« 【田ノ浦レポート】12/7 14:39「台船が移動しました。」 | トップページ | 【NEWS】「ぶんぶんニュースVol.12」from映画「ミツバチの羽音と地球の回転」制作プロジェクト »

2009年12月 8日 (火)

【MESSAGE】12月8日・吉村健次(虹のカヤック隊)より

【MESSAGE】12月8日・吉村健次(虹のカヤック隊)より
昨日から久々の快晴が続いています。

穏やかな瀬戸内の気候となりました。

昨日は打ち上げられたゴミをみんなで拾いました。

先日、工事関係者が雇ったバイトでゴミを拾う人達と違い、私達はまったく自主的なボランティア活動です。

先週水曜日に祝島であった出来事をお知らせします。

水曜日の午後5時半頃祝島港にある、友人が譲り受ける予定の船にいた所、原発推進側の漁師にどける様怒鳴られました。
まだ譲渡の手続きも済んで無い事も伝えたのですが、「風が吹いたら船が寄って来る」との返答だったので、祝島漁協の正組合員の方に相談したら現場に来てくれました。 (相手の方は準組合員だそうです。)

私はその方にお任せして帰っていた所、推進側漁師がまた怒鳴り散らし、駆けつけて頂いた方の胸ぐらをつかみ暴力を振るいました。

僕は慌てて仲介に入ったのですが、暴力を受けた方はあごから血が出て、両膝も負傷しました。

その後警察に連絡し、警察官が来るまで時間がかかったので、推進側の漁師はカブに乗り、私達の制止を強引に振り切り逃げて行きました。 この際も私達は跳ねられそうになり大変危険で、足先はタイヤに引かれました。

その後交番で推進側漁師を呼び出して話しをしようとした所、終始怒鳴って落ち着いた話が出来ず、「やるとこまでやれ!」と言った口調だったので、病院に行って全治3日間の診断をもらい、被害届を柳井署に出す事となりました。

先月の作業員による傷害事件や今回の推進側漁師の一方的な暴力といい、原発推進側の行動は行き過ぎていませんか?

話し合いの打診すら無く、再び暴力行為が行われた事に、悲しみと怒りを覚えます。

中国電力の皆さん今まで行った事をしっかり見つめ直し、考えて下さい。
世間の皆様はちゃんと見ていますよ。

なお、漁港は公の場であり、誰でも船を停めて良いそうです。

また船は風等で隣とぶつかるのは当たり前なので、船主はタイヤなどを船体の横にぶら下げ、ぶつかって良いようにどの船もなっています。

« 【田ノ浦レポート】12/7 14:39「台船が移動しました。」 | トップページ | 【NEWS】「ぶんぶんニュースVol.12」from映画「ミツバチの羽音と地球の回転」制作プロジェクト »

コメント

住民、漁民の対立。という形になれば、電力会社の存在は霞みますね。気をつけて。

投稿: カメゴン | 2009年12月 8日 (火) 21時06分

住民どうしを分断し、対立させるということしか考えようとしない電力会社。

原発を拒否し続け、ついに白紙撤回に追い込んだ町々も、このような醜い対立に苦しめられてきました。
三重県の芦浜原発計画、あるいは石川県珠洲市の珠洲原発計画など、原発計画の白紙撤回にまでこぎつけることができた町々も、このような住民を分断させるということによって、大きな痛手をこうむってきました。

