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2010年2月の6件の記事

2010年2月27日 (土)

【NEWS】エネルギー基本計画見直しに関するご意見の受付について(経済産業省より)

件名の通り、経済産業省ホームページに「エネルギー基本計画見直しに関するご意見の受付について」という案内が掲載されました。
http://www.meti.go.jp/topic/data/100209aj.html

「総合資源エネルギー調査会総合部会基本計画委員会のエネルギー基本計画見直しの検討に当たり、意見を広く募集します。」とあります。

参考資料として、2月9日に行われた「総合資源エネルギー調査会総合部会基本計画委員会(第1回会合)」での配付資料や、「エネルギー基本計画」見直しに当たっての論点などの資料がダウンロードできます。

締め切りは、、、
平成22年2月28日(日)18:00必着
です。
※上記期間以降も随時意見を受け付け、検討の参考とさせていただけるそうです。

メール、ファックス、郵送での応募を受け付けています。

冨田 拝

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2010年2月22日 (月)

【EVENT】3月14日(日)@明治大学(東京) 瀬戸内海の生物多様性保全のための第2回三学会合同シンポジウム~上関 瀬戸内海の豊かさが残る最後の場所~

3月14日に明治大学駿河台校舎リバティホールにて、上関・瀬戸内海に関するシンポジウムが行われます。

企画者の一人でもある、安渓遊地さんのブログにも概要や関連資料がありますので、ご覧ください。

・安渓遊地さんのブログ:http://ankei.jp/yuji/?n=868
※安渓遊地さん・・・日本生態学会上関問題要望書アフターケア委員会委員長


以下、転載・転送歓迎です。

*・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・*
  - 瀬戸内海の生物多様性保全のための第2回三学会合同シンポジウム -
           上関 瀬戸内海の豊かさが残る最後の場所
*・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・*

豊かな生物相と高い生産力に恵まれた瀬戸内海。

その豊かさがほとんどの場所で失われた今も、上関のまわりには、驚くほど多様な生物が残っています。

ここでの原子力発電所建設計画について、生物学研究者の三学会(日本生態学会、日本鳥学会、日本ベントス学会)は、もっと慎重な環境アセスメントを求める要望書を提出しました。

その内容を一般に紹介します。

日時:2010年3月14日(日) 13:30~16:30

会場:明治大学駿河台校舎 リバティホール
   東京都千代田区神田駿河台1-1(JR「御茶ノ水駅」から徒歩3分)
   http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html


●参加費:500円(資料代)

●プログラム(13:00会場/13:30開会)

「上関原子力発電所建設計画のあらまし」
  佐藤正典(鹿児島大学)

講演1 「周防灘に残されている瀬戸内海の原風景」
  加藤 真(京都大学)

講演2 「上関に生息する希少な鳥類に ついて」
  飯田知彦(九州大学大学院)

三学会の要望書の説明
  安渓遊地(日本生態学会上関問題要望書アフターケア委員会委員長)
  佐藤重穂(日本鳥学会鳥類保護委員会副委員長)
  逸見泰久(日本ベントス学会自然環境保全委員会委員長)

コメント1 「陸上生物、里山の観点から」
  野間直彦(滋賀県立大学)

コメント2 「スナメリについて」
  ※調整中

コメント3 「生物多様性条約に基づく国の政策」
  国会議員(調整中)


主催/日本生態学会 自然保護専門委員会
   日本鳥学会 鳥類保護委員会
   日本ベントス学会 自然環境保全委員会

後援/(財)日本自然保護協会
   (財)世界自然保護基金(WWF)ジャパン
   ラムサール・ネットワーク日本

問い合わせ先/
083-928-5496(安渓)
099-285-8169(佐藤)
e-mail: sato@sci.kagoshima-u.ac.jp(@を@にかえてください)

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2010年2月19日 (金)

【日記】前回の続きのような話をつれづれと・・・

ただいま和歌山県の田辺市に来ています。

ここからほど近い日置川町では、1970年代に原発建設計画が表面化しましたが、1988年の町長選で計画反対派の候補が当選したことから計画は立ち消えて行ったそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/日置川町

日本には現在(廃炉が決まった浜岡原発の2基を除くと)54基の原発がありますが、
同時に、原発の誘致・建設を検討する動きが表面化した後に、その計画が中止になった地域の数は、
現在の原発立地地域以上の数に上ると言われています。

つまり、日本の原発反対運動は負け続けてきたのではなく、
建設計画を最小限に食い止めてきた歴史でもあると言えるでしょう。

その一方で、、、
今日出会った日置川町出身の男性は、「地元には当時の対立のしこりがいまだに残っていると感じる」とおっしゃっていました。

ひとつひとつの原発建設計画を止める事と、地域が二分されたままになるような問題が起こらないようにする事と、両方の視点が必要だとしみじみ実感しました。

「ノー」の声はとても大事だと思いますし、僕自身、たとえば上関原発計画に対しては、
明確に、計画を見直すべきだと考えています。

そして同時に、反対運動によってある特定の地域の原発建設計画を止まったとして、
二度とこのような問題を生み出さないため、他の地域に同様な問題が持ち込まれないようにするためには、、
つまり、根本的な問題解決のためには、、
原発に頼らない暮らし、仕組み、インフラの実現を目指す事、
実践のモデルを作っていく事が必要になってくると言う事は、
このブログを読まれている皆さんに、敢えて僕などが大上段に言う事でもないとは思いますが、、、。

