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2010年3月27日 (土)

【NEWS】続・エネルギー基本計画見直しに関するご意見の受付について(経産省)

前々回に投稿した記事の続きです。

・前々回の記事:「エネルギー基本計画見直しに関するご意見の受付について(経済産業省より)」

2月28日〆切で意見を集めていました。
この記事内容に対してコメントを下さったtweedleさんから、その後の情報を頂きました。
ありがとうございます。

経産省のページを見ると、全国から寄せられた意見は123者からだそうで、、とても少ないと感じました。

この間に行われたヒアリングの結果、意見公募の結果、今後の資源エネルギー政策の基本的方向が、
同じく経産省のホームページに公開されています。
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/data/g100324bj.html

そして改めて、エネルギー基本計画見直しの検討に当たっての意見公募が始まりました。
今回の〆切は4月7日18時です。

以下、tweedleさんがコメント欄にてご紹介くださった内容を、改めて引用させて頂きます。
(このような形でコメント欄に掲載された情報を本文で紹介する事に問題がありましたらお知らせください)

以下、引用です。

総合資源エネルギー調査会 総合部会 基本計画委員会の第2回会合が昨日開催され、エネルギー基本計画見直しの基本方針が提示されました。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E0E6E2E1938DE0E6E2E0E0E2E3E29797E0E2E2E3
『日本のエネルギー自給率は原発を含め18%にとどまる。主要国の平均は約7割で開きは大きい。日本は資源が乏しいこともあり、政府や企業が海外で持つ資源権益を含めた新たな「自主エネルギー比率」を設け、これを現在の38%から約7割に引き上げる目標を設定した。
原発は20年までに8基増設するが、30年までは「さらなる原発の増設」との表現にとどめた。今後、現行計画の14基以上の目標を明記することを検討する。現在6割程度の稼働率についても、20年には85%、30年は「世界最高水準の利用率」に引き上げる。90%程度を想定しているという。』

これを受け、改めて「ご意見の受付」(平成22年4月7日18:00必着)が行われています。
http://www.meti.go.jp/topic/data/100324aj.html

前回の意見募集の結果も公開されました。
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/data/g100324bj.html

引用以上です。

僕自身、今回の(2月28日〆切の)パブコメ提出のために各種の資料を読む事で、
原子力の是非に限らない全体的なエネルギー計画とその議論全体を見渡す事が出来ただけでも、
有意義な機会であったと思っています。

今回の意見公募の対象になっている「「エネルギー基本計画」見直し骨子」や「今後の資源エネルギー政策の基本的方向について」などを取り上げた読み合わせ会なども、どんどん開いていきたいですね。

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コメント

この記事へのコメントとしては脈絡がありませんが、以下の記事がありました。
皆さん御承知でしょうけれど、あえて載せさせてください。

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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100330-OYT1T00911.htm

社内規定に反し123件点検漏れ…島根原発

中国電力(本社・広島市、山下隆社長)は30日、島根県松江市の島根原子力発電所1号機(出力46万キロ・ワット)と2号機(同82万キロ・ワット)で、定期点検の際、社内規定にある分解や交換をしていなかった機器が123件みつかったと発表した。

 国による検査の対象外だが、1974年の1号機の運転開始以来、一度も分解や交換がされていない可能性がある機器もあるという。報告を受けた経済産業省原子力安全・保安院は、同原発の機器の再点検と、再発防止策の報告を指示した。

 点検漏れがみつかったのは、原子炉の非常系統にある蒸気弁やヒューズなどの部品で、1号機74件、2号機49件。消耗品の定期的な交換など、同社が自主的な点検項目に定めていた。

 点検担当者が、正常に動けば分解や交換の必要がないと誤解した可能性があると同社はみている。管理部門が、現場の報告書を確認することなく、正規の点検が完了したとして点検表に記載していた。

 昨年6月、1号機の定期点検中に、蒸気弁を動かすモーターが交換されていない事実が判明。1、2号機あわせて約7万件の点検項目のうち、安全上とくに重要な約1万2600件を調査し、大量の点検漏れが見つかった。

(2010年3月30日21時06分 読売新聞)

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エネルギー基本計画見直しの検討に当たっての意見公募、資料にユックリと目を通して、国民の一人としての素直な意見を返したいと思います。

投稿: カメゴン | 2010年3月31日 (水) 01時11分

朝日新聞系の報道も出ました。
やや内容が異なるようです。

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http://www.asahi.com/national/update/0330/OSK201003300209.html