罪深いやり方、としか言いようがないです。

投稿: hitoshi | 2009年12月 8日 (火) 22時38分

漁師さんは船周りには結構ナーバスですでど、27年間の闘争はあまりにも深い傷跡を残していますね。

投稿: アララト岩海(veeten) | 2009年12月 9日 (水) 12時34分

 立場はいずれにせよ、暴力は許されるものではない。

 しかし、中国電力が設置した杭を抜いたり、作業船を占拠したりする行動は行き過ぎとは言えないのか?普通の土木事業であれば、間違いなく損害賠償だ。

 行き過ぎた反対運動を疑問視するシーカヤック隊はいないのだろうか?「世間の皆様は見ていますよ」の言葉をそのまま返したい。マスコミも賢いから、あまり相手にしない。

 「工事関係者が雇ったバイトでゴミを拾う人達と違い」という言葉は失礼な言い方だ。こんな意識であれば、対話なんて必要ないだろう。

 「お金に変えられない景色と自然を守ることから、仕事とお金を生むべき」と考えているようだが、原発を白紙撤回させるような具体的なアイデアが出されていない。それでは、推進派の人間を誰も説得できない。

 「原発ができれば都会に出た子供が帰ってくるかも」と真剣に思っている住民もいるはずである。そんな人のことを考えたことがあるのだろうか?

 

投稿: フル・フロンタル | 2009年12月 9日 (水) 12時56分

2005年頃に似たような事件があったようですが、結局うやむやになったような・・・
このたびの一連の事件は、きちんとした続報を期待してます。

(以前の事件)
平生署前でマスコミのインタビューを受ける山戸代表
怪我をしてから一週間以上経つが首や肩、腰の痛みは治まらず、
全治10日とは言うものの完治は難しいだろうとのこと
なお、中電は「集団で暴行を加えた事実は無い」とコメント
http://shimabito.net/index2.htm

投稿: まろ | 2009年12月 9日 (水) 19時44分

原発が出来れば電力会社や関連企業に優先的に入れてもらった人だけは帰ってくるでしょう。でも、普通の仕事の人は帰りたがらないでしょ。同じ海で生きてきた漁師を仲違いさせるって罪だよ。それも、自然の生態系に無理くり巨大な温排水を放流し、結果、海の生産力を落とすんですよ。その代わりに漁業補償金?って私たちがそこで育つ魚を美味しく頂く権利がなくなるってことでしょう。代替がきくからといわれそうだけど、そう謂われながらどれ程の好漁場が壊されてきたことか・・・。ほんまに哀しい。

投稿: お日様大好き | 2009年12月10日 (木) 01時09分

>普通の仕事の人は帰りたがらないでしょ

 そう考えるのはどうしてだろう。原発が危険だからか?親が元気なうちはいいけど、介護が必要になると、離れていれば頻繁に実家に通うことになる。介護のため、離職せざるをえなくなる人もいる。そんな時、収入が安定した職場があるとありがたいだろう。
 原発ができると、メーカーやメンテナンス会社が入るだけでなく、それに付随するサービス業も必要になる。原発に変わるような雇用を生み出す産業として、代替案にどんなものがあるのか?上関原発に反対する人からそんな建設的な提案は出てこない。

>私たちがそこで育つ魚を美味しく頂く権利がなくなる
 自分が美味しい魚を食べたいから反対しているのか?どこの漁場が壊されたのか?原発近くでは魚が取れないのか?
 ちなみに島根県では温排水の影響の以下のように評価している。
http://www.pref.shimane.lg.jp/genan/nennkann.data/H20bunnpu.pdf
 そして、伊方町ではこんな取り組みもしているようだ。http://www.misaki.or.jp/hanauo/ippon.html
 伝統的な一本釣りにこだわる。なかなかおもしろい。

 YouTubeやテレビを見ていると、中国電力や推進派の方を「嘘つき」「信じられない」とか言って、一向に話を聞こうとしない。そして、YouTube上で自分の姿を晒された作業員のおじさんやその家族はシーカヤック隊をどう思うだろう。話し合いにならない原因は反対派にもある。

 いずれにしても、反対派が主張する内容は、具体性がなく、科学的な根拠に乏しいものが多い。これでは、推進派の嘘に簡単に騙されるだろう。
 感情論も大事だけど、原発という重い社会運動に参加する以上、しっかり勉強しないと誰も説得できない。マスコミにあまり相手にされないのがその証拠だ。