原発計画が外から持ち込まれたものであるならば、
対立構造を持ち込んだのも外部からの力であるとも言えるでしょう。

ここ田辺市は、もともと林業で栄えた町で、近隣の山林で林業を営んでいた人達が、ここで木材を卸し、
その対価として受け取ったお金で飲んだり食べたりするような繁華街がにぎわっていたそうです。

しかし、現在の商店街は、シャッターを閉めたお店が多く立ち並んでいます。

国内の林業を保護することなく、海外の安価な木材を買い続けてきた政策と、産業構造、
消費者としてのひとりひとりの選択の積み重ねが生み出した結果とも言えるのではないかと思います。

このような事例は、林業に限らず、農業、漁業に対しても言える事でしょうし、
生産者、生産地の保護、助成、適正な価格での流通を怠ってきた結果として、
このような地域が地場産業の衰退・過疎・高齢化という問題を抱えてしまったという見方も出来るでしょう。
(その見方に偏るべきではないと思いますが)

上関原発を建てようとしている中国電力の社員が、
抗議行動を続ける祝島島民に対して「これからは漁業・農業ではやっていけないだろう」と、
彼らの生活を否定するような発言をしたと聞きました。
この何年かの間に、日本全国の原発現地を訪ねてきましたが、どこも原発のある地域は小さな漁村や農村でした。
そして、漁業・農業ではやっていけないという、その現実を作りだしているのは、
繰り返しになりますが、生産者を大事にしない政策と産業構造、
そして消費者の意識によるところが大きいのではないかと思っています。

上関町祝島では、2月から2カ月ほどの間、天然のひじき漁が行われます。
島の岩場で採取されたひじきは、薪釜でじっくり炊き上げた後に海岸で天日干しにされ、袋詰めされて出荷されます。
採取・加工・発送までの全ての行程が島内での分業によって成り立っています。
このような人から人への協働作業は、ひじきの例に限らず農業・漁業・林業が効率よく行われるための必須条件であるとも言えるでしょう。一方で、地域内の人間関係の分断は、そのままこのような産業の衰退の要因となりかねないでしょう。

反原発でなく「脱原発」という言葉を掲げる時、その実現は、反対派の勝利ではなく、計画を推進してきた側も共に喜べるような未来を作る事。
具体的に言えば、、たとえば上関原発計画を反対運動によって止めたとして、その先には「産業が必要」「雇用が必要」「若者に帰ってきてほしい」という願いを、原発以外の方法で叶えることが、大切になってくるでしょう。

そのための当事者は、生産地・生産者によって命を支えられている一人一人であるし、
望まない計画に対して「ノー」というだけではない、もう一歩踏み込んだ関係性を作っていく事が大切だと感じます。

以下、少しメモを書いてみます。

■段階的に・・・・

僕は、日本全体の原発をすべて止めてほしいと願っていますが、
同時に、それがすぐに実現するかどうかは分かりませんし、そう簡単な事ではないとも思っています。

スウェーデンではナチュラルステップという考え方を取り入れる自治体・企業が増えているといいますが、
僕はこの「ナチュラルステップ」の考え方そのものも魅力的ですが、「段階的に」という構え方に共感します。
・ナチュラルステップのフレームワーク:http://www.tnsij.org/about/flame/f_03.html

例えば「原発がいやだな」といった時に、
「お前だって電気使ってるじゃんかよ~」と言い返されたという話をよく聞きます。

一切の矛盾を認めずに、矛盾がなくならなければ意見が言えないという事になってしまうと、議論のしようもありませんが、
「今の状態を受け入れ、この状態から段階的に改善していく」事に取り組んでいくという方法は、無理がなく、ポジティブで、かつ実現可能で持続可能な取り組みを生み出し、育てていきやすいのではないかと思います。

太陽光発電や小水力発電など、小さな発電システムの組み合わせで各家庭の電力を供給できるとしても、
現在の産業構造を変えていかない限り、巨大な工場などを支えている大型発電所を減らしていく事は難しいでしょうから、産業構造や、地域のあり方そのものを見つめ直していく取り組みが必要になってくると思います。

だからあきらめよう、ではなく、どんな産業を守り支えていきたいのか、各地域のあるべき姿はどんなものなのか、というデザイン、アイデア交換、情報交換、継続して話し合いが出来るテーブル作り、コツコツとした地道な実践などが必要だと思います。

■生産地・生産者との関係/都会に暮らすものとしての当事者性

私たちは言うまでもなく、農産物・海産物によって日々の糧を得ています。
徐々に普及しつつある「フェアトレード」な関係を生産者・生産地との間に築いていく事は、
地域の営みや人間関係を守り支える事にもつながっていくでしょう。

「原発に頼らない暮らし」を実践する祝島の特産品の注文数はここ数年増え続けているようですが、
たとえば祝島だけではなく上関町全体の特産品を知り、買い支えるような視点も必要だと思います。

また、日本全国の生産物をフェアな価格で買い支える動きが広まっていくことは、
新たに原発の誘致を検討する地域を無くす事にもつながっていくでしょう。

大きな複合型ショッピングセンターで買い物をするのか、
小さな商店で買い物をするのか、という選択が、
誰を守る事につながるのか、どのような産業・流通の構造を支える事につながるのか、
という事も、同様に大切な事と思います。