島根原発、検査漏れ123件 点検・交換記録ないものも

2010年3月31日1時1分 asahi.com

 中国電力は30日、島根原発1号機と2号機(松江市鹿島町)で、定期検査で実施したことになっていた機器の交換や点検について、実際には実施されていなかったものが計123件あったと発表した。1号機では、大事故の際に炉心に水を注入する緊急炉心冷却システムにかかわる機器も含まれていた。同社は31日に1号機を停止する。経済産業省原子力安全・保安院は「保守管理と定期検査が適切に実施されていないことは遺憾」として、同社に対し定期検査中の2号機と合わせて再点検を指示した。
 同社によると、機器の中には1974年の1号機の運転開始以来、点検・交換記録がまったく残っていないものもあった。同社は「意図的なものとは考えておらず、原子炉の安全性にも問題はないことを確認した」としている。
 同社が開いた今年1月の問題事案の検討会で、1号機の原子炉格納容器に水を注入する機械の隔離弁を動かすモーターが、2006年9月~07年4月の定期検査で新品に取り換えて検査したことになっていたのに、実際には交換されていなかったことが確認された。
 定期検査の際、交換されるはずだったモーターが交換できず、そのことが作業担当部署から検査計画を管理する部署に連絡されなかったため、「交換された」として記録されたのが点検から漏れた原因という。
 このため、1、2号機について緊急時に使う装置など「重要度の高い設備」(同社)を調べ直し、このモーターに加えて、弁の分解やヒューズの取り換えなど、計123件(1号機74件、2号機49件)の点検が未実施だったことが明らかになった。さらに重要度で四つに分けると、最重要クラスは57件。
 モーター以外の機器については、点検の計画表を作る際、過去の点検日時などを誤って入力するなどしていたという。
 モーターの検査漏れは、昨年6月に担当部署が把握していたが、社内の検討会に報告したのは今年1月だった。同社は「認識に甘さがあった」としている。
 同社は30日、保安院と島根県、松江市に点検の不備を報告。保安院は同社の管理体制と未点検の機器がほかにないかどうか、電気事業法などに基づいて4月末までに報告するよう求めた。(大野正智、小堀龍之)

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以上。

投稿: カメゴン | 2010年3月31日 (水) 01時44分

前後してすいません。
止めることになったようです。

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http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010033001241

ずさん定検で運転停止へ=島根原発、100超点検漏れ-30年以上未点検個所も?(時事ドットコム)

 中国電力島根原発1、2号機(松江市)で、定期検査項目のうち、少なくとも123件で点検漏れがあったとして、同社は30日、運転中の1号機を手動停止し、未点検個所の再点検を行うと発表した。定検中の2号機についても同様に確認する。
 経済産業省原子力安全・保安院によると、点検漏れが原因で稼働中の原発の運転を止めるのは初めて。
 中国電によると、1月下旬に原子炉格納容器内の圧力調整弁を動かす電動機が、点検期間を大幅に超過していたことがメーカーからの連絡で発覚。定検中の2号機を含め、同様の点検漏れを調査したところ、ボルトナットの交換や弁の分解点検など、これまでに計123カ所の未点検個所が判明した。
 島根原発では1号機は28回、2号機は16回の定期検査が行われている。点検を終えたかどうかを確認する際、未点検と確認されたものだけ連絡する体制を取っており、連絡がなければ点検したものとみなしていたため、チェック機能が働いていなかった。
 中には、1974年の運転開始以来チェックの形跡がなく、最悪の場合、30年以上未点検だった可能性も否定できない個所もあるという。(2010/03/30-23:56)

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以上。

投稿: カメゴン | 2010年3月31日 (水) 02時01分

島根1号機の停止はasahi.comでも述べられていました。ゴメンナサイ。

中電は不足分の電力を石炭で賄うために一日当たり一億円程度の支出増加になるとか。
CO2の排出もその分増えますね…。

投稿: カメゴン | 2010年3月31日 (水) 02時18分

なんともわかりくい事件ですね

(1)定期点検で交換予定の部品が何かの事情で交換できなかった場合、「不適合管理検討会」にかけて対策を審議している
(2)審議の中で、品質マネジメントシステムに基づいて健全性評価を行い,原子炉施設の安全性を確認し、健全性に問題がなければ継続利用するが、問題があれば継続利用しない

ここまではよく読めばわかるのですが、

(a)本来、定期点検すべき箇所を誰も定期点検の対象箇所として認識しておらず、建設時のまま継続利用していたのが発覚
(b)最近の定期点検で交換できなかったものを「不適合検討会」にかけるのが漏れており、健全性評価をせずに継続利用しているにもかかわらず、帳簿上は点検交換済みとして処理していたのが発覚
(c)最近の定期点検で交換できなかったものを「不適合検討会」にかけて、健全性評価の結果に問題がないため継続利用したが、帳簿上誤って「交換したこと」で処理されていたのが発覚

一体「123件の点検もれ」というのが、(a)(b)(c)のどれをさしているかというのがまったく読み取れませんよねえ
これを一般の人に理解できるよう説明しなくては、いくら「安全性には問題ない」と言っても、にわかには信じてもらえないでしょう

島根原子力発電所1号機の自主的な点検に伴う原子炉手動停止について
http://www.energia.co.jp/atom/press09/p100330-3.html

