっしゃる通りだと思います。
島民の方の多くも、そのことを頭では
理解されているとは思います。

しかしながら、これまで、島の中で反対派9割、という
意思をまとめ、実際に原発の建設を阻止するためには、
祝島の中でのコミュニティを、分裂させないことが
何より重要だったのではないかと察します。
その上で、積極的に外の運動とつながり、
「反原発運動」の域を超えた議論に持ち込み、
政治的にこの問題を考えられる状況にする、そこまでの
コミュニティとしての体力が、追いつかなかったのではないか、
みんなの意思をとりまとめ、とにかくここまで
海を守ること、そして、島の中での生活をすること。
本当に、それで精一杯だったのではないかと察します。

そのことを理解した上で、これからの運動をどうしていくべきなのか、
それには、男子力発電さんのおっしゃるような、実際に政治や世論に
つなげていくような議論や、発信のしかたが必要だと、
私も感じています。

投稿: becchi | 2009年11月14日 (土) 18時43分

重ねてのコメント、ありがとうございます。
本ブログの今日の記事によれば、話し合いをすることになりそうですね。
私としては、島民の会が中国電力に話し合いを申し込んで、
もしそれが拒絶されたら、その拒絶した事実をもって、
「地元の理解を得るよう努めてないじゃないか」とどこかの議員が政府に切り込むように、
東京のロビイング部隊が働きかける、というようなシナリオもありなのかなと考えていたのですが、
ただの妄想で終わりそうです。
是非、カヤック隊員と現場の作業員と警察との間の口約束で終わらず、
中国電力経営陣と祝島島民等とのきちんとした話し合いを実現させてもらいたいです。

中国電力や都市に暮らす自分自身が対立を持ち込んだ、とのことですが、
カヤック隊が上関に持ち込むものが、更なる対立ではなく、和解であるようにと願っています。

投稿: 男子力発電所 | 2009年11月15日 (日) 23時30分

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