原発問題を抱える当事者は、計画を持ち込まれた地域に暮らす人達だけでなく、
自然とともに暮らす人達の生産活動によって生活の糧を与えてもらっている私たち一人一人ですし、
そんな私たちの日常の中にこそ「脱原発への道」は存在しているのだと感じます。

■電力会社の未来像/電気の未来

また、脱原発を実現するためには、電力会社のあり方そのものがどのように変わっていくかというイメージも必要になってくると思います。
北海道の泊原発の近隣に住む方が「北海道電力が潰れてしまったら、北海道自体の経済が大打撃を受ける。北電が生き残っていくためにも、プルサーマル計画は不要。そして同時に、彼らと共にどうやって生き残っていくかを考えていかなければいけない。」とおっしゃった言葉を思い出します。

具体的には、たくさんの電気を一気に巨大な発電所で作って、巨大な送電システムで送るやり方ではなく、
各地域の特性に合った小さな発電所を組み合わせて利用していくなどのアイデアを、
電力会社任せにせずに、地域の中でアイデア交換、情報交換、話し合い、実践を少しずつでも続けていく事が必要になってくると思います。

ドイツという国で太陽光発電が普及していったきっかけは、アーヘンという小さな町であると言います。

この地域の中で、太陽光発電によって作りだされた電気を、適正な価格で買い取る「固定価格買い取り制度(フィード・イン・タリフ)」という制度が取り入れられ、この町のモデルを取り入れる地域がドイツ国内に増え続け、結果として、国自体がこの仕組みを取り入れていったそうです。

国任せ、おかみ任せではない、小さな実践の積み重ねが、電気と暮らしの意識的な関係を生み出していくのだろうと思います。

日本でもトランジション・タウンのような取り組みが始まっていて、希望を感じます。
・トランジションタウン・ジャパン:http://www.transition-japan.net/
・トランジション・藤野:http://blog.canpan.info/team-80/

また、例えばスウェーデンでは暖房にほとんど電気を使わないと言います。
そもそも林業が盛んな国なので、日本でそのまま取り入れる事は難しいとしても、
木材を切り出す際に出る木くずや木の葉、食品残渣や糞尿を使ったバイオガス利用などを組み合わせて暖をとったり、
昼間に取り入れた太陽熱を夜に逃がさないようにする事で、暖房を使う必要性を最小限に抑えるなど、家の建て方自体を見直すような取り組みもなされているそうです。

ウランや石油のような燃料を遠くから持ってくるのではなく、身近にあるエネルギーを大切に使ったり、
電気に頼る必要があるものとないものを見分けたり、という作業も、脱原発のための重要な取り組みだと思います。

電力会社のアイデンティティ自体も、電気をたくさん作ってたくさん売るという行為よりも、
電気の効率的な使用方法のアドバイス係や、スマートグリッドのようなインフラ整備のような事業など、
新しい役割を生み出していくような形で見直してく事も可能でしょうし、
分社化、電力事業の自由化などを、無理のない形で実現する事で、
ロスも多い巨大なシステムを構築せざるをえないようなプレッシャーが各電力会社に掛からなくて済むような、
スマートでサイズダウンされた社会構造をデザインしていく事も大切な取り組みであると思います。


■核燃料サイクル、原子力発電所の新規立地について

ここ数年、電力消費量は減少傾向にあり、各電力会社の経営も厳しくなっているといいます。
このような状況の中で、新たなリスクを抱えるような大規模な発電所建設は、
さらなる負の遺産を生み出すことにもなりかねないでしょう。

また、巨大な発電所を作って、大量の電気を生産して、多くの人達に売るという、
大量生産大量消費型のあり方自体に無理が来ている事も明らかなのではないでしょうか。

その上、使用済みの燃料の行方も不明確です。
再処理事業自体も行き詰まり、中間貯蔵の場所も見当たらず、処分場の選定も難航しています。

このような状況の中で必要な事は、エネルギー政策全体の見直しではないでしょうか。

また、そのための情報公開や議論の場を作る事も必要でしょう。

具体例を挙げれば、、六ケ所再処理工場の施設内には、小学校のプール一杯分に相当する高レベル廃液が、
ガラス固化出来ずに溜まり続けています。
このまま放置しては、最も危険なケースで言えば、ロシアのウラルで起こったような爆発事故も起こりうるといわれています。
このような状況を放置し続けている政府の対応に対して疑問を感じます。
六ケ所村、青森県という、再処理事業を持ち込まれた地元だけでは対処しきれない現実であると言えるでしょう。

■エネルギー政策の転換を求めて

日本には戦時中までは800ほどの電力会社があったそうです。
それが、今は、地域独占的な形で、発電・送電・配電・売電といった電力に関する事業が自由化されていません。
このような状況を作ったのは国の政策であり、この政策を支えてきた原子力関係の法律群であり、税制であり、閣議決定された方針であり、それに伴って構築された産業構造であると言えるでしょう。
この全体像そのものが見直されなければ、いち電力会社だけでは判断出来ない事がほとんどではないかと思います。

そして、、計画全体を見直すこと、今ある問題を検証し、解決に向かうためにも、、
今新たに始めようとしている計画については、見直し、一時中断、また、中断を可能にするような対処をすることを、このような状況を生み出す原因となる政策を作った政府自体の主導で行う事が出来ないだろうか、と思います。