投稿: フル・フロンタル | 2009年12月10日 (木) 15時04分

温排水についてはいろいろみたいですね。

「川内原発周辺海域の漁業被害と温排水」
http://www.synapse.ne.jp/~peace/onhaisui%20sendaigenpatsu.pdf

本もあります。
『九電と原発1温排水と海の環境破壊 南方ブックレット2』
http://www.amazon.co.jp/dp/4861241758

浜岡原発あたりでは温排水による恩恵もあれば心配もあるようです。
「海の幸生む温排水 環境への影響懸念も」
http://blog.shizuokaonline.com/hamaoka/2009/04/post_67.html

こうしたいろいろな事例・意見があるからこそ、
上関のケースについて専門家の方のお話を聞きたいのですが、
先日の院内集会での発表の要約とか、ネット上には掲載されないのでしょうか?

投稿: 男子力発電所 | 2009年12月10日 (木) 17時16分

いつも更新をありがとうございます。現場の様子がいろいろと伝わってきます。私は海や自然が好きだから、上関原発反対の運動を応援しています。

投稿: magokorogai | 2009年12月10日 (木) 22時07分

 温排水の影響については古くから研究されており、ほとんど影響はないというのが定説です。
反対派の方からすれば、まず推進ありきの研究で、実験結果は改ざんされており、とても「科学的なもの」とは
認められないぜ! と怒られそうですが、まあ話は最後まで・・・

 温排水の影響で生態系が破壊され、内海漁業に壊滅的な打撃をあたえるという説がありますよね。でもこれって、
そもそも、どんな組織の誰が、どんな研究施設で、どのような実験と検証の結果得られた結論なのか、ご存じの方は
いらっしゃいますか。その研究成果は学会で発表したり、文献やホームページなどで公開されているでしょうか。
 グリーンピース・ジャパンや原子力資料情報室、原子力発電がなくても暮らせる社会をつくる国民連合(故:平井
憲夫氏の講演録?を啓発に使っている団体)など、いろいろな団体を調べてみましたが、新聞記事等の報道情報の
収集には熱心なようでしたが、自身の研究機関を持つ団体は見つかりませんでした。
 そういうわけで、私は反対派の話を非科学的に感じ、以下のような研究機関の話の方に信憑性を感じるのです。 

1.(財)高度情報科学技術研究機構
 原子力発電所では、タービンを回した蒸気は復水器へ送られ、海水により冷却され水に戻り、再び原子炉に送られる。
この復水器で使われる冷却用の海水は、海へ放出されるときに取水した時の水温に比べて数℃(約7℃)の温度上昇が
あるので、温排水と呼ばれている。復水器の冷却水により原子力発電による発生熱量の約三分の二が海中に放出される。
 冷却用海水の放流量は、電気出力10MWあたり約0.8t/sが目安とされている。温排水は、放水口からすこし離れれば
周辺の海水と混合したりして温度差は急激に小さくなり、流れの速度も低下するため、周辺海域の環境への影響について
特に留意すべき点は認められていない。温排水の有効利用対策として、魚介類の生育に利用する増養殖の実験研究が行
われておりその成果をもとに事業化が進められている。


