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2011年2月25日 (金)

上関関連の新聞記事

この数日の上関の状況を報じている新聞記事を紹介します。

◎毎日新聞

上関原発建設計画:海岸騒然、双方もみ合い 反対派の2人けが /山口
2011.2.24
中国電力による上関町での原発建設計画を巡り、建設予定地の海岸では23日も、反対派と中電の作業員や警備員が激しいもみあいになり、反対派の2人がけがをして、救急搬送された。中電側が安全柵の設置工事を試み、反対派ともみ合いになった際、同町祝島の女性(69)と愛媛県から来た造園業の男性(49)がけがをした。女性は、鉄製パイプの取り付けに座り込んで抗議した際、パイプを持って倒れ込んだ複数の警備員に、のしかかられたという。駆けつけた医師によると、胸や腹部を圧迫され意識レベルが低下した。近くにいた祝島の女性(68)は「気絶して顔が真っ白になっていた」と証言した。造園業の男性も警備員に乗られ、腰などを打撲したという。
海岸は騒然となり、反対派の怒号が飛び交った。上関原発を建てさせない祝島島民の会の山戸貞夫代表は「原因究明まで作業は中止すべきだ。最終的な責任は中電にある。けが人が出ても誰も出てこないし、こんな無責任な会社はない」と非難。中電は「妨害行為に伴い、けが人が出たのは遺憾。施行区域への立入禁止は安全のために順守してほしい」とのコメントを出した。
23日の作業は、海岸では警備員や作業員が400人出たが、反対派とにらみあい、安全柵の設置はできず、午後4時ごろ作業は終了した。海上では、予定地南側で岩石を投入したが、北側では反対派漁船の抗議で作業はできなかった。中電側は24日も作業を続けたいと説明している。〔山口版〕毎日新聞 2011年2月24日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110224ddlk35040370000c.html

◎産経新聞

もみ合いで反対派2人けが 山口、上関原発建設予定地
2011.2.23 19:25
山口県上関町の上関原発予定地の陸地部分で23日、中国電力(広島市)の整備作業を阻止しようとした反対派住民らと警備員が衝突。一時もみ合いになり、反対派の男女が負傷して病院に運ばれた。反対派住民が明らかにした。けがをしたのは上関町の無職の女性(69)と愛媛県の造園業の男性(49)。県警柳井署員が、双方から事情を聴いた。
中国電力は21日から抗議活動により中断していた海面埋め立て工事を約1年3カ月ぶりに再開。反対派の座り込み活動などで、混乱が続いている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110223/crm11022319250019-n1.htm

上関原発近隣自治体 交付金配分額を決定 山口県
2011.2.25 02:03
中国電力が山口県上関町進めている原子力発電所の建設計画に伴い、山口県は24日、予定地の近隣自治体が受け取れる「電源立地地域対策交付金」の配分額を決めた。施設着工時から運転開始5年後までの間に、同県を通じて国から交付される。
配分額は、柳井市=23億1860万円▽平生町=21億5607万円▽田布施町=15億6797万円▽光市=14億2760万円▽周防大島町=11億7966万円。予定地との距離や上関町との経済的なつながりなどを考慮して決定した。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110225/ymc11022502030001-n1.htm

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