具体的には、
現在上関町には、原発計画を期待して新たに高額な重機を購入した業者も少なくないと言います。
彼らにとっては、計画中止は死活問題でしょう。
現在、現地での抗議行動を1日行うと約940万円の損害賠償を請求する、という訴えを中国電力が起こしています。
計画を見直すために、埋め立て作業をいったん中断し、この金額を国が負担する、等という事は出来ないでしょうか。

電源立地に関する交付金、電源開発費用などを合わせれば、年間何千億円もの国家予算が原子力産業に投じられているわけですから、その一部を、このような、計画見直しに掛かる経費に充てる事は可能ではないかと考えます。

国レベルで考えないと解決しない問題と、
ローカルなレベルで実践のモデルを作っていかないと実現化しない未来と、両方がありますよね。

そしてどちらも、地道な、ひとつひとつの対話や、情報交換や意見交換や、
地域の中でのコミュニケーションや、コツコツとした手ごたえのある実践が、
その実現を支えるのだと思います。


■とりあえずしめます

なかなか記事を書く時間が取れませんでしたが、今日は少しそんな時間が取れました。
前回の日記が抽象的で中途半端な感じがしたので、続き的な話を書いてみました。
(そらみちさんからのご指摘も大きかったですね。ありがとうございます。)

そろそろ頭が働かない時間になってきたので、今日のところはいったんしめますが、、
上述の各項目は、
ひとりひとりとか、ひとつひとつの地域の中での実践が大事という話と、
国主導で出来る事があるという話と、
なんだか矛盾するような二つの話でしたが、
双方が大事だし、双方は並行して進めていけるし、進めて行った方がいいのでは、と思っています。

例えば国政を動かすためには、選挙だけではなく、ロビイングなどを継続する事であったり、
陳情・請願・直接請求といった手法を活かす事も出来るでしょう。
ですから、結局は、ひとりひとりの動きの総和が現実を変えるだろうし、それが可能だと思っているという事に変わりはないのでしょうね。

以下は僕の尊敬する、ある友人の言葉です。
「俺は全然諦めてないよ。埋め立ても必ずとめる手立てがある。今はなかなか見つからないけど一日一日をしっかりと守れば必ず希望が見えてくるはず。」

時を同じくして、もう1人、最近出会った方からかけてもらった言葉も紹介します。
「勝った事が分かった最後の最後まで、勝算はなかった。それまではずっと暗中模索だった。大切な事は負けない事、諦めない事。」

一日一日を大切に、ひとつひとつを丁寧に、焦らずに地道に、コツコツとやっていこうと、
改めて思えた今日この頃です。

僕の望む勝ちは、ひとりの敗者も生まない勝利。みんなで分かちあえる幸せ。
たぶんみんながそれを願っている。
そのための未来は、まだ見えないけど、必ずあるはずだと思っています。
その未来に辿りつくという意思だけは、しっかり持ち続けたいと思います。

批判はとっても大事と思います。
ポジティブな批判は相手を生かすと言います。
ダメなものはダメと言った方がいいし、その上で、踏み込んだ議論が出来ればいいですね。
それは例えば、中電に埋め立てノーと言いつつ、中電の未来の事もイメージする、という事です。
同じ世界を共有しているわけですから、世界平和を願いながら一部の人達の未来はどうでもいいというのはおかしい、というのと一緒だと思います。

あまりとりとめがない話ですが、、また色々意見を書きます。

ありがとうございました。

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【EVENT】3月13日「原子力に頼らないエネルギーを考える」 ~第2回六ラプ東日本市民サミット開催へ向けて~

昨年2月に岩手県盛岡市内で行われた「六ヶ所村ラプソディー東日本市民サミット」の第二回開催に向けた準備の一環として、青森県八戸市で以下のような催しが行われます。
・「六ヶ所村ラプソディー東日本市民サミット」:http://lmswkm.net/summit/

(以下転送歓迎)

竹村英明講演会
「原子力に頼らないエネルギーを考える」
~第2回六ラプ東日本市民サミット開催へ向けて~

日時:3月13日(土)12時30分開場 13時開会

会場:八戸市水産会館
(〒031-0822 八戸市大字白銀町字三島下95番地 0178-31-3001 0178-31-3001 )
http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/10,7902,33,html

主催:六ヶ所村ラプソディー東日本市民サミット世話人会

参加費:無料(宿泊希望の方は事前に主催者までお申込みください)

連絡先:wakamesanriku@yahoo.co.jp わかめの会

内容:
・竹村英明さん(環境エネルギー政策研究所 同研究所を母体として生まれたエナジーグリーン社事業部長)講演 「原子力に頼らないエネルギーを考える」

・世話人各メンバーからのレポート(太陽光、風力、スマートグリッドなど10テーマ!)

・討論

☆もちろん、交流会もあります

交流会会場:居酒屋弁慶 夢の大橋店(水産会館そば)(宿泊も可)

宿泊:同 (3~4人相部屋で、一人約2500円です)

日程:
13時開会 
・竹村さん講演・質疑応答 
・各テーマ 発表(10テーマ各5~10分)
・竹村さんも加わり全体討論
18時05分ころ 終了
(歩いて移動)
19時00分 ・交流会(~21時ころ 終了)