2.中国電力技術研究センター(中国新聞のサイトより)
(記事転載)
 上関原発1、2号機の放水口周辺の海域を二百分の一に縮尺した模型が、東広島市鏡山の中国電力技術研究センター
の水利模型実験棟にある。八本のホースの先から青いインクで染まった水が、ゆっくりと水槽に広がっていく。青色の
水は、原子力発電所から排出される温排水を表す。温度差を密度に換算し、青色の水の広がる範囲を調べ、広島市を
流れる太田川(毎秒六十〜七十トン)三本分に匹敵する毎秒百九十トンの温排水の拡散を予測する。
 海岸線などの形に加え、海底の起伏も二十センチの誤差で再現している。模型製作には半年かかった。潮流は、水槽
の端に敷いたパイプで調節。現地の観測データに地元での聞き取り調査も加え、さらに半年かけて潮の流れを調整した。
 半島と島に囲まれた放水口近くの海は、潮の干満や季節の変化によって、複雑な潮流を生み、好漁場になっている。
 慎重な実験を重ねてきた技術研究センターの福島恒和マネジャー (52)は「見学した地元漁業者からは『海の特徴を
よく再現している』とほめてもらった」と、二年がかりでまとめた温排水拡散予測に胸を張る。
 温排水は周りの海水より七度前後高い。しかし、水深一七メートルの放水口から浮上する間に冷却され、海面の水温
が一度以上高くなる範囲は、南北千七百メートル、東西千三百メートル、広さ一・四一平方キロメートル以内にとどま
る、という。
 この予測に、一九九五年に実施した海生生物の生息調査のデータを重ね合わせ、環境リポートでは「周辺海域の生物
、漁業に与える影響はほとんどない」と結論づける。

「スナメリの海」原発計画に波紋(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/sunameri/index.html#genpatu


3.(財)海洋生物環境研究所

 発電所取放水による環境への影響および効果について、実際の発電所前面海域での野外現場調査と中央研究所、
実証試験場の生物飼育試験施設を用いた室内実験を通じて解析を行っております。また、発電所の立地が沿岸海域
の生態系に及ぼす影響を予測する技術や取水障害生物防除技術の検討も行っております。

(微小生物の発電所内通過影響)
 発電所の取水口前面海域に分布する動・植物プランクトンや魚卵、遊泳力の小さい仔稚魚、有用無脊椎動物の
幼生などの一部は、発電所内に取り込まれ復水器などの冷却水系路を海水とともに通過するうちに、水温上昇、
流れの乱れ、配管壁面への接触、生物付着抑制のための塩素、付着生物による捕食などの物理的・化学的・生物
的影響を受けると考えられます。
 これらの影響を解明するために、種々の室内実験や、取水口・放水口における魚卵・仔稚魚、動・植物プラン
クトンの生残率調査を行ってきました。また、取り込まれた量と周辺に分布する量との比較も試みました。
 その結果、生物種や発生・発育段階により水温変化や機械的刺激、塩素などに対する感受性が異なりますが、
取り込まれた浮遊生物のすべてが死亡するわけではないことなどが明らかになりました。
 また、取り込み量の評価は、スケトウダラ他数種について、外海に面した発電所を対象に行いましたが、仮り
に発電所内に取り込まれた個体が全て死亡するとしても、いずれもその死亡率は周辺海域における自然死亡率や
漁業による減耗率より小さいと推定されました。

(魚介類の行動への影響)
 放水口の周辺で科学計量魚群探知機や水中ビデオカメラ、潜水などによって、どんな魚がどのように集まっているのか
を調べました。その結果、周年にわたって放水口の近くに分布する種類、季節的に放水口の近くに集まる種類など、分布
の特徴で類型化できることがわかりました。
 前述のような魚の行動変化を予測するため、魚介類が温排水にどんな反応を示すかを各種の試験装置を用いて調べてい
ます。これまでに、30種以上の魚(未成魚や小型魚)について室内試験を行った結果、サケ、ニシンなどは14〜15℃付近
を、マアジ、マダイなどは24〜25℃付近を、スズキ、クロダイなどは 28〜30℃付近を最も好むことがわかりました。
この温度を最終選好温度といいます。

(水温変化と魚介類の成長)
 発電所では、電気を多く使う昼間は高い出力で運転し夜間は出力を下げることがあります。これに伴って、温排水の
水温も変化します。この水温変化が魚介類の成長に及ぼす影響を明らかにするための試験を行いました。
 イシダイ、マダイ、クロソイ、クロダイ、シロギス、イサキに3〜6℃の周期的な水温変化を与え、成長に及ぼす影響を
試験した結果によれば、いずれの魚類も成長適水温の範囲内であれば、水温変化は影響しないことがわかりました。

