■グリーン・アクション メールマガジン
http://www.greenaction-japan.org/
2011年4月12日発行
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第25号
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■目次
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01………………… アイリーン・スミスの報告
02………………… 緊急署名のお願い
03………………… 4・9緊急大阪集会決議
04………………… Fukushima Updateから
05………………… グリーン・カフェ(ゆきんこ)
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■アイリーン・スミスの報告
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グリーン・アクション代表のスミスより、
海外から直接寄せられた情報について、ご報告とメッセージががございます。
どうぞご一読ください。
<アイリーンの報告>
2011年4月9日 (スミス)
4・9緊急大阪集会:周辺住民の避難拡大!脱原発への転換を!
この間、フランスのACRO*もCRIIRAD**も「福島県の皆さま、市民がサンプルを
送ってくれれば直ちに調べる」と言ってくれ、ワシントンのNIRS***は11日直後に
放射線測定モニターを送れると連絡してくれ、米国側で資金を集め、FedExで東京まで
モニター5台を送ってくれました。さらに5台追加を送っています。
Beyond NuclearのKevin
Kamps達も夜昼寝ずに今回の惨事に対応しています。
フランス?イギリス?アメリカ?ドイツ?日本で作っているNGO網は24時間情報交換し、
これから何をするべきかも議論しています。
またボランティア翻訳チームも立ち上がり、日本語の文章を投げれば、
英訳にして返してくれています。
アメリカ、また海外では夜も昼も福島原発クライシスを報じています。
米国各地、オーストラリア、カナダ、ヨーロッパ各国、イラン、ロシアなどの
ラジオ?テレビ局から聞かれることは:
・日本政府が日本の市民に情報を出していないことについて市民はどう思っているのか?
・日本政府は何故海外の協力をもっと求めないのか。
・電力会社と政府の癒着・天下りについて具体的に報じたい。情報が欲しい。
・日本では内部被曝の問題を何故もっと取り上げないのか?
・日本の反原発運動の話はあまり聞かない。どのような運動があるのか教えて欲しい。
今まで地震のことなど、日本の原発の安全性について、政府と東電などの電力会社の癒着
関係の問題などに取り組んできた地元の方、市民運動の方にインタビューしたい。
連絡先を教えて下さい。
3月28日の要望書を応援する国際署名をFukushima
Updatesのサイトで1週間前に始め
ました。海外の皆さまは素早い反応をしてくれました。
ウェブサイトには直ちに4000ヒットでパンクし、応援の気持の受け皿が足りない
状態になりました。コメントもいっぱい来ています。
日本が脱原発を決定し、エネルギー政策を変えたらどんなに大きく海外に影響するか!
と多くの皆さま、そして多くの海外マスコミに言われています。
日本の市民のこれからの取り組みは日本だけのことではありません。
世界に影響することです。
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*ACRO(Association pour le Contr?le de la Radioactivit? de l'Ouest)
**CRIIRAD(Commission de Recherche et d'Information Ind?pendantes sur
la Radioactivit?)
***NIRS(Nuclear Information Resource Services)
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■緊急署名のお願い
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3月28日から始まりました、国への8項目の要望書への署名は、
4月10日に第一次集約の締め切りでした。
皆様のからご協力いただきましたおかげで、
・ネット署名が約3,300
・団体署名が約150
集まりました。
これ以外に紙の署名があるのですが、まだ集約できていません。
集約でき次第またご報告いたします。
★なお、最終集約期限は、4月15日(金)です。
今、福島原発周辺の住民の安全を守るために、
もっとも大切な、そしてもっとも早急になされるべきこと8項目を、
菅首相に要望しております。
全国の皆様の声を国に伝えましょう。
○日本のは署名は、美浜の会から入ってください。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/signature110328/signature110328_1.htm
どうぞよろしくお願い申し上げます。
一方、国際署名もたくさん集まっています。
4月12日現在で、3365の署名が集まりました。
署名のサイトには、たくさんのメッセージも寄せられています。
どうぞご覧ください。
○アドレスはこちらです。
http://fukushima.greenaction-japan.org/petition/
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■4.9緊急大阪集会決議
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4月9日(土)に大阪で行われました、緊急大阪集会では、
以下のことが決議され、その文書は、当日官邸へFAXで送られました。
決議文書タイトル:「政府は、福島第一原発の大事故の責任をとり、
すべての原発を廃炉にすると速やかに決定すること」
[1]脱原発に転換すること
すべての原発の運転を直ちに中止すること。全ての新規立地・増設計画を白紙撤回すること。
原子力から撤退し、自然エネルギーに転換すること。
[2]避難区域の拡大、被ばく管理、生活補償を行うこと
1.避難を求める自治体に対しては、政府がその実施を保証すること。
周辺住民の避難区域を拡大すること。とりわけ放射能汚染の高い地域と、妊婦、乳幼児、
学童及び生徒の避難措置を早急に実施すること。
2.周辺住民、農業・酪農・漁業従事者の生活補償を行うこと。
3.住民の被ばく調査をていねいに実施し、長期に渡る健康管理を行うこと。
被ばくに対する補償を行うこと。
4.高線量下で働く労働者の被ばく管理・安全管理・健康管理を徹底すること。
被ばくに対して補償すること。
2011年4月11日
周辺住民の避難拡大!脱原発への転換を!4・9緊急大阪集会参加者一同
○決議文書は、グリーン・アクションのHPでご覧ください。
http://www.greenaction-japan.org/modules/wordpress/index.php?p=483
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■Fukushima Update から
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日本のジャーナリスト Tetsuo
Jimbo氏が、4月2日(土)に避難区域に入り、
ビデオレポートを作りました。約12分ほどですが、
非常に印象に残る映像になっております。どうぞご覧ください。
○アドレスは、こちらです。
http://fukushima.greenaction-japan.org/
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PR:グリーン・アクションでは、サポーターを募集しています。
是非、サポーターになってください。よろしくお願いします。?詳細はこちら:
http://www.greenaction-japan.org/modules/japanese/index.php?id=12
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■グリーン・カフェ(ゆきんこ)
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4月5日ISEP(環境エネルギー研究所 所長 飯田哲也)が、
3.11後の戦略ペーパー
「3.11後の原子力・エネルギー政策の方向性:二度と悲劇を繰り返さないために」を
発表しています。
http://www.isep.or.jp/images/press/ISEP_StrategyNo2.pdf
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皆様の暖かいご支援により、グリーン・アクションは活動できております。
ここに改めて御礼を申し上げます。
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