【企画趣旨】
今回の企画は次回サミットにむけてという位置づけであり、基本は自分たちが再処理・原発にかわる代替えエネルギーの政策や制度、提言、とりくみの可能性を探るために学習を深めることを目的に行おう、というものです。
 再処理を止める運動は、個々において自然エネルギーなどの代替エネルギーに関心があるとはいえ、全体としては代替エネルギーについて十分に検討されているかは疑問です。そこで、この内容をできるだけ具体的・主体的に学習し、「再処理工場の稼働停止を求めるとともに、代替エネルギーを構想し実現する」ことが求められていると考え、これを次回サミットのテーマにしたいと考えております。
そのために、まず自分たち自身が、自然エネルギーなどの代替エネルギーをめぐる現状と今後の現実性、それにはどの部分が有効なのか、あるいは制度的にどこをかえていけばいいのかを、世の中に発信していくために、まず自分たち自身が知識や情報を深めていかなければなりません。
具体的には
その1:制度政策面。どこにどんな問題があり、それを解決するためにはこのような改革が必要だ、という内容。
その2:技術面。一つの方法だけでなく、太陽エネルギー(電池、熱)、水力、風力、バイオマス、地熱、燃料電池などの利用について、科学的に検証した結果、どんな組み合わせ、あるいはどの方法が日本に適合する方法なのかを示す内容。などを今回の講演学習会で深め、次回サミットに結び付けていきたいと思います。

<各テーマ発表について>
自分たちで現状について学習・聞き取り調査をして、自然エネルギーなどの個別分野に関する可能性・問題点などを調査して、当日5分~10分で発表します 
分野は、さしあたり以下のようにリストアップしました 
・太陽光と太陽熱 
・風力 
・水力 
・地熱 
・バイオマス 
・スマートグリットなど送配電関連 
・省エネルギー関連 
・太陽光や車など、発電・蓄電に使用する電池関連 
・お金と電気の正しい使い方 
・ロケットストーブなどの家庭用装置 

【参加申し込み】☆どなたでも参加できます
メール wakamesanriku@yahoo.co.jp  わかめの会
FAX 022-268-4042(仙台市市民活動サポートセンターLC6 わかめの会) 
氏  名   
男・女
 (   )才代  
所属団体              
連絡先 〒            
電話番号     
FAX           
e-mail                   
交流会    □参加する  □参加しない (@居酒屋弁慶)
宿泊     □宿泊する  □宿泊しない (@居酒屋弁慶 一人約2500円)
☆その他、主催者へのご質問、ご要望があれば、ご自由にお書きください

※賛同も受け付けております(公開可の方はその旨お書きください よろしくおねがいします) 
郵便振替 口座番号 02260-3-107616
加入者名 六ラプ東日本市民サミット世話人会


転載以上です。

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2010年2月16日 (火)

【NEWS】上関町議会議員選挙の結果が出ました(島民の会ブログより)/【日記】今日の日記

「上関原発を建てさせない祝島島民の会」ブログより転載します。
http://blog.shimabito.net/

2010.02.15 Monday
上関町議会議員選挙の結果が出ました
上関町議会議員選挙が本日2/14に投開票されました
議員定数は今回から2議席減って12名となり、立候補者は17名
上関原発計画への賛否は反対6名:推進11名で、当選は反対3名:推進9名でした
祝島から出馬し祝島島民の会が支援した清水、山根の2名の両議員は当選しましたが、この2名を含めて「原発を建てさせない上関町民の会」が支援した5名の候補者全体では残念ながら3名の当選に止まりました

詳しい選挙結果は、上述のブログに紹介されています。

以下は中国新聞のネット記事です。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201002150036.html

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以下は、日記的私見です。

このブログのコメント欄について、様々なご意見を頂きました。
ありがとうございます。

僕自身、なかなか自分のブログをチェックしたり更新する時間が取れず、情報を待っている方には申し訳ない事をしていると思います。自分自身、やりたい事、すべき事と出来る事のバランスが崩れていると感じています。
その間にコメント欄が予想以上に活性し、発信者であるはずの僕が皆さんからの投稿から学びを得ているというのも、不思議な感じがします。

山口賢人さんのおっしゃる通り、今の状況が(元々の)本意ではない事は事実です。
しかし、この状況が「望まないもの」であるかどうかというと、微妙です。

改善の余地はあるでしょう。
誠意をもった対応、迅速な応答、明確な意思表示、問題解決に向かう真摯な態度、
立場を問わず耳を傾ける姿勢、など、我が身を振り返るにつけ、未熟さを思い知ります。

今後の具体的な策として、、

僕自身が個人ひとりで発信を続ける限界・行き詰まりを感じていく中で、
並行するように地元関西の人達との深いつながりを感じられるようになり、
具体的な取り組みも始まっています。
近日中に関西に住む人達と協働してのブログが立ち上がります。

もう一つ、このブログのコメント欄で行われているような意見交換・情報交換を、
よりスムーズに行えるようなサイトの設立準備を進めています。
海外のSTACK OVERFLOWというサイトをモデルに、
3月~4月開設を目標に進めています。
『Stack Overflow』から学ぶ最近のコミュニティ構築術

これで万事オッケーというわけではありませんが、、
やってみないと分からないし学べないので、まずはひとつひとつ、よりよいと思えて自分に出来る事を、積み重ねてみます。


と同時に、、、、
やはり、当ブログのコメント欄はこのままの形で残したいと思っています。

特に昨年の9月以降、コメント欄を見たくない時期もありましたし、
あからさまな誹謗・中傷に対して腹が立つような事もありました。

しかし、同時に、怒りや悲しみや落胆を味わう事で、自分の内面に巣食う対立構造や、
異なる意見を持つ相手を否定・拒絶する自身の在り方を、まざまざと見せつけられました。