(放水口近傍の海藻植生変化)
 海藻類の多くは海底や海中の基盤に付着して成長するため、環境変化の影響を受けやすい生物の一つと考えられます。
 温排水や流れの変化などが海藻類の生育や分布などに及ぼす影響について調査研究を行っています。
 ホンダワラ類を中心とする大型褐藻類群落について発電所運転開始前後に調査しましたが、群落の主な生育水深である
2〜3m以深では温排水放出によるものと判断できる変化は認められませんでした。
 一方、常時4〜5℃程度の昇温がみられる放水口近傍では、海藻の種類数が減って小型のシオグサ類やモサズキ類が繁茂
し、これらの特定種の交代が比較的頻繁に行われていました。この傾向は海水温の高い夏季に顕著でした。

(財)海洋生物環境研究所 発電所取放水と海生生物
http://www.kaiseiken.or.jp/study/study03.html

投稿: まろ | 2009年12月10日 (木) 23時34分

温排水と周辺の海水の温度差が7度ってのも、
どういう実験と検証の結果得られたのでしょうか。
いろいろ研究があったのでしょうね。

川内原発の温排水の件については、
市民団体が県とやりとりしてました。
http://www.synapse.ne.jp/peace/genpatukokaishitumon.htm#kaito

お日様大好き様の
>私たちがそこで育つ魚を美味しく頂く権利がなくなるってことでしょう。
との発言は、瀬戸内海環境保全特別措置法の
「政府は、瀬戸内海が、わが国のみならず世界においても比類のない
美しさを誇る景勝地として、また、国民にとつて貴重な漁業資源の宝庫として、
その恵沢を国民がひとしく享受し、後代の国民に継承すべきものであること」云々との
条文に沿ったご意見かなとも思いました。
原発に反対であれ、賛成であれ、この理念を大事にしていきたいですね。


投稿: 男子力発電所 | 2009年12月11日 (金) 02時30分

鹿児島は(川内原発)、プレアデスを教えてくれた先生がいらっしゃるから、
あんまり心配してない。


っていうか
川内原発がどうだろうが、
わたしは鹿児島で取れた魚食べるもん。

食べ物おいしいし。


川内原発に行くなら出水の鶴や
知覧特攻隊記念館がおススメかしら。

確か石原東京都知事が
知覧で特攻隊の映画を撮っていらっしゃいましたよ。
鹿児島は名所多いです。

おじゃったもんせ〜♪
来てくいやんせ〜♪

投稿: akari | 2009年12月11日 (金) 20時39分

実は私、十数年前に九州電力の玄海原子力発電所を見学した経験があります。
建屋内は火力発電所と違い、とても清潔に保たれ、塵ひとつ落ちていません。
当日は定期検査で格納容器の蓋が外されていて、青く澄んだ炉心の冷却水も間近に見ることができました。
もちろん、燃料ペレットが抜いてあり放射線の心配がはないため、防護服もフィルムバッジもなしです。
見学後は呼子に移動し、新鮮で透き通ったイカのお刺身と天麩羅を美味しくいただきました。
あれから随分たちましたが、癌や白血病とはいまだ無縁ですし、2人の元気な子どもにも恵まれました。

この体験から、反対派の言うことは嘘が多いということを感じるようになったのです。
反対派の方は、マスコミが決して報道しない深刻な原子力の実態として、次のような話をされることが多いです。
・老朽化した原子力発電所は放射能汚染と発熱がひどく、封鎖するのが精一杯で、解体する技術は確立されてない。
・建物内は全て高濃度の放射能で汚染され、安全な区画などない。名も知れぬ浮浪者が放射能まみれで働いている。
・大量の温排水や、排水や排気で垂れ流される放射能の影響で、事故がなくても漁業への打撃は壊滅的となる。
でもこれは、一度でも原子力発電所を見学して近隣漁港を訪ねた人が聞けば、すぐばれてしまうような「嘘」です。