当社は,島根原子力発電所1号機第28回定期検査(平成21年5月〜平成21年10月)の後に行った「不適合管理検討会(注1)」(平成22年1月22日開催)において,「点検計画表(注2)」上では第26回定期検査で点検したこととなっていた「高圧注水系蒸気外側隔離弁の駆動用電動機」が,実際には点検されておらず,当該機器を自ら定めた点検期間を超過して使用していたことについて,不適合事象にあたるものと判定いたしました。
その後,他にも同様の事象がないか,島根原子力発電所1,2号機の機器を調査する中で,優先して重要度の高い設備(注3)について至近の点検実績を調査したところ,弁の分解やヒューズの取替えなど,当該電動機も含め合計123件(1号機74件,2号機49件)の機器について,自ら定めた点検計画どおりに点検されていないことを確認しました。
今回判明した事象の機器を含む設備のうち,現在運転中の島根原子力発電所1号機の設備については,品質マネジメントシステム(注4)における不適合管理に基づき,健全性評価を行い,原子炉施設の安全性に問題ないことを確認しましたが,当社としては,自主的に,1号機の運転を停止し改めて点検を実施することとしました。また,現在第16回定期検査で停止中の島根原子力発電所2号機の設備についても,同様に点検を実施します。
今後,3月31日10時に島根原子力発電所1号機の出力降下を開始し,同日中に発電を停止します。
また,島根原子力発電所1,2号機の自主的な点検と並行して,今後,早急に本事象の原因分析を行うとともに,再発防止対策を検討し,実施します。
本件については,本日,経済産業省原子力安全・保安院に報告し,島根県と松江市に連絡しています。

当社としましては,このたび判明した事象を非常に重く受け止めており,また,地元の皆さまをはじめ,多くの関係者の方々にご心配をお掛けしたことについて,誠に申し訳なく,深くお詫び申し上げます。

【今回判明した事象の推定原因】
機器の点検については,管理主管課が管理する「点検計画表」に従い設備主管課が点検工事を実施していますが,計画の変更があった場合のみ,設備主管課がその内容を管理主管課に連絡することにより実績管理を行っています。

今回の事象が発生した主な要因として,部品が取替えできなかったことなどの理由で計画された点検を実施しなかった場合の設備主管課から管理主管課への連絡手続きが不十分であったこと,また,「点検計画表」による管理に移行する際,過去の点検履歴を点検計画表に誤って入力したことなどによるものと推定しています。

(注1)不適合管理検討会
 不適合管理とは,業務プロセスの要求事項や機器・設備に求められる要求事項(機能)を満たしていない状態が発生した場合に,これが放置されることを防ぐため,他の正常な状態と区別して管理すること。
不適合に対しては,継続使用をしない場合と健全性を確認して継続使用する場合がある。
原子炉施設保安規定に基づく社内規程に定める不適合管理検討会は,不適合か否かの判定,グレードの選定や処置内容に迷う場合,検討会を必要の都度開催し,その内容について協議するもので,年間約30回開催されている。

(注2)点検計画表
 島根原子力発電所の発電設備に対して,当社が定めた点検内容,点検頻度,点検実施時期および点検実績,定期事業者検査の有無を記載する表。
原子炉施設保安規定に基づく社内規程に基づいて作成され,島根1号機は平成18年4月,島根2号機は平成17年10月に制定した。

(注3)重要度の高い設備
 「発電用軽水型原子炉施設の安全機能の重要度分類に関する審査指針(平成2年8月30日原子力安全委員会決定)」におけるクラス1および2に分類される機能を有する系統の構成設備。

(注4)品質マネジメントシステム
 ISO9001 (品質保証のための国際標準モデル)を原子力に適用した規格JEAC4111に基づく,原子力安全を確実にするためのシステム。経営者が方針・目標を掲げ,必要な資源(人材・予算)等を確保して,原子力安全確保のための業務を確実に実施し,実施した活動を監視・分析・評価して改善する仕組みを定めているもの

検査手順書などにミス百件 中国電力島根原発
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040201000976.html

 定期検査で123件の点検漏れや部品の交換漏れが発覚した中国電力島根原発(松江市)で、2006年に1号機の検査に使った計画表や作業手順書に計100件の記載漏れや入力ミスが指摘されていたことが2日、分かった。
 中国電力は「実際の検査は正しく実施され、安全性に問題はなかった」としているが、ミスがあった書類には今回の点検漏れの原因になった計画表も含まれていた。複数の電力関係者は「1回の検査で100件は多すぎる」「きちんと調べていれば、点検漏れも見つかったのではないか」と指摘している。
 中国電力によると、ミスが見つかったのは国の定期検査の期間中に、事業者が独自に実施する「定期事業者検査」で使った計画表など。電力会社の検査体制を審査する独立行政法人原子力安全基盤機構(東京)の指摘で発覚した。
 制御棒駆動機構の分解点検では、点検位置が計画表と手順書で食い違っていた。
                                          2010/04/02 22:12 【共同通信】

投稿: まろ | 2010年4月 2日 (金) 23時48分

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