誰かを敵視したり、反対・賛成といった形で意見を異にする人達を、
拒絶したり、否定したりする構造が変わらなければ、本質的な問題解決は望むべくもありません。

対立では問題は解決しないし、対立を生み出す構造そのものが変わらなければいけないし、
そうしなければ、結局のところ、勝者を作り、敗者を作る事になってしまうと思うのです。

そういった意味では、とてもありがたい自己点検の機会を頂いたと思っています。

僕は、ブログの管理人として、あらゆるコメントを削除出来るし、編集も出来ます。
そして、事態をコントロールできる人間としての責任と危険性を思いました。

「マスメディアは嘘をつく。隠ぺいをする。情報を操作する。」と言います。
しかし実際は、誰しもがそれをしていると言えるでしょう。
意思や意図、理想や価値観を持っている以上、それは仕方のない事だとも思います。

であるならば、情報を受け取る時、発信する時、管理する時に、
どれだけ誠意を持ってそれを行えるかを、問い続けるしかないのだろう、と思います。

とはいえ、例えば投稿者名に実在の誰かの名前を使ったり、
「バカ」などといった誰かをさげすむような言葉や、アダルト用語を使ったり、
個人を攻撃するような表現などは、好ましくないでしょう。
そのようなコメントに対して、時に削除をする事もあるかもしれません。

しかし、何らかの真剣な意図のもとに情報や意見を提供している相手に対して、
その意見が自分と違うという事を理由に削除や編集は出来ません。

感情的な反応を越えて、相手の言葉から何が見えてくるか、言葉の奥にある望み、願い、価値観を、
どれだけ誠意を持って受け取れるか、相手から何を学べるのか。
そこをもう少し見つめたいと思います。

誤解を恐れずに言うならば、僕は推進派の敗北を意味する反対派の勝利は望みません。
きれいごとである事を承知で、あらゆる立場の人達が、幸せである未来を望みます。
あらゆる組織に属する人達が納得出来る仕組みが出来ていくことを望みます。

今も僕は電力会社のお世話になっているし、政府のお世話になっています。
想像を絶するきめ細かいインフラ整備をされている人たちの努力を、
僕は知らないし、もっと知るべき、感謝すべきと思います。

今こうやってパソコンで文字を打ち、インターネット回線を通じて情報を発信するためにも、
会った事のない沢山の人達の、途方もない尽力に支えられています。

と同時に、
例えば各電力会社が赤字決済を続けている状況や、
核燃料サイクルの根幹を支える再処理工場が事故で止まり続けている状況や、
溜まり続ける核廃棄物の行方が見えない状況は、誰にとっても望ましくないものではないでしょうか。

また、多数決で押し切られたとしても、
ある意見を持つ者が「少数派」と位置付けられたとしても、
その一部の誰かが悲しみ、苦しむ事が前提となって事業が進むことを、誰も望まないのではないでしょうか。

反対派、推進派、と分かれて考えて辿りつく答の、その先の解決策が求められていると思います。

そして、行き詰まりが目に見えている今こそ、立ち止まって考えるべき時ではないかと思います。

上関や玄海町や伊方や浜岡や六ケ所などの地域、各電力会社、各業者レベルでは判断しきれない事もあるでしょう。
一部の人間の努力だけでは舵を切りなおすことに無理がある状況は、
エネルギー政策が国策である事も大きく影響していると思いますし、
この状況を見直すための当事者が司法・立法・行政・メディア、
そして国民全体の中で増えていく事と、話し合いのテーブルが増えていく事が大切であると感じます。

今の社会を支えている全てに感謝して、
そのすべてを支えてきたすべての人達の基本的ニーズが満たされるような未来を描きたいです。

今回の選挙の内容に限らず、情報を受け取る時に、人を「推進派」「反対派」と分けてみたり、
反対したり推進したりするところで思考が停止してしまう事の危うさを思います。

コメント欄については、何はともあれ、せっかく出会った一人一人とさよならするのはなかなか寂しいものです。
ただし、もし僕のブログを炎上させたり、僕自身が情報を発信したり何らかの活動をする事を阻止するためにコメントを書くつもりの人がいらっしゃいましたら、それは諦めてほしいと思います。

相手を育てるため、鍛えるための批判、共によりより未来を作るための意見は大切なものだと思いますが、
相手をイヤな気持ちにさせたり、表現の意志を押さえつけるような発言は、不毛なものであると考えます。
本気で問題解決を願う人の意志は、そう簡単に折れるものではないでしょう。

繰り返し引き合いに出して恐縮ですが、山口賢人さんがおっしゃる通り、
本当のコミュニケーションの現場は、あくまでもリアルな世界の中にあるべきだと思います。

僕のブログについても、僕自身は逃げも隠れも出来ませんが、
コメントを下さる方々ひとりひとりがどこにいて、いつ現れていつ消えるかも分からない中で、
お互いが相手に敬意を払いながら発言をするという事は、非常に難しい事でもあるでしょう。

相手が泣いているのか、怒っているのか、悲しんでいるのか、喜んでいるのか、
その様子を、表情を、息遣いを、感じ取れるくらいの距離感を意識しながら語らう事は、とても難しい事と思います。
少なくとも、ルールを作る事は難しく、お互いのモラルを信頼するしかありません。