地域のキーマンと呼ばれる人達は、電力会社に原発の見学会に連れて行ってもらい、いろいろな情報を吹き込まれている
ため、反対派の方がいくら一生懸命説得しようとしても、なかなか聞き入れてもらえるものではありません。
地元のキーマンを動かしたいのなら、反対派はもっと言葉の説得力を高める必要があり、そのためには、多分嫌かも
しれませんが、一度は原子力発電所の門をたたく必要があるのではないでしょうか。
反対派の方でも「原発の事を勉強したい」と言えば、きっと喜んで受け入れてもらえると思います。

投稿: まろ | 2009年12月12日 (土) 19時18分

祝島住民には出稼ぎで原発で働いたことのある方がいたり、
原発計画が持ち上がった初期に、中国電力の催したツアーで伊方原発を見学したりしていて、
決して原発の実際の姿を何も知らないわけじゃないと思うのですが・・・、
あれから20数年、果して原発についての知見がアップデートされてきたのか、そこが心配です。

温排水や、微量な放射能漏れや、事故の可能性、被曝労働については、
不安があって当然(私も不安)と思いますし、精細な検討がまだまだ要ることでしょうが、
不安要素を並べ立て煽り立てても、原発建設阻止への有効な一打にはなりえないように感じています。
まして、誰が誰を怪我させたなんて話をふりまいたところで、どうなるんでしょう。

正直、祝島の方や、カヤック隊が、どうしてあんなにしてまで、
田ノ浦を守ろうとしているのか、ずっとわからないままでした。
でも、こちらのポスターの写真を見て、少しわかるような気がしてきました。

「周防の生命圏」から日本の里海を考える
http://home.hiroshima-u.ac.jp/kikuchi/westernseto/08_7.13/08satoumi.pdf

千葉県の谷津干潟の保全に奮闘された森田三郎氏の講演録に、次のような言葉があります。
「皆さんは、何一つ自分のものになるわけでもないのに、それでも残したい、
悪口を言われても行政と戦ってでも残したいというような、
涙がこみ上げてくるような「ふるさと」をお持ちだろうか。」
http://www.sjef.org/kouza/envglect/env_41b.html

祝島の方々にとって、あのスギモクの揺れるきれいな海は、
まさに「涙がこみ上げてくるような『ふるさと』」なのでしょう。
そして瀬戸内海の埋め立てや汚染の広がりを熟知する生態学者やカヤック隊にとっては、
「ふるさと」ではないにしても、涙がこみ上げてくるような奇跡の場所なのでしょう。

みんなが中国電力や行政を叩きたくなるような情報ではなくて、
たくさんの人が田ノ浦に興味を持ち、この海を守っていきたいと思うような情報がどんどん出てくるといいですね。

投稿: 男子力発電所 | 2009年12月12日 (土) 22時53分

川内原発に問い合わせてみましたら、工場内見学は可能でした。
(会社側から車を出すということはないので、
見学者の車に、電力会社スタッフ一人を同乗の上で、
とのことです。20分間とのこと)
ただ、わたしは車を持っていないので、工場内の見学はいまのところ
難しくて……。
タクシーでも良いとのことでしたが、どうしたもんかな。

電力会社の方が「安全だ」というからには、
見学をしても健康上問題はないのでしょう。多分。


反対派の言うことを、すべて頭から信じる訳にも行かないので、
推進派が「安全」という原発をちょっと見てみたいな。

やっぱ、自分の目と耳で確かめないと分からないことは多いですもんね。
川内原発についても「実体験者」を探してるところです。
なかなか楽しい作業です。
いろいろ調べた挙句、
「実は原発はこんなに安全です」という結論に達してしまったら
どうしよう。(有り得る)


今のところ、人が地元で原発反対活動を行うにおいて、
地縁が一番のネックなのではないか?と個人的には感じています。

反対活動を支えるのも人の縁、
阻むのも人の縁、って不思議。

投稿: akari | 2009年12月13日 (日) 21時39分

akariさまへ

上関原発反対派で、各地の原発を訪問された方がいらっしゃいますよ。
http://d.hatena.ne.jp/conokix/searchdiary?word=%2a%5b%C5%C5%5d

