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2010年1月 1日 (金)

【ごあいさつ】あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

2009年は、
2月に盛岡で行われた「六ヶ所村ラプソディー東日本市民サミット」や10月に東京で行われた「NO NUKES FESTA2009」に象徴されるように、今までそれぞれのフィールドで活動してきた人達が一同に会する機会が格段に増えた気がします。

今までそれぞれのウェブサイトやブログ、ミクシィ、メーリングリストなどを通じてインターネット上でつながってきたネットワークが、具体的で目に見える形での連帯へと育ってきているという実感があります。

そしてその背景には、それぞれの地域での生活に密着したローカルで地道な活動の積み重ねがあり、
それぞれが自立している、しつつあるからこそ、遠く離れた仲間との連携が実のあるものになっていく、と感じます。

僕自身にとっても、インターネットを使いながらのコミュニケーションと、ワークショップやイベントを通じて目に見える関係を作っていく活動を通じて、ネットワークとローカル、という二つのフィールドで育っている連帯の輪を実感することができました。

鎌仲ひとみさんの映画「ミツバチの羽音と地球の回転」も、
今年の5月に公開される予定です。
「六ヶ所村ラプソディー」の上映、講演、大学での講義を続けながら、休みなく制作活動に向き合い続けた力作です。
映画からのメッセージを受け取ることで、地域、社会、エネルギーなどを見つめ直す機会になればと思いますし、
ひとりでも多くの方の目に触れる機会を作れるよう、皆さんと協力していけたらと思います。

現在ネット上では「エネルギーシフトを考えるみんなの広場」(仮称)というページを準備中です。

原子力はCO2削減の策になりえるのか?

原発から出る温排水の環境への影響は?

といったテーマを挙げ、自由闊達に意見交換をする場を作るために、日々ディスカッションを続けています。

何派対何派に分かれて戦うあり方を越えた意見交換、
場を共有するそれぞれが学びを得ることの出来るようなコミュニケーションの場が出来ることを望みますし、
僕自身もそのための努力を続けられたらと思います。

年明け早々、鳩山総理がブログとツィッターを始めたようです。
ブログ「鳩カフェ」
http://hatocafe.kantei.go.jp/
ツィッター
http://twitter.com/hatoyamayukio

ネットの世界とリアルの世界がどのように変化していくのかは分かりませんが
まったく新しい世界観が立ち上がってくるのではという予感がしています。

これからもよろしくお願いします。

とみた 拝

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コメント

あけましておめでとうございます。
冨田さんの言われるように、私も去年は遠く離れた人たちと驚くほどつながった1年でした。
そして、抱えている問題はそれぞれだけれど、この日本という国に住む人たち全員に関わることであり、経験を共有して話し合って考えて、よりよい解決を目指していかねばと改めて思いました。

>何派対何派に分かれて戦うあり方を越えた意見交換、
場を共有するそれぞれが学びを得ることの出来るようなコミュニケーションの場が出来ることを望みますし、
僕自身もそのための努力を続けられたらと思います。

本当にその通りです。
浜岡原発に関わるようになって以来、ずっとそれを考えて続けてきました。
安全を電力会社に丸投げでは心配、さりとて従来の反対運動だけでは限界がある。
そんな状況にやきもきしていた私の背中を押したのは、以前ここのコメント欄に長々書いた国の姿勢です。

3年間いろんな場で国の役人と接してきて、その「姿勢」に、これではとても安心して暮せないと思っています。
いつだったか「どうしたら住民の信頼を得られるか教えてほしい」と発言した役人がいましたが、「まずこれまでの態度を改めてほしい」と指摘しておきました。
「誤りを認めない、事実を認めない、意見や質問にきちんと答えない」これでは信用しろという方が無理。
仮にその政策が妥当であったとしても、とても地元住民を納得させられるものではありません。

浜岡の例で言えば、あれだけ住民から「原発は地震でだいじょうぶか」という不安の声が出ているのに、プルサーマル受け入れという「苦渋の選択」(某市議の新聞へのコメント)を強いる国とはいったい何でしょう?
住民の安全より優先される国策って何でしょうか?
いまだに、原発の耐震性の問題では、異なる立場の専門家を読んでの公開討論会すら開かれていません(国に3年越しで要請していますがなしのつぶて。県も同様)。

原発そのものの是非についての専門的な議論も当然必要でしょう。
しかし原発を造って稼動させるのは、「日本列島上の具体的な土地」です。
浜岡周辺に住む私たちが望むのは、一般的な議論よりも、具体的に「そこで安全なのか」ということなのです。
しかしその議論が殆んどなされず、疑問にもまともに答えられず、「国策として必要」の一点張りで押し通す国を見ていると、「地震が来てどうなのか国もはっきりしたことはわからないのでは?」「何かあれば想定外で責任逃れするつもりではないか?」という疑念がわいてきます。
そしてそれは、そうまでして推進するプルサーマル、ひいては原発そのものへの疑念とつながっていくのです。
上関原発建設に反対する声があれだけ根強いのも、国の姿勢と通ずる電力会社の態度に起因するところが多いと感じました。

ちなみに私自身は10年ほど前まで、原発必要、日本の技術では事故はないとの意見でした(反対派は科学そのものに不信を抱く特殊な考えの人たちと思っていました)。
しかし東海村の事故を契機に不安を持つようになり、浜岡1,2号機の事故後、電力会社の募集した原発モニターを1年経験して、不信が決定的になりました。
「被曝労働」「放射性廃棄物」「耐震安全性」の3点で、はぐらかしたような答えしかもらえなかったからです。
それで、この3点が原発推進上のネックでは?この問題を解決せず進めてきたツケが今後出てくるのではと心配になりました。
その後プルサーマル計画が浮上し、その問題に関わるようになって国の姿勢を直接知った次第です。

何度も書きましたが、原発は、推進反対で簡単に色分けできるものではありません。
一口に推進と言っても、必要だからとどんどん増やそうという積極的な人もいれば、「仕方なく」「今あるものはしょうがないがこれ以上増やすのはちょっと」「田舎でなく都会に造るなら賛成」までさまざま。
反対の意見も、原発そのものに反対の人から、地震のない外国ならいいが日本は困るまで、いろんなニュアンスの違いがあります。
このブログのコメントを読んでいてもそのあたりの多様性を感じました。

どうか、いろんな思いが十把一絡げに二分されるのでなく、多様な意見は多様なまま自由に議論され、その中からよりよい方向が見つかっていきますように。
このブログがその一助になるように、今年も応援しています。

投稿: FUJITA | 2010年1月 2日 (土) 11時21分

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