僕自身、ネットの世界の中での議論は不可能ではないかと思っていますし、ネット上でひとつの答を出す事も難しいでしょう。
お互いを知る事、学びを得る事、が可能というところが精いっぱいではないかと思います。

リアルな世界の中での直接対話の機会。
残念ながら、今の時点では、そのような機会は非常に少ないように思います。
その原因がどこにあるのかは分かりません。

ただ一つ思うのは、ネットの世界の中での対話が進む中で、
「会って話をする必要がある」「今ならそれが出来る」
という雰囲気が生まれ、育っていく事はありえると思います。

そのためのきっかけを、このブログで作っていくなどというおこがましい事は考えていませんが、
そこに辿りつくためのチャンスをつぶすような事はしたくないと思っています。

僕は、上関が玄海や浜岡が原発現地というよりも、日本列島全体が原発現地であると感じています。

どこかに当事者がいて、彼らを放っておくわけにはいかない、ということではなく、
自分自身が当事者性を失っていたにすぎないのだと思っています。

祝島島民の方々に対して「一次産業でやっていく事は難しい」と言った方がいると聞きましたが、
僕達は一次産業の賜物としての農産物・海産物がなければ生きていけません。
また、それらを提供してくださる方々の生活、願い、想い、基本的ニーズを理解し、守ることは、
当然のごとく大切な事であるでしょう。

僕達を生かし、支えてくれているひとりひとり、ひとつひとつの地域は、
乳を飲ませ、育ててくれている父母・家族のようなものです。

もちろんそれは、電力会社、政府、地方自治体、あらゆる産業を支えるひとりひとりに対しても言える事でしょうし、
海や風、空や木、この環境を支えるすべての生命に対しても言える事でしょう。

つながるすべてに対する敬意と感謝と共に、
お互いが幸せでいられるために、見直すべき計画・仕組みは見直していくべきだし、
立ち止まるべき時には立ち止まることが必要であると考えます。

家族全体が幸せに暮らしていくにはどうしたらいいのか。
自身に深く問いながら、語らいを続けながら、その道を探していけたらと思います。

途方もない希望、抽象的で実現する可能性の少ないきれいごとかもしれませんし、
そんな抽象的な事を言っている場合ではないのかもしれませんが、そのような未来を願ってやみません。

すべての命が平穏と平和を感じながら生きられる世界がたち現れる事を願います。

冨田貴史 拝

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2010年2月 3日 (水)

【NEWS】ぶんぶんニュースVol.15(「ミツバチの羽音と地球の回転」制作チームより)

2010年5月公開予定の映画「ミツバチの羽音と地球の回転」制作チームからのメールニュースを紹介します。

http://888earth.net/news/2010/02/vol15from.html#more

◎ほぼ満月に配信 ぶんぶんニュースVol.15   
★*888━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新作ドキュメンタリー
私たちの未来を求めて旅するカメラ
 
        映画「ミツバチの羽音と地球の回転」
            http://888earth.net/
            2010年春公開予定!
                               
                             鎌仲ひとみ監督
                             制作・グループ現代
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━earth*★

冬から春にむけて、季節の移り変わりが感じられるこの頃。
いよいよ映画は4月の完成、そして公開にむけて動き始めています。
ぶんぶんニュースVol.15をお届けします。

*contents**
◆「ミツバチの羽音と地球の回転」自主上映会、受付スタート!
*人と地域とつながる自主上映会をしよう!
◆上関原発最新情報
*供託中の漁業補償金の引出しについて、反対多数で否決
*にほんの里から世界の里へ@石川
◆鎌仲監督講演会、上映会情報、関連イベントいろいろ 
*2/3~2/5「ヒバクシャ」劇場上映@フォーラム山形
◆編集後記
ハイチ地震について

◆「ミツバチの羽音と地球の回転」自主上映会、受付スタート!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼映画「ミツバチの羽音と地球の回転」は
2010年4月の完成を目指して、現在スタッフ一丸となり
追い込みの編集作業に入りました。

*鎌仲監督のメッセージはこちらをご覧ください。
◎新年のご挨拶
http://888earth.net/staffblog/2010/01/post-39.html
◎「ぶんぶん通信no.3」に寄せて
http://888earth.net/news/2009/12/no3122.html

5月末には都内で完成のお披露目上映会を開催、
6月より全国で自主上映会がスタートし、
秋には劇場公開を予定しております。

▼人と地域とつながる自主上映会をしよう!
上映会の手引き、自主上映会申込書が完成しました!
こちらからダウンロードが可能です。
*上映会の手引き:http://888earth.net/guidance.html
*自主上映会申込書:http://888earth.net/images/888moushikomi.pdf

これまで「ヒバクシャ-世界の終わりに」、
「六ヶ所村ラプソディー」、「ぶんぶん通信」を
全国各地で上映してくださった方たちとつながりながら
1人でも多くの方に映画を観ていただきたい。
この作品を皆様と一緒に全国各地に広め
持続可能を目指す地域の力にしていきたい。

皆様の期待に応えられるよう
スタッフ一同全力で取り組んでまいりますので
どうぞよろしくお願い致します。

◆上関原発最新情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼供託中の漁業補償金の引出しについて、反対多数で否決(2010/1/29)
http://888earth.net/staffblog/2010/01/post-45.html


▼3月までに100万筆!署名、引き続き集めています。
署名用紙はこちら:http://blog.shimabito.net/?cid=41503
【祝島島民の会ブログ】http://blog.shimabito.net/