投稿: tweedle | 2009年12月14日 (月) 03時41分

>tweedleさま

ありがとうございました!
原発見学に行くのに、知っておいた方がよいことが
たくさん書いてありました。助かります(^ 0 ^)

それなりの心構えで、見学した方がいいみたいですね。

投稿: akari | 2009年12月14日 (月) 20時03分

「上関原発を考える広島20代の会」や「上関原発を考える山口若衆の会」や、
「未来につながる生命を育てる会」が、どこか原発見学に行くようなことがあったら、
だいぶ上関の問題も風通しがよくなるかもしれませんね。
若い世代の行動力に期待しています。

投稿: 男子力発電所 | 2009年12月15日 (火) 01時00分

男子力発電さん、ありがとうございます。
なにが、と言われるとうまく言えませんが、
ありがとうございます。


有名な話なのでご存知の方も多いとは思いつつ、
上関の自然を活かしながら、緩やかな経済発展を
目指す上で、他の地域の取り組みを見ていて
参考にしたくなる要素が多いものを
2件ご紹介します。
本籍地が高知なもので、四国びいきですが・・・えへ(^^;)

また、以前、美術系大学の展示を見に行ったとき、
ランドスケープデザイン学科の生徒さんの作品で
おもしろい模型がありました。
遺跡を埋め戻さずに、穴や形をいかして
そのまま公園にしているアイデアです。
田ノ浦なら、そういう道も可能だと思いました。
遺跡の正面に見える景色が、何より美しいのです。

もちろん、遺跡や生態系を守りながら、地元の雇用を
確保していくためには、保存の観点からも
あらゆる配慮や専門知識が必要になるとは思いますが、
それも含めて、一定の規模の産業に育てることは
可能ではないかと思います。

遺跡調査や生物多様性についてのあらゆる研究を行う
研究機関、教育機関などを誘致したり、
フィールドワークをイベントとして定期的に行ったり。

長島の自然を守る会のような、地元の方々から
信頼されている方々もいらっしゃいますし、
具体的にそういうことも可能になるのではないでしょうか?


-----
■自然の砂浜を、そのまま美術館に
 年間20万人が訪れる
 高知県黒潮町の取り組み


日経ビジネスオンラインより引用
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091102/208681/?P=1

 コンセプトは「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です」。この言葉に魅せられて、年間20万人を超える人々がこの砂浜に訪れる(海水浴客やサーファーなどを含む)。ただの砂浜にもかかわらず、毎年たくさんの人が訪れる。この美術館の名前は「砂浜美術館」。あるものすべてを展示物に見立てた美術館である。

「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です」
ラッキョウ、クジラ・・・あるものすべてが展示物

「美しい砂浜が美術館です」

 この美術館では、季節ごとの特別展示も目玉の1つになっている。
 例えば、5月のゴールデンウィークに開催される「Tシャツアート展」。写真や絵画などの原画をプリントしたTシャツを浜辺に並べる野外展覧会のことだ。1000枚前後のTシャツが浜辺でひらひらと舞うさまは圧巻の一語といっていいだろう。

(つづく)

■愛媛県双海町
 絶景の夕日を目玉に「夕日のコンサート」
  年間集客55万人

国土交通省のHPより
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/mr_wakamatsu.html


 双海町は、かつては過疎、高齢化、地盤沈下にも悩まされる何もない町であり、近く松山などの名を借りてしか説明できないような町だった。そのような中で「夕日」をテーマに地域の活性化を実現したのが若松進一氏である。
 「夕日」という個性の発見−若松氏はもともと家業の漁業を継ぎ、同時に青年団の活動にものめりこんでいたが、過労で25歳のとき体を壊してしまい、町役場で公民館活動を通じて社会教育に打ち込んでいた。その取り組みはNHKで放送されるのだが、その際に取材に来たディレクターが双海町の夕日を見て「こんな夕日は初めて」と感慨深げに語る。なにげなく眺めていた自分の故郷の夕日の美しさの価値を、外部の人に気づかされたのである。

 若松氏は早速国内の夕日が有名な地域を回ったが、夕日を自慢する地域はあっても、夕日で町おこしに取り組んだ事例はないことに気づき、夕日を双海町のまちづくりのコンセプトにすることを思いつく。

 初めから周囲が好意的だったわけではない。自分達にとって身近な風景が高い価値を持つことに気づいていない周囲からは、なかなか理解を得られなかった。大金を投資することへの不安もあった。しかし、若松氏は持ち前の熱意で青年団の若者、知人たちを説得していった。その熱意が、夕焼けコンサートの実現につながるのである。

☆夕焼けコンサート
まちおこしに関心のある仲間たちとの会話の中で、町でコンサートを開きたいというアイデアがあった。そこで若松氏は夕日をバックにコンサートを開くというアイデアを思いつくのである。映画「男はつらいよ」のロケにも使われた無人の下灘駅は、瀬戸内海の夕日が映える絶好の高台にあった。彼のこだわりと熱意は、ホームの使用に難色を示したJRを動かし、仲間を呼びコンサートの実現の運びとなる。
 田舎の駅のホームを会場にするという奇抜なアイデア、夕日の沈むドラマチックなシチュエーションが反響を呼び、1,000人以上の客を集めたのである。こうした経験が、海岸線を利用した地形をフルに活かし、数々のイベントを作り上げ、年間55万人の集客を誇るまちづくりに成功するのである。
---
引用終わり


これは一例ですが、こんな話は
日本中に山ほどあります。
原発規模の経済効果をすぐには見込めませんが、
長い目で見れば、上関の独自性を
活かす町作りのほうが、最終的には
利益も上回ると思うのですが。

投稿: becchi | 2009年12月15日 (火) 15時35分

becchi様、情報ありがとうございます。
上関町も、原発の話がなければ、他の過疎地と同じく、
自力でまちづくりしたり、国から身の丈と必要性に応じた支援を受けたり、
あるいは周辺自治体と合併したりして、何とかしていたのでしょうが・・・、
残念なことです。

ちなみに原発関連の交付金で上関町がどんな事業をしているか、
こちらの資料で確認できます。
17年度:http://www.enecho.meti.go.jp/info/dengenkoufukin/hyouka/17fy/35yamaguchi/kaminoseki.pdf
18年度:http://www.enecho.meti.go.jp/info/dengenkoufukin/hyouka/18fy/35yamaguchi/kaminoseki.pdf
19年度:http://www.enecho.meti.go.jp/info/data/19dengenkofukinhyoka/19fy351.pdf

ところで、仮に原発が建設されたとして、交付金や税収アップで上関が素敵な町になるのならいいのですが、
果してどうなるのでしょう?
上関町のまちづくりがうまくいくという確証があればいいのですが、
「金と仕事がないよりはあった方がいい」程度の認識で原発推進が唱えられているとしたら、
何とも心もとないです。

いずれ原発頼みでやっていけなくなる日が来るのでしょうし、
そうなったら、やっぱり自然の恵みに基づいた生活と地域振興が大事、
なんてことになるかもしれません。
それだったら、今のうちに何を残しておくべきか、考えておく必要もあります。

建設するにしろ、撤回するにしろ、こんな先がはっきりしない状況で事を進めてしまっていいのか、
心配です。

投稿: 男子力発電所 | 2009年12月17日 (木) 00時24分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【MESSAGE】12月8日・吉村健次(虹のカヤック隊)より:

« 【田ノ浦レポート】12/7 14:39「台船が移動しました。」 | トップページ | 【NEWS】「ぶんぶんニュースVol.12」from映画「ミツバチの羽音と地球の回転」制作プロジェクト »