▼上関町議選がスタート!
2/9(火)告示、14日(日)が投票日。
【選挙:上関町議選 
立候補説明会、17陣営が出席-来月14日投票 /山口】(2010/1/27 毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20100127ddlk35010377000c.html
東京では応援のためのトーク&上映会が開催!
*2/12(金)がんばれ祝島!守れ田ノ浦!
レクチャートーク&ぶんぶん:今日は1日「上関原発」三昧
【CNIC】http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=875
【長島の自然を守る会】http://green.ap.teacup.com/sunameri/


▼2/6(土) にほんの里から世界の里へ@石川
http://888earth.net/staffblog/2010/02/100.html
人々の暮らしによって育まれてきた
すこやかで美しい里を100カ所選ぶ
「にほんの里100選」に、山口県祝島が選ばれました。
「祝島フォト情報」の橋部さんが祝島の報告をされます。
http://www.iwai-island.jp/


▼ぶんぶん通信♪関西あちこち上映ツアー!
http://888earth.net/staffblog/2010/01/post-44.html
ツアー参加上映会・連携イベント・協賛 大募集!
http://sites.google.com/site/achibun/


▼NANA ~足もとの平和と自然保護をねがう
 山口県の女性7人グループ~の活動など
http://888earth.net/staffblog/2010/01/post-42.html
【NANA】http://www.77woman.com/


▼DAYS JAPAN編集長広河隆一さんの報告会です。
2/13(土)@静岡、2/14(日)@三重・午前 @名古屋・午後
<祝島-上関原発建設を拒否する人々>
詳細はこちら:http://daysjapanblog.seesaa.net/
【DAYS JAPAN】http://www.daysjapan.net/


▼昨年8月、祝島へ合宿に訪れた
DAYS JAPANフォトジャーナリストスクール生による写真展が開催!
*2/10(水)~2/15(月) 11:30~
『 写真展 守るべきもの 祝島 』@東京・国分寺カフェスロー ギャラリー
【D-Light】http://panda2009.exblog.jp/
【カフェスロー】http://www.cafeslow.com/


▼制作staffブログ、更新してます。
【上関原発最新情報】http://888earth.net/staffblog/cat19/

◆鎌仲監督講演会、上映会情報、関連イベントいろいろ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼3ヶ月連続上映企画です☆
ライブハウスで上映会+鎌仲監督トーク
2/7(日)「ぶんぶん通信no.1」上映会@東京・代官山
11:30 開場 12:00 上映
上映後、鎌仲監督×小澤氏(ライブハウスオーナー・山口出身)トーク
【晴れたら空に豆まいて】http://www.mameromantic.com/


▼2/14(日)鎌仲監督レクチャー
「瀬戸内-日本海-映像発信 ~地域を守る・作る映像の役割」
*開催中:1月16日(土)~2月28日(日)
鎌仲監督、生まれ故郷でexhibition
「旅するカメラ-現在進行形
バリ-NY-イラク-六ヶ所村-スウェーデン-祝島」
【BLOG himming】http://himming2008.jugem.jp/
【アートNPOヒミング】http://www.himming.jp/


▼2/3(水)~2/5(金)
「ヒバクシャ」×JIM-NET×フォーラム山形上映会開催!
モーニングとレイトショーの1日2回上映。
山形在住のご友人、ご家族の方にお知らせください。

10万個がまもなく完売☆地元TVやラジオで紹介!
チョコ基金付!映画チケットを発売!イラクの子どもたちの医療費になります。
【主催】JIM-NET チョコ基金 限りなき義理の愛大作戦2010
http://www.jim-net.net/index.html
【フォーラム山形】http://forum-movie.net/yamagata/pc/events/100203.html


▼2/13(土)@東京・国分寺 カフェスロー
1/23(日)は熱いセッションが繰り広げられました。
次回はワールドカフェ!参加者全員でお茶会です。
子育てママがうれしい託児付!
Connected cafe 僕らは何ができるだろう
「ヒバクってなに? ―いのちを未来につなげよう」
【主催】http://connectedcafe.org/

◆編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼ハイチ地震のニュースをインターネットで見て
自分には何ができるだろうと考えていたところ、greenzの記事に励まされ
今日もハチドリのように、わたしにできることをしていこうと思いました。
【ハイチの人たちを助けたい!そんな気持ちを届けられるサイト集めました】
from greenz.jp http://greenz.jp/2010/01/18/haiti_charity/

▼2/1(月)より、「ミツバチ」へご支援いただいた方々や
これまで自主上映会を開いてくださった方々へ
上映会手引きの発送を行っていきます。
「ミツバチ」ぶんぶん隊の皆さんにお手伝いいただきます。
経過報告はスタッフブログにてお知らせいたします♪


★*888-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
このメールニュースは転送/転載大歓迎です。
ぶんぶんとみなさんのネットワークで広めてください。

新作撮影中!2010年春公開
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」
WEB:http://888earth.net/
MAIL:888earth@g-gendai.co.jp

鎌仲監督、つぶやいてます。
◎twitterはじめました!:http://twitter.com/kama38
◎mixi公式コミュ:http://mixi.jp/view_community.pl?id=4189119
◎ブログ更新中:http://888earth.net/staffblog/

「ミツバチ」制作プロジェクト
メールニュース担当:藤井、小原
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-11-13
トラスト新宿ビル4F ㈱グループ現代
Tel: 03-3341-2863 Fax:03-3